元気でいてよ、R2-D2。 の商品レビュー
北村薫さんは日常の謎というミステリの一ジャンルを確立させた偉大な作家で直木賞受賞もされ華々しい経歴でもある。何より素晴らしい文章力、人物描写、実はずっと読み続けている。作家の鍛錬の場とされる短編。しかしそれ以上に素晴らしい短編が生まれることがある。すごいなぁ、北村薫さんは。
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読みやすい。さらっと読める。 1つ1つの作品は、全てラストにどんでん返しが待っていて、とても面白かったけど、じっくり読み進めたい私には短編集は苦手かな。 妊娠中なので「腹中の〜」は読んでいない。
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表題作含む短編集。 収録作のうち一つについて、「妊娠中は読まないでください」という旨の前書き。妊娠中に手に取って、読まないまま、あまりに気になるので産後1ヶ月、読んでみた。 ぞわっとする。妊娠中読まなくてよかった。怖い、怖すぎる…。ぞわっとする、「うわぁ」ってなる読後感のある作...
表題作含む短編集。 収録作のうち一つについて、「妊娠中は読まないでください」という旨の前書き。妊娠中に手に取って、読まないまま、あまりに気になるので産後1ヶ月、読んでみた。 ぞわっとする。妊娠中読まなくてよかった。怖い、怖すぎる…。ぞわっとする、「うわぁ」ってなる読後感のある作品を集めた短編集。ぞわぞわしつつ、ラストで「そういことか!」と分かる爽快さがあるので、読み直したくなる本。
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う、うわぁ…。 これが正直な感想です。なんか…うん。 でもサクサクと最後まで読めました。読後なんとも言えない、うわぁ…という気分になれる短編集です。
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短編集 鈍いわたしにはピンと来ないものが多かった いろんな形の 恐怖 を 描いたものかな まえがきにある通り 腹中の恐怖 は、たしかに後味良くはない 何より一番驚いたのは 読み終わってから作者 北川薫さんのこと調べたら 男性だったこと! 絶対女性だと思ってた、、書き口的に...
短編集 鈍いわたしにはピンと来ないものが多かった いろんな形の 恐怖 を 描いたものかな まえがきにある通り 腹中の恐怖 は、たしかに後味良くはない 何より一番驚いたのは 読み終わってから作者 北川薫さんのこと調べたら 男性だったこと! 絶対女性だと思ってた、、書き口的に、、
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ミステリーでもホラーでもないけど ちょっとした人間の怖さみたいなのが描かれています。 私ホラーは読まないけどミステリー大好きだから… 個人的には物足りなかったかな。 . . 『妊娠中の方は《腹中の恐怖》を読まないでください』 ってまえがきがあった。 恐怖って言うから覚悟して読んだ...
ミステリーでもホラーでもないけど ちょっとした人間の怖さみたいなのが描かれています。 私ホラーは読まないけどミステリー大好きだから… 個人的には物足りなかったかな。 . . 『妊娠中の方は《腹中の恐怖》を読まないでください』 ってまえがきがあった。 恐怖って言うから覚悟して読んだけど、そんなでもなかった。 確かに気持ち悪い。 すんごく気持ち悪いけど、 それは登場人物の思考がすんごい気持ち悪いだけで、 実際こっちには関係ない。 . “こっちには関係ない” …って思える人は大丈夫だと思う。笑 . 作家さんが男性で 女性目線の文章を書いてる事を評価されてるけど、 《腹中の恐怖》を読んで、 そんなにわかってないなと思ってしまった。 私には合わなかったみたいね
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女性の味わい深い一人語りの魅力と最後にショッキングな真実が待ち受ける北村薫さんの絶品短編集。『マスカット・グリーン』浮気の動かぬ証拠。『腹中の恐怖』怖すぎる我が子の前世。『微塵隠れのあっこちゃん』彼女は現代の忍者(くの一)なのか?『三つ、惚れられ』表の顔と裏の顔。『よいしょ、よい...
女性の味わい深い一人語りの魅力と最後にショッキングな真実が待ち受ける北村薫さんの絶品短編集。『マスカット・グリーン』浮気の動かぬ証拠。『腹中の恐怖』怖すぎる我が子の前世。『微塵隠れのあっこちゃん』彼女は現代の忍者(くの一)なのか?『三つ、惚れられ』表の顔と裏の顔。『よいしょ、よいしょ』最悪な奴との再会。『元気でいてよ、R2-D2』そんなつもりじゃなかったのに。『さりさりさり』蛇が暗示する姉夫婦の微妙な関係性。『ざくろ』悲しい結末。明日は我が身と御用心。『スイッチ』育児に追われるしのぶさんの復活が喜ばしい。
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まえがきから、怖い話なのかなと思いつつ読み始めたけど、いわゆる恐怖短編集とは少しちがう。『腹中の恐怖』とかは、そっちよりだろうけど。でも全体としてみると、恐怖というよりも、日常に出会う可能性のある心の暗がりを感じさせる話が多かったように思う。なかには、理解はできるけどピンとこない...
まえがきから、怖い話なのかなと思いつつ読み始めたけど、いわゆる恐怖短編集とは少しちがう。『腹中の恐怖』とかは、そっちよりだろうけど。でも全体としてみると、恐怖というよりも、日常に出会う可能性のある心の暗がりを感じさせる話が多かったように思う。なかには、理解はできるけどピンとこないな、というものもあった。一瞬で夫の浮気を確信させ、世界が崩壊するさまを描く話とかは、小説として秀逸なのだろうけどさ。わかるけど、わかんないなぁ、という印象を持ったものだ。女性なら、違う印象をもったかも。 『三つ惚れられ』は、たしかにぞくりとする印象はあった。表題作は、こわさよりも切なさが強い。『スイッチ』も、むしろいい話だろうな。『さりさりさり』は、前の段で述べたのと同じような感じでピンとこなかったといったところだろうか。 あれこれ考えられ、また感じることができて、読んで楽しい本だったと思う。
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普段?の北村薫とは一味変わった毒の強い短編集。 使いようによっては、言葉は呪いとなるのがよくわかる。
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この短編集にはあまり気持ちが動かなかった。 私には 北村さんはミステリーが面白いかな。 でも ひとつひとつのストーリーを支えている 視点はさすが。 そうしてその視点から描かれる主人公の心理の つかみ方 ひねり方もなるほど。
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