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脳を最適化する ブレインフィットネス完全ガイド の商品レビュー

3.6

12件のお客様レビュー

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2022/12/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

参考になった。 読んだのが2022なのでちょっと研究結果などが古いところがあると感じましたが、全体を通して研究の詳細や結果が書かれてるの読んでいて楽しかった。 ・脳を鍛え始めるのは何歳でも遅くない ・運動やメンタルエクササイズが脳にとって有益である。 ・脳の状態を良くするには生活習慣を変える必要がある場合がある。 ・どんな栄養素が脳に良いか などが書いてある。

Posted byブクログ

2021/05/17

脳を刺激するには、深く没頭しなければならない。 そして、新しいことをすることは生易しいことではなく、努力が必要。なぜなら快適なゾーンから踏み出すことが必要だから。 今の自分見つめることができる。 脳にはどんなことをすると良くて、何が良くないのかを自分を基準にして考えることができ...

脳を刺激するには、深く没頭しなければならない。 そして、新しいことをすることは生易しいことではなく、努力が必要。なぜなら快適なゾーンから踏み出すことが必要だから。 今の自分見つめることができる。 脳にはどんなことをすると良くて、何が良くないのかを自分を基準にして考えることができた。 本を読んで行動に移さなければ意味がないと思うので、チャレンジしていきたい。

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2020/07/27

クロスワードパズルはあまり脳に効果があるわけではない。運動、新しいことを覚えるなどの刺激が必要。社会とのコミュニケーションも有効。

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2020/03/16

シャープブレインズ社の回し者な感があるなーと思ったら、副題に「ブレッドフィットネス完全ガイド」とあった。結局のところ、認知トレーニング製品の売り込みかしらん。 「目新しい、違う刺激」が大事なんだって。脳は飽きっぽいってことかな。バドミントンする人が読書するとか、楽器演奏する人が自...

シャープブレインズ社の回し者な感があるなーと思ったら、副題に「ブレッドフィットネス完全ガイド」とあった。結局のところ、認知トレーニング製品の売り込みかしらん。 「目新しい、違う刺激」が大事なんだって。脳は飽きっぽいってことかな。バドミントンする人が読書するとか、楽器演奏する人が自転車に乗るとか、ダンスする人がチェスするとか。スポーツ界の「クロス・トレーニング」の要領ね。 我々なんかは「歩く読書クラブ」っていいかも。 あと、運動の習慣づけって、早く始めた方が効果は高いけど、いつ始めても遅すぎることはないそうな。

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2018/12/22

 私たちが「自分」と認識し、様々な決断を下していると信じている「自意識」はその多くが、インナースピーチとして知られる神経学的な現象によって形作られています。別の言葉で説明すると、私たちは途切れることのない思考のごたごたをワーキングメモリに流し込み、その絶え間ない流れの、ごくわずか...

 私たちが「自分」と認識し、様々な決断を下していると信じている「自意識」はその多くが、インナースピーチとして知られる神経学的な現象によって形作られています。別の言葉で説明すると、私たちは途切れることのない思考のごたごたをワーキングメモリに流し込み、その絶え間ない流れの、ごくわずかな部分、およそ10-20秒間を「意識」しているだけなのです。

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2018/11/12

脳の可塑性を示し、歳をとっても脳は鍛えらることを示してくれる本。最新の脳神経学、認知科学の成果を踏まえ、脳を鍛えるためにはどうしたら良いかを、食事やストレス対処も含めた様々な方面から言及してくれる。各章の最後に数人の科学者の実際の言葉もコラム的に収められているのも興味深い。

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2018/02/23

脳の神経可塑性。バイリンガルやロンドンのタクシードライバーに見られる。数年で脳の容量は増える。 推理小説。「ミレニアム」シリーズ、クルト・ヴァランダー警部、など。 一日30分、計11時間のマインドフルネス瞑想が脳に変化を起こす。 新しい技術を学ぶ。たくさんの本を読む人にはダン...

脳の神経可塑性。バイリンガルやロンドンのタクシードライバーに見られる。数年で脳の容量は増える。 推理小説。「ミレニアム」シリーズ、クルト・ヴァランダー警部、など。 一日30分、計11時間のマインドフルネス瞑想が脳に変化を起こす。 新しい技術を学ぶ。たくさんの本を読む人にはダンス、チェスプレイヤーにはそれ以外、体を動かす人は読書や外国語、楽器演奏など。 定期的な運動は必須。楽器演奏、外国語を学ぶなど。毎日コツコツ続けることが脳にいい。 身体活動ではなくエクササイズのほうが有用。有酸素運動のほうが筋トレよりもよい。 ゲームも有用「スペースフォートレス」=注意力が必要。テトリスではない。 脳は血液脳関門を通過できる酸素とグルコースだけが供給される。2%の重量で20%の酸素、25%のグルコースを使用している。 複合グルコースのほうがゆっくり吸収される。インスリンの影響を受けにくい。 地中海食が脳にいい。ナッツ、魚、フルーツ、オリーブオイル。 オメガ3脂肪酸(DHAなど)。鯖、ニシン、サケ、マグロ、キウイ、ナッツ。 オメガ6脂肪酸は多く取れている。 ベリー類、緑の葉野菜。 サプリメントで摂ってもダメ。 アルコールはHDLコレストロールを上昇させて、血栓を生じにくくさせる。 多方面から体と脳を鍛える。ひとつの方法だけで有用なことはない。 アルツハイマーは脳がグルコースを効果的に使えなくなる。 新しい世界にチャレンジすること。クロスワードパズルも10回やれば多様性がなくなる。オンラインゲームも意味がある。 ニューロンの予備力が認知症の発症を防ぐ。 テレビ以外のレジャー活動は意味がある。 音楽トレーニング。新しい言語。 身体エクササイズと認知エクササイズ、プラス感情的なつながりを持つ。 「ブレインフィットネス2.0」 社会的つながりを保つ方法=スポーツイベント、旅行、ボランティア、親戚友人を訪問、グループに参加、宗教的行事。 ダンパー数=人間関係を維持できる人数=150人程度。 交感神経は生きるか死ぬか、の状況で出る。それが収まると消化、休息が始まる。ストレスは生きるか死ぬかの状態が続くこと。コルチゾールの分泌が続く状態。 マインドフルネス瞑想でストレスから解放する。 感謝の気持ちを持つ=感謝日記を3週間書く。 クロストレーニング。 目標とする脳機能ひとつにつき計15時間、8週間の間にトレーニングする。毎週2時間程度。身体トレーニングと同じ。 マインドフルネス瞑想、認知行動療法、バイオフィードバック、コンピュータによるプログラムなど。 モチベーションを高める方法は、それをしたい理由を15~20項目書き出してリスト化して毎日読むこと=認知行動療法。

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2016/07/24

脳の可塑性(Neuroplasticity)は最近の流行である。これまで一度形成された脳神経網は成人した後は再生されないとされていた。実はそれは思い込みであり、脳の可塑性が証明される例がいくらでも出てきている。本書は、その脳の可塑性に絡めて脳を健康に維持するにはどうしらたよいかを...

脳の可塑性(Neuroplasticity)は最近の流行である。これまで一度形成された脳神経網は成人した後は再生されないとされていた。実はそれは思い込みであり、脳の可塑性が証明される例がいくらでも出てきている。本書は、その脳の可塑性に絡めて脳を健康に維持するにはどうしらたよいかを紹介した本である。 ほとんどの人が、40代になって自分の認知能力の低下を自覚する。しかしそれは30代のころから徐々に始まっているものである。放置すれば神経網は少しづつ損傷していくものであることは確かなのだと。ただ、それに抗うことはできるというのが本書の緩やかな主張になる。 「脳を導いている原則は反復です」とあるのはおそらく正しく重要な指摘だ。反復されることによってしかシナプスは強化されないし、新しい神経系は生まれない。さらに一度確立した脳の習慣システムをプログラムしなおすことは非常に難しい。それが、今まで脳の可塑性がほとんどないとされていた原因でもあるだろう。 また、身体的エクササイズの重要性が強調されるのもこの種の本で共通するところだ。テレビのような受動的なアクティビティは脳によくないとか、アルコールの過剰摂取はよくないとか、慢性的なストレスは神経細胞の死を招き新生を遅くさせるとか、Appendixにまとめられた55の重要事項を読んで意識するのは大事かな。 ひとまず、通勤に自転車を使うのをやめて駅まで毎日15分ほど歩くようにしてみた。駐輪場の月額契約を止めたので半強制的なので効果的だよな。たぶん。

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2016/06/27

これほど網羅的に「脳にいいこと」をまとめた本があるだろうか。しかもソースは殆どが学術論文で、信憑性も高い。 ただ書かれている結果は概ね予想通りで大きな驚きは無いのだが、この本を読んで「運動しなきゃ、瞑想しようか…」などと思えれば、それはそれで読んだ甲斐があるのではないか。自分は...

これほど網羅的に「脳にいいこと」をまとめた本があるだろうか。しかもソースは殆どが学術論文で、信憑性も高い。 ただ書かれている結果は概ね予想通りで大きな驚きは無いのだが、この本を読んで「運動しなきゃ、瞑想しようか…」などと思えれば、それはそれで読んだ甲斐があるのではないか。自分は本の抜き書きを作って、脳(認知力、記憶力など)にいいことをリストにした。 …そして来月からスポーツクラブに入会する。人を動かす力があるという意味で名著だと思う。

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2016/06/11

かなり専門的な内容。そして面白い。多くの参考文献、実験結果から科学的根拠をもとに脳をどのように使えば最適化するのか、認知症の予防になるのか、解説されています。小手先の内容でもなく、あらゆる手法も書いてあり、価格以上の価値ある本ではなかろうか。

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