宇宙の戦士 新訳版 の商品レビュー
米大統領選挙も近付いていますが、この本は、投票に行かない理由を与えてくれたものですww(半ばこじつけですが) 軍歴を経た者のみに参政権が与えられる世界。その国のために命をかけて行動したものだけが、政治に参加できる権利があるということなのでしょう。 兵役が必要とは思いませんが、...
米大統領選挙も近付いていますが、この本は、投票に行かない理由を与えてくれたものですww(半ばこじつけですが) 軍歴を経た者のみに参政権が与えられる世界。その国のために命をかけて行動したものだけが、政治に参加できる権利があるということなのでしょう。 兵役が必要とは思いませんが、国のために行動したこともないし、投票する権利や政治批判する権利はないかなとか思って、ここ何年も選挙には行っていません(*/∀\*) 有名フレーズ 「暴力こそが歴史上、他の何にもましてより多くの問題を解決してきた」
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ハインラインの有名作のひとつ、本作はミリタリーsfの枠に収まらないぐらい人間の道徳についても書かれていた。そのなかでも暴力と人々の間にある世界のあり方についてデュポン先生が言及されていたのが印象的で、デュポン先生の論理も一理あるなと納得させられた。こういった娯楽小説の中で人々に考...
ハインラインの有名作のひとつ、本作はミリタリーsfの枠に収まらないぐらい人間の道徳についても書かれていた。そのなかでも暴力と人々の間にある世界のあり方についてデュポン先生が言及されていたのが印象的で、デュポン先生の論理も一理あるなと納得させられた。こういった娯楽小説の中で人々に考えさせるのがハインラインの上手いところだなとつくづく思う。
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―「お嬢さん、きみがまちがって”道徳的本能“と呼んだものは、年長者たちによってきみの中に植え付けられてきた、きみ個人の生存よりも大きな強制力をもつ生存があるという真理なのだ。」 ―「わたしはようやく自分の調子が悪い理由に気づいたのだ」「わたしは信念にもとづいて行動しなければなら...
―「お嬢さん、きみがまちがって”道徳的本能“と呼んだものは、年長者たちによってきみの中に植え付けられてきた、きみ個人の生存よりも大きな強制力をもつ生存があるという真理なのだ。」 ―「わたしはようやく自分の調子が悪い理由に気づいたのだ」「わたしは信念にもとづいて行動しなければならなかった。自分は男であると証明しなければならなかった。ただ生産して消費するエコノミックアニマルではなく……男であると」 ―その名は輝く、その名は輝く、ロジャー・ヤング!
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言わずと知れたSFの名著。主人公は勢いで軍隊に入り、さまざまなことを経験しながら軍人として成長していく。 ガンダムの元となったといわれる「パワードスーツ」が出てくるので、ガンダム好きな人には大興奮の作品かもしれない。 SF小説なんだけど、組織論や哲学の本という側面も非常に強い...
言わずと知れたSFの名著。主人公は勢いで軍隊に入り、さまざまなことを経験しながら軍人として成長していく。 ガンダムの元となったといわれる「パワードスーツ」が出てくるので、ガンダム好きな人には大興奮の作品かもしれない。 SF小説なんだけど、組織論や哲学の本という側面も非常に強いと思う。統率に関して、過激ながら現実的な描写が多く(そんな理想論ばかりでは社会は回らんよねって話し)、いろいろと考えさせられる内容。 名著といわれるのはわかるし、1959年の本だということを考えれば先見の明えぐいなと思うけど、SF小説に大衆娯楽を期待している自分には少し合わなかったかな。 読了感は非常にいいんだけど、これがjuvenile(青少年向け)というのが驚き。
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戦闘表記や戦術が細かく記述されており、躍動感が凄い物語であった それが故に、取っつきにくいのかなと思うところもある 中学生の時に読んでいたら間違えなく布陣や戦術を実証しようとしていただろう それだけ中二心を刺激する内容だった しばらくはバグとの戦争の結末がどうなったか夢想する日...
戦闘表記や戦術が細かく記述されており、躍動感が凄い物語であった それが故に、取っつきにくいのかなと思うところもある 中学生の時に読んでいたら間違えなく布陣や戦術を実証しようとしていただろう それだけ中二心を刺激する内容だった しばらくはバグとの戦争の結末がどうなったか夢想する日々が続きそうだ
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第72回アワヒニビブリオバトル「【往路】お正月だよ!ビブリオバトル」第7ゲームで紹介された本です。チャンプ本。 2021.01.02
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宇宙の“バグ”との戦いを描いた物語であるが、その中身は壮大な戦争論だったと思う。しかも、かなり極端な方へ振り切った。 でも、出会って良かった作品なのは間違いない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いきなりの戦闘シーンから時系列を遡っていく。 展開といい、内容といい1959年に書かれたものとは思えない内容でした。 戦争を実行する軍隊とは何か、というところを掘り下げており、興味深くお仕事に通じるところが多数あり、若い時に読めば良かったな笑
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新訳版読了。夏への扉は読みにくくて飛ばし読みだったけど、本作は面白くて引き込まれた。バグの描写とか読んでて、映画のスターシップトルーパーズ思い出したので調べたら、一応映画の原作だったのね。戦争に対する考え方は現実的で共感できる。士官も含め全員が戦闘のプロというのは実際には難しいと...
新訳版読了。夏への扉は読みにくくて飛ばし読みだったけど、本作は面白くて引き込まれた。バグの描写とか読んでて、映画のスターシップトルーパーズ思い出したので調べたら、一応映画の原作だったのね。戦争に対する考え方は現実的で共感できる。士官も含め全員が戦闘のプロというのは実際には難しいと思うがそうあって欲しいという気持ちはわかる。実際には敵はバグのではなく同じ人間でそうであっても一度争えば勝つしか無いのだけど。
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新訳版ではなく昭和54年発行(六刷)のものを読みました。検索したらなかったので新訳版で登録。字が小さく、訳が分かりにくいところもあって読むのに時間がかかったけど面白かった。私がタイトルから想像した内容とはかなり違い、組織とは何かを考えさせてくれる仕事に役立つ内容だった。
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