マルトク 特別協力者 の商品レビュー
むむむ…コレも非常に本格的な外事警察ものではあるのだが、いかんせん伏線が見えなさ過ぎてストーリーが入ってこず、ディテールの雰囲気を味わうだけになっている。それでも良いと言えば良いのだが…
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従業員を健康保険と厚生年金保険に加入させるとき、事業主は「被保険者資格取得届」に記入して年金事務所に申請する。住民票などの添付は求められていないので、事業主が本人確認をしていなければ偽名での申請はとおる
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公安の刑事たちが北朝鮮のスパイ活動と戦う物語だが,非常に楽しめた.元公安の筒美慶太郎の動きと現役の公安の島本絢音が中心になる.政府高官が子供の運動会観戦中に狙撃される.北朝鮮へ失踪した元内閣情報調査室の虎松健介が難破船で救助され,話が展開する.戦後北朝鮮から引き揚げる中で一人の女...
公安の刑事たちが北朝鮮のスパイ活動と戦う物語だが,非常に楽しめた.元公安の筒美慶太郎の動きと現役の公安の島本絢音が中心になる.政府高官が子供の運動会観戦中に狙撃される.北朝鮮へ失踪した元内閣情報調査室の虎松健介が難破船で救助され,話が展開する.戦後北朝鮮から引き揚げる中で一人の女性が置き去りされる.北朝鮮に関連のあった片桐治夫の登場で話がさらに複雑に展開する.政府の非情な扱いに憤りを感じた虎松の執念が起こした事件が発生し,筒美と絢音の活躍が秀逸だ.面白かった.
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2016年5月24日読了。公安の外事担当で対スパイ戦のプロ・筒見が「北」からの亡命者と接触するうちに明らかになる「国」の過去の所業と、「亡霊」の正体とは。ブクログの献本企画で受領した本。公安・諜報活動やインテリジェンス、脱北者や残留孤児などの知ってるようで知らない・むしろ知らない...
2016年5月24日読了。公安の外事担当で対スパイ戦のプロ・筒見が「北」からの亡命者と接触するうちに明らかになる「国」の過去の所業と、「亡霊」の正体とは。ブクログの献本企画で受領した本。公安・諜報活動やインテリジェンス、脱北者や残留孤児などの知ってるようで知らない・むしろ知らないで済ませたいような暗部を詳細に描写したエンターテイメント小説、内容も重く考えさせられる点も含んでいて面白いが、オチが随分大げさというか、この調子でシリーズはどこまで進むのかこちらが勝手に心配になってしまうくらい。前作はどこまで風呂敷を広げてたたむことができたんだろうか・・・?人が生きやすくなるために社会を作り、国を作ったはずなのに、その国が存続していくために構成員である人を抑圧してしまう、ってこと、システムと人が対立するということを当たり前にこちらが受け入れてしまっているということは、考えてみれば不思議で異常なことなのかもしれない。
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【154冊目】登録漏れだったからこの期に及んで登録しました。北朝鮮崩壊に備えた日本政府の対応の話。終戦後、半島に取り残された人たちの歴史に触れるには良かった。ただ、このソトニシリーズは大団円が「崖の上で犯人を追い詰める」的な展開で、映像化を狙ってるとしか思えない。ここまでアクロバ...
【154冊目】登録漏れだったからこの期に及んで登録しました。北朝鮮崩壊に備えた日本政府の対応の話。終戦後、半島に取り残された人たちの歴史に触れるには良かった。ただ、このソトニシリーズは大団円が「崖の上で犯人を追い詰める」的な展開で、映像化を狙ってるとしか思えない。ここまでアクロバティックなラストにしなくても良いと思う。
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「国民の敵は、日本政府の中にいる。」 ◆あらすじ 外国スパイから「凶神」と恐れられた公安警察の元エース。組織を追われた男のもとに、かつての特別協力者が現れた。(bookデータベースより) 「マルトク」:公安当局が情報提供者として使う外国諜報員らを表す隠語。 ◆感想 心理描写...
「国民の敵は、日本政府の中にいる。」 ◆あらすじ 外国スパイから「凶神」と恐れられた公安警察の元エース。組織を追われた男のもとに、かつての特別協力者が現れた。(bookデータベースより) 「マルトク」:公安当局が情報提供者として使う外国諜報員らを表す隠語。 ◆感想 心理描写がメインの刑事ものは読んだことあるけど、こちらは事件を追うのがメインの刑事ものに感じた。 刑事もの苦手なので中盤までは淡々と感じてしまったけど、終盤あたりからの話の勢いと筒見さんの頼りがいが物凄かったです。筒見さん格好良すぎ!(*´∇`*) ◆メモ 献本で戴きましたー。
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献本企画で頂いた本。ありがとうございます。 公安を舞台とした娯楽小説。 北朝鮮政府と反政府勢力、そして日本政府の駆け引きの間で起こる事件の数々。内容は重めのはずだが、登場人物たちの会話が軽いせいか、全体的に読む前のイメージよりもあっさりしていて拍子抜けした。ただ、その分勢いがあ...
献本企画で頂いた本。ありがとうございます。 公安を舞台とした娯楽小説。 北朝鮮政府と反政府勢力、そして日本政府の駆け引きの間で起こる事件の数々。内容は重めのはずだが、登場人物たちの会話が軽いせいか、全体的に読む前のイメージよりもあっさりしていて拍子抜けした。ただ、その分勢いがあってストーリーに引き込まれていくので一気に読める。 後半、事件や登場人物たちが絡み合っていくところで、行きつ戻りつしながら読んだ部分もあるが、面白く読みやすい。前作も読んでみたくなった。
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献本企画でいただいた一冊。 内閣の官房副長官の狙撃事件から北朝鮮のスパイと元公安の刑事との攻防戦を描いた物語。 著者の作品ははじめて読みましたが、この作品だけでも楽しめるとも感じました 重厚なストーリーとスピーディーで息を飲む展開の連続で一気に読みました。 尾行シーンや潜入シー...
献本企画でいただいた一冊。 内閣の官房副長官の狙撃事件から北朝鮮のスパイと元公安の刑事との攻防戦を描いた物語。 著者の作品ははじめて読みましたが、この作品だけでも楽しめるとも感じました 重厚なストーリーとスピーディーで息を飲む展開の連続で一気に読みました。 尾行シーンや潜入シーンは緊迫するものがあり、スリルを味わえ没入感は半端ないものでした。 そして、著者が政治部の記者であるだけにリアリティーもありました。 また登場人物にも個性があり、映像化しても非常に良い作品になると感じました。 滅多に読むことのないジャンルですが、非常にいい機会になりました。
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モニターでいただきました。 途中までは、文章のリズムに乗っていけず、読むのに時間がかかりましたが、中盤くらいからエンジンがかかり、一気に読了しました。 スパイものが好きな方にはお勧めできる一冊だと思います。 著者の作品は初めて読みましたが、取材記者らしく、丹念に下調べをした上で、...
モニターでいただきました。 途中までは、文章のリズムに乗っていけず、読むのに時間がかかりましたが、中盤くらいからエンジンがかかり、一気に読了しました。 スパイものが好きな方にはお勧めできる一冊だと思います。 著者の作品は初めて読みましたが、取材記者らしく、丹念に下調べをした上で、細部まできちんと書き込んだという印象です。 ただそれが逆に、文章に乗っていく(get into it)までに時間がかかる原因かなと思いました。 素材が北朝鮮ということで、ハングルの固有名詞の初出に漢字+ルビの組み合わせが頻出することも、「乗りにくさ」の一因になっています。 とはいえ、一旦ストーリーと登場人物に引き込まれると、読まずにはいられない魅力があります。 著者は、これから順調に作品を重ねていくと、今野敏さんのようなストーリーテラーになる可能性がありそうです。
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献本企画でいただきました!! 本当に読みたかった本だったのでうれしかったです。ありがとうございました。 久しぶりの本格外事警察小説。 のほほんと暮らしている日本人には想像のつかない世界。 でも、きっと戦争のせいで日本にも帰れずいまだに冷遇を受けている方々がいらっしゃるのを考える...
献本企画でいただきました!! 本当に読みたかった本だったのでうれしかったです。ありがとうございました。 久しぶりの本格外事警察小説。 のほほんと暮らしている日本人には想像のつかない世界。 でも、きっと戦争のせいで日本にも帰れずいまだに冷遇を受けている方々がいらっしゃるのを考えると、日本人はそういうことを決して忘れてはいけないと思う。 そして、警察内部の汚いこと。きっとホントにあるんだろうなぁ。
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