世界でいちばん貧しい大統領からきみへ の商品レビュー

くさばよしみ(著者)

2021/06/08

各国の大統領が、ホセ・ムヒカだったらどんなに平和で温かい世界になるか…。

人としての大事な本質が書かれている本。
4度の獄中生活を経験したからこそ、一つひとつのメッセージが強く心に響く。

図書館では小学校高学年向けのコーナーにあった。
子供向けの本かと思ったが、老若男女問わず、受け入れようと思う人には誰でも楽しめる本だと思う。
苦労や挫折した人、回り道をしてる人、物事から逃げてる人に、グサッと刺さるほどの強いメッセージ性を持つと思うよ。
何度も立ち止まって読み返したくなる一冊。

田口実千代さんの挿絵が素敵。
子供達の優しい表情、空の色、町の色。
こんな色使いができるのかとハッとする。

2021/06/05

本書は子ども向けに書かれているようにも思えるが、その内容は大人になった今だからこそ共感出来る気がする。

「今の社会はモノやお金だけを追い求め過ぎている」

そんな違和感を抱く人にオススメの一冊。後世に遺したくなるような金言が次々に飛び出す宝石箱になっている。

2021/01/05

ホセ・ムヒカ氏のこれまでのスピーチや取材で語られたこと、そして大統領の任期を終えた直後に行った1時間におよぶインタビューをもとに構成されたとのこと。

さまざまな体験を経てたどり着いたムヒカ氏の考えを述べているから説得力がある。

語り口調なので読みやすく、子どもから大人まで多くの人に読んでもらいたいし、何か困難にぶつかったとき、反対に、物事が順調に進んでいるときにも読み返してほしい。

2020/10/28

最悪な話しあいは、最高の戦争に勝る。
正義の戦争なんてない。

物はわたしたちを幸せにはしてくれない。

何かを買う時、お金で買っているんじゃなくて、そのお金を得るために費やした時間で、買っている。

考えさせられる本でした。子ども向けに書かれているのでわかりやすいです。

2020/06/05

知足の精神、大切！
モノが溢れて何でも手に入る時代にあって、忘れてはいけない気持ちを呼び起こされました。

2020/05/05

積読になっていました。
もっと早く読めばよかったです。
読み終わったのはコロナ禍にあって、本当に生きていくことで大事なことはなんだろう？と再考するきっかけになります。

定期的に読み振り返りたいと思います。

2020/04/11

とっても素敵な本に出会えた。

たくさんの人に読んで欲しいと思ったし、自分も何度も読みたいと思った。

2019/10/29

平和、自由、哲学。
大切なことを見失わないように
子供たちの未来のためにも。
自分のためにも。

2019/08/25

ホセ・ムヒカというウルグアイの元大統領が、自分の幼少期に生きていた時の感じ方や僕たちへの重要なメッセージがたくさん書かれていて、貧乏でも決して努力を怠らなければ必ず何かが実ることを学び、もっと世界と仲を深めないといけないと思った。

2019/03/03

我々は時として無意味に物欲が出てくる。そんな時にこの本を手にとっていただきたい。
心を落ち着かせ、幸せとは何かを考えさせられる。
節目節目で読み直したい。