マルトク 特別協力者 の商品レビュー
ブクログの献本企画で当選した! 読んだ感想は面白い!面白い! 普段からこういう小説が好きでよく読んだりするが、登場人物が多かったり(その関係性も複雑)背景も複雑、読み進めていく過程でこんがらがる事が多いのだが(単に、私の理解力が低いのかもだが)これはそういう事がなくて読みやす...
ブクログの献本企画で当選した! 読んだ感想は面白い!面白い! 普段からこういう小説が好きでよく読んだりするが、登場人物が多かったり(その関係性も複雑)背景も複雑、読み進めていく過程でこんがらがる事が多いのだが(単に、私の理解力が低いのかもだが)これはそういう事がなくて読みやすいし、余分なものがなくてシンプルといった印象。 でもそのシンプルの中にどんでん返しがあって、衝撃の結末があって、壮大なスケールの物語が展開していくので目が離せなかった。 またこういう小説読みたい!
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前作より全てにおいてスケールアップしている。複雑だけど雑味がないので読みやすかった。 戦争に負けて北朝鮮に残された日本人は本当にいるのかな、、、
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こんなことがありえるわけがない。 小説でも映画でもないのだから。 そう言いたくなるような事件が昨今は多い。 この小説に取り上げられている事件もまたそうである。 これは体裁はフィクションであるのだから そうに決まってる。そう言いたいが…。 日々飛び込んでくるニュースの裏に、こ...
こんなことがありえるわけがない。 小説でも映画でもないのだから。 そう言いたくなるような事件が昨今は多い。 この小説に取り上げられている事件もまたそうである。 これは体裁はフィクションであるのだから そうに決まってる。そう言いたいが…。 日々飛び込んでくるニュースの裏に、この小説で 扱われているような暗部がすべてあるとしたら 私達を守ってくれるものは一体何なのか。 国家なのか。個人なのか。はたまた金銭なのか。 公安の狂犬と言われる主人公は、どんな権力にも 屈しない。理不尽な権力や暴力への怒りに燃えて 最後まで低く激しく吼える。 舞台になる都市の情景や、人物の描写。 まるで自分が事件を再構成しているような臨場感も いいのだけれど、最後まで手を緩めないで事件を追う 目線がこのシリーズの最大の魅力だと、私は思う。 今起きている出来事が一番劇的である…ということは 言い古されているけれど、現代に起きる毎日の事件は すべて我々は目撃者であり、当事者であるということ を突きつけてくる物語に出会った気がするのだ。 具体的なあらすじをなぜ書かないのか。 それは、この本の中に起きている事実を 私というフィルタを通さずに、あなたに 新鮮に体験して頂きたいからである。 お読みになれば、ああ、あの事件が背景にあるのか と、報道されたニュースを想起される方が 大勢おられると思う。 危険な場所も通る。 会うべきでない人物の顔も見る。 追い詰められもする。 だが…この本を手にして、平穏な日常という見知った 場所から、その曲がり角の向こうへ行かないなど あまりにも小心である。 読者諸氏の無事の帰還をお祈り申し上げ、献本でこの 本に出会わせて頂いたことに感謝を。 遅いレビューになったが、二読三読して身にしみて 書かせて頂いた。次作も楽しみに読ませて頂く。
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今回もグイグイ引き込まれた。真相がわかった時の爽快感!とは裏腹にやり切れない結末にモヤモヤした気持ちになった。
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警察、公安もの。前作、「背乗り」に続く竹内明さんの2作目。 個人的には、とても面白く読めた。前作同様。 警察ものが好きな人にはオススメ。文章のタッチが軽く、読みやすい。にも関わらず、人物描写、ストーリーは緻密。 久々にハラハラと読める作者に出会った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
献本で当選しました。ありがとうございます。 スパイとか公安ものって、自分には縁遠い世界だし、人間関係も複雑で、一度読んだだけではスンナリ頭に入ってきません。よくわかんないくせに、この手の話、好きなんだよな私。 普段は図書館から本を借りてくるので、よくわからなくても、まぁいいかって返却日が来たら返しちゃう。 でも今回は大丈夫!手元にあるから時間を見つけてまた読み直してみるつもり。 誰を信じていいのか・・・この人にここまで話をしていいのか・・・筒見は「公安(ハム)では同僚に心を許すな」(P258)と言ったけど、常に周りと心理戦や駆け引きしながら、神経張っていなきゃやっていけない世界なんだな。ちっとも心休まらない日常、私には絶対無理だわ。 ちなみに以前読んだ『背乗り』も面白かった。
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今回も面白かったなあ。とても小説とは思えない。何というリアリティか。著者がキャスターをやっている番組は見たことがないけど、TBSだから今後も見ることはないな。
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私にはとても面白く読めました。大きな構造の話だけど、わかりやすかったですし。 探偵役が出てきて、個人的なローカルな謎を見事に解決する、というミステリではなくて、天下国家の裏でうごめく魑魅魍魎のような政治家や官僚、財界人の思惑に翻弄された、力弱き国民を救おうとする、ハードボイルド...
私にはとても面白く読めました。大きな構造の話だけど、わかりやすかったですし。 探偵役が出てきて、個人的なローカルな謎を見事に解決する、というミステリではなくて、天下国家の裏でうごめく魑魅魍魎のような政治家や官僚、財界人の思惑に翻弄された、力弱き国民を救おうとする、ハードボイルドな一匹狼の捜査官の話。 天下国家の問題なので、簡単に解決するはずもなく。登場する人物も多くて、関係性は多重になっています。でも、それはこのジャンルなら仕方ないんじゃない? 経済小説、企業小説の登場人物が多いのと同じで、ひとりやふたりの何かで日本の大事は動きませんからね。 このハードボイルドな感じの主人公・筒見はいいですね~。新しいキャラクターとして映像化とかされてもいいなと思いました。映像化にも賛否があると思うんですが(ドラマになるのがよい小説か、という問題はあると思うんですけど)、それは別として、いろんな人に楽しんでもらえる作品だと思いました。『ハゲタカ』みたいな企業もののタッチに近いんじゃないかなー。キャスティングはだれだれに……と想像してしまいます。 情報が多すぎず、アクション場面に入ったりするので、キレもいいかなと。推しです。
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スパイ、公安、情報提供者。。。 日常では絶対にかかわらないような人ばかり。 そんな人たちのやり取りに緊迫感があり、ドキドキしながら読んだ。 何が大切かは人によって違うけれど、その大切なものを守りたいと思う気持ちは一緒なのかも。そんな風に思えた。
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セリフ回しが多すぎて、ラノベのような台本を読んでいるきになってきた 最初題名だけで、面白そうだなと応募して、届いたので喜び勇んで読んでみましたが・・・ ちょっと残念な感じでした 普通にフィクションとしては面白いです ですが私はノンフィクションだと思ってわくわくしていたので...
セリフ回しが多すぎて、ラノベのような台本を読んでいるきになってきた 最初題名だけで、面白そうだなと応募して、届いたので喜び勇んで読んでみましたが・・・ ちょっと残念な感じでした 普通にフィクションとしては面白いです ですが私はノンフィクションだと思ってわくわくしていたのでその落差が激しかったです 普段聞きなれない用語とかが多数出てくるので読むのに割と体力がいります
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