スキン・コレクター の商品レビュー
いつものライムシリーズ. この場合の「いつもの」はネガティブな感じではなく,いつもの通り面白い,というポジティブな感じ. しかしまあ,昔は人が死んだときには「謎」につながっていたが,今は犠牲者の親兄弟友人恋人をおもう「情」につながっていく. 自分自身も変わっていっているんだな.
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次々に事件が起きる。ドキドキハラハラの連続。 とても良かったです。 ボーン・コレクターを読んでなくても楽しめました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
元ニューヨーク市警の天才科学捜査官が、警察に協力して連続殺人鬼を追う『リンカーン・ライム』シリーズ第11作。 派手などんでん返しの連続ながら、構成は緻密でフェア、展開はスピーディーで相変わらず読み応えがあった。ウォッチメイカーが健在な姿を見せ、リンカーンと知的な舌戦を繰り広げてくれるのも(復活に驚きはないが)やはり嬉しい。
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リンカーン・ライムシリーズ。毒のタトゥー使った連続殺人を追うチーム・ リンカーン。また獄中で死んただウォッチメイカーの関係者を炙り出す潜入捜査も行われる。 第1作ボーン・コレクターとリンクしながら、シリーズの今後の展開を期待させる読み応えのある一冊でした。
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科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。その直後、新たな難事件がもちこまれる―腹部に謎めいた文字を彫られた女性の死体が発見された。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。現場で発見できた証拠物件はごくわずかだ...
科学捜査官リンカーン・ライムは、犯罪の天才ウォッチメイカーが獄中で死亡したとの報を受けた。その直後、新たな難事件がもちこまれる―腹部に謎めいた文字を彫られた女性の死体が発見された。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。現場で発見できた証拠物件はごくわずかだったが、犯人が残した紙片はニューヨークで起きたある連続殺人に関する書籍の切れ端だった―ライムが解決した“ボーン・コレクター”事件である。犯人はボーン・コレクターの手口とライムの捜査術に学び、殺人をくりかえしているのか?次の犯行はどこで起きるのか?被害者に彫られた文字は何を意味する?スキン・コレクターの真の狙いはいったい何か?すべてを解くカギは証拠の中に!“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーが放つ会心作。緻密な伏線と手がかりから、二重三重に擬装された衝撃の完全犯罪が浮かび上がる! 未読だったシリーズ第11作をようやく読む。二重三重四重の仕掛けに揺さぶられるのは、快感であった。
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科学捜査官リンカーン・ライムシリーズ。 事故で四肢麻痺になった車椅子探偵リンカーン・ライム。 今回は薬物で刺青を彫り、被害者を死に至らしめるという 非常に特殊な犯人と戦うことに。 犯人が刺青に持つ情熱、丁寧な手技の描写に引き込まれる。 また、アドバイザーとして登場するタトゥーア...
科学捜査官リンカーン・ライムシリーズ。 事故で四肢麻痺になった車椅子探偵リンカーン・ライム。 今回は薬物で刺青を彫り、被害者を死に至らしめるという 非常に特殊な犯人と戦うことに。 犯人が刺青に持つ情熱、丁寧な手技の描写に引き込まれる。 また、アドバイザーとして登場するタトゥーアーティストの TT・ゴードンさんがとてもいい味出してる。 恐るべきことに、残りページ五分の一くらいから、 もう最終謎解きが始まってしまって ひたすらどんでんどんでんどんでん返しがよどみなく続いていくよ!! まだ大丈夫だと思ってたら、100ページくらい一気に読まざるを得なくなってしまった。 前作の時にも思ったけれど、 ディーヴァー氏は犯人のモノローグが妙に魅力的なので それゆえ正体が暴かれる時に、より醜悪で矮小な姿が際立つ。 推理小説じみて(推理小説なんだけれども)トリッキー過ぎる猟奇殺人が、 実は巧妙に仕組まれた最終目的を実現するため手段というのは 初作「ボーン・コレクター」に通じていて面白い。
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リンカーン・ライムシリーズ11作目。四肢麻痺で身動きの取れない元科学捜査官ライム。これで邦訳済みは全て読了。あとは毎年秋頃の刊行を待つとして他の本に手を出そう。
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登場人物表を見て、ウォッチメイカーとボーン・コレクターの共演?ディーヴァー版アヴェンジャーズかと思ったが、そうではなかった。やっぱりウォッチメイカーはライムの最恐の敵だ。このシリーズはサイコパスによる連続殺人よりテロの方に傾いているみたい。アメリカでは白人キリスト教徒のアメリカ市...
登場人物表を見て、ウォッチメイカーとボーン・コレクターの共演?ディーヴァー版アヴェンジャーズかと思ったが、そうではなかった。やっぱりウォッチメイカーはライムの最恐の敵だ。このシリーズはサイコパスによる連続殺人よりテロの方に傾いているみたい。アメリカでは白人キリスト教徒のアメリカ市民によるテロ犯罪の方が多いという指摘には納得。サックスは母親代わりになるにはまだ未熟だけど、ライムの方はじっくりプラスキーを育てていますね。
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プラスキーがもう完全にレギュラー化 パムが登場、反抗期 ロン・セリットーがウォッチメイカーに毒ヒ素を盛られる。集中治療室。意識は取り戻す ウォッチメイカーが復活
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久しぶりの、ライムとアメリアシリーズ。 もう何作目なのか、順番はどうかとか考えないことにします。 ○○コレクター、1作目のボーンコレクターを思い浮かべます。 犯人は確かにライムの載った犯罪に関する書籍を持っているし、コレクターらしきふるまいもしますが。 今回の凶器は、タトゥーなん...
久しぶりの、ライムとアメリアシリーズ。 もう何作目なのか、順番はどうかとか考えないことにします。 ○○コレクター、1作目のボーンコレクターを思い浮かべます。 犯人は確かにライムの載った犯罪に関する書籍を持っているし、コレクターらしきふるまいもしますが。 今回の凶器は、タトゥーなんですね。 肌に傷をつけ、インクの代わりに毒を注入するという、そしてそれが芸術的な出来栄え。すっかり翻弄させられてしまいます。 しかしライムとアメリアコンビは今度も悪には容赦がありません。 どんな目くらましも、どんな罠もかいくぐり見事解決!パチパチ。 そしてそして、ライムの宿敵・・・こんなことがあるんですね。 このシリーズまだまだ続きそうです。
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