スキン・コレクター の商品レビュー
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●宿敵“ウォッチメイカー”が刑務所内で死亡したとの報がライムの元に入った。ライムは彼の協力者をさがすため、配下を潜入させる事を決意する。 一方、NYには新たな殺人が起きていた。被害者にタトゥーを刻み、またそれが殺害方法ともなる犯人は、名付けて“スキン・コレクター”。 かつてライムが解決し、サックスとの出会いのきっかけともなった始まりの「ボーン・コレクター」の模倣犯とも思われた殺人事件であったが、……。 ●…なんでしょう。こち亀とかゴルゴとかサザエさん的な「い・つ・も・の☆」感がするんですけども? 「でしょうね!」「知ってた!!(゜Д゜)」みたいな展開ですが、「まあそら、勿体ないから生かしとくよね…(´Д`;)」と思わんでもない。 そろそろ意表を突いてくれてもええんやで…! ●パム・ウィロビーがストーリーに絡む役柄でまたも登場。私のイメージする容姿はクロエ・グレース・モレッツ。←かわいすぎ? そして「パムってどの作品に出たっけ??」とブクログ内検索したものの、うまいこといかんかったです。 ブクログはたまーにしか開きませんが、そのたびに使いにくくなってますね…! 次にログインする時はどうなってますかね…!! そういえばその昔、同じクラスの米国女子が「腰にドラゴンを彫ってもらうの!」と意気揚々と中国は上海に出向いたものの、「お店を見つけられなかったの…」と消沈していた思い出。日本人の同級生は、「むしろ見つからなくって良かったよ!(゜Д゜#)」と言ってましたが。 いまどきは簡単に彫れるんでしょうねー。ふと甦った20世紀の記憶でした。
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リンカーン・ライムシリーズは、作品ごとに様々な特異な犯罪者が出てきて、リンカーンと知恵比べをするのがウリでしたが、この作品で、過去の犯罪者が再び登場してきました。 シリーズもので、不倶戴天の敵と言うか、永遠の敵というか、主人公と某かの因縁のある敵役が出てくるのは珍しく無いですが...
リンカーン・ライムシリーズは、作品ごとに様々な特異な犯罪者が出てきて、リンカーンと知恵比べをするのがウリでしたが、この作品で、過去の犯罪者が再び登場してきました。 シリーズもので、不倶戴天の敵と言うか、永遠の敵というか、主人公と某かの因縁のある敵役が出てくるのは珍しく無いですが、このリンカーンシリーズまでも、そのパターンにハマってくるとは思いませんでした。 そう言う意味は、ちょっと残念な気がしますが、中身の謎解きはやっぱり一流。そして、最後のどんでん返しのどんでん返しはやっぱり健在。面白いです。 この後も、この不倶戴天の敵はまた出てくるんですよねぇ。その設定は、やっぱり微妙だな。
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うーん,なるほどね。ジェフリー・ディーバーさん,商売うまいな。次回作もいっぱい売れるだろうね。相変わらずどんでん返しの連続でそれなりに面白いんだけど,ドキドキハラハラのさせ方が,最初のポーンコレクターの結末が「えっ!!」という感じだったのと比べて,最近なんかあざとく感じられるのは...
うーん,なるほどね。ジェフリー・ディーバーさん,商売うまいな。次回作もいっぱい売れるだろうね。相変わらずどんでん返しの連続でそれなりに面白いんだけど,ドキドキハラハラのさせ方が,最初のポーンコレクターの結末が「えっ!!」という感じだったのと比べて,最近なんかあざとく感じられるのは,私だけでしょうか。
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私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...
私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2016.5.28 読了 リンカーン ライム シリーズ、もう20周年になるそうです。 確かに面白いし、熟成されているけれど、マンネリ気味なのも否めないかな。 とても良く練られた構成で、サスペンスなところも良く出来ているんだけど、さすがにこの場面ではこうなるなと、状況でわかってしまうところが良かったり、悪かったり。 でも、犯人のところはわかりませんでした。これ、映像化するときはどうするのかな?どうか、イニシエーションラブみたいなことにはなりませんように。 そしてラストでは、まあちょっと無理筋に見えるけど、今後も期待出来そうでうれしい感じ。
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メインキャラクターにはどんなピンチが迫っても絶対大丈夫という人気シリーズに対する贅沢な不満。そんなファンはディーヴァーを読む資格なしですか?
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ジェフリー・ディーヴァーの作品はほとんど読んでゐるが、今作は前作の「ウォッチメイカー」や「ボーン・コレクター」らもちらりと絡ませて、実に精緻に仕上がつた読み応へ充分な力作であつた。
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科学捜査の特殊用語で読みづらいところもあるが、これは面白い外国小説だぞと言うことを感じ、グイグイ読んでしまう。 タトゥーを堀り毒を入れられ、殺されるという事件が起き、捜査チームが犯人を追う。「ボーン・コレクター」から11作目だそうだが、初めて読んだ。「ボーン・コレクター」から読...
科学捜査の特殊用語で読みづらいところもあるが、これは面白い外国小説だぞと言うことを感じ、グイグイ読んでしまう。 タトゥーを堀り毒を入れられ、殺されるという事件が起き、捜査チームが犯人を追う。「ボーン・コレクター」から11作目だそうだが、初めて読んだ。「ボーン・コレクター」から読んでみようと思う。 犯人を追うだけではなく、犯人側から捜査チームへのトラップもあり、これだけ犯人、追う側が何度も接近する話も珍しいのでは、当然ハラハラ度も増す。双方の化かし合いで、やったか!(またはやられたか)と思うと、更に裏をかいてたりして、楽しい。事件が収束したかと思う後も、広がりを見せ最後まで驚きだったな。 ミリシアのことや、テロはアラブ系の人が起こす物は少数で、多数はキリスト教を厳格に考える白人が起こしているなど、どこまでフィクションかは調べていないが、現在のアメリカの背景などもかい間見れる。 翻訳の仕方が変わってきたなとも思った。英語少しは分かるでしょ?的書き方。
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※このレビューにはネタバレを含みます
リンカーン・ライムシリーズも11作目。始まって20年。作中では経過してるのは10年ほどらしい。 20周年を記念してか、シリーズらしいどんでん返しの繰り返し。物語最初の方にあった、リンカーンのラ ボで、気むずかしいリンカーンとあーだこーだ言いながら分析していくチームの様子でもうわくわくしてしまった。事件の方も、シリーズの中で完成度が高く、「そうきたかー。でも確かに伏線はあった…」という感じで最後まであきなかった。 以下あらすじメモ 一見無差別に見えた毒殺タトゥー事件。捜査を進めていくうちに、かつてのリンカーンが解決した「ボーン・コレクター」に影響された可能性が出て来る。さらに、無差別ではなく、テロの疑い浮上。同じ頃、獄中で天才犯罪者、ウォッチメイカーが死亡したとの知らせを受け、こちらも調査を進める。
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シリーズ「ボーンコレクター」「ウォッチメーカー」を踏まえた作品。 相変わらずの見事などんでん返しが最後にあるのだが、あまりに見事に相手の出方を見通せるので、逆にちょっと興ざめかも。
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ジェフリーディーバー読むのは「007白紙委任状」以来の2作目。 面白い!稀代のストーリーテラーですね。 科学捜査の天才にして車椅子探偵のリンカーンライムと男勝りにてモデル並みの美女アメリア。その他にも魅力的な脇役がいっぱい。 しかし警察物ミステリーは登場人物が多い。先日読んだミレ...
ジェフリーディーバー読むのは「007白紙委任状」以来の2作目。 面白い!稀代のストーリーテラーですね。 科学捜査の天才にして車椅子探偵のリンカーンライムと男勝りにてモデル並みの美女アメリア。その他にも魅力的な脇役がいっぱい。 しかし警察物ミステリーは登場人物が多い。先日読んだミレニアムⅣは登場人物紹介だけで3頁あった。本作も、負けじと多い。 初リンカーンライムシリーズなのだが十分楽しめた。どんでん返しが売り出そうだが、結構素直などんでん返しだ。逆にこじ付けが気になったくらい。あの人が生きていた、のは流石に読めなかったけど、要らないのでは?とも思う。でも此れがこのミス1位?とも思う。最近のこのミスでは「その女、アレックス」が断トツだった。 まだまだ本シリーズを続けるのなら新しい展開を望みます。固定客はいるんでしょうけど。
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