くうきにんげん の商品レビュー
綾辻さんの本は何冊か読んでいて、大好きな作家さんの一人です。 そんな綾辻さん作の絵本があるというのをインスタで見て、早速読んでみました。 これは子供、特に小学生はとても怖がるのではないか・・・と、読めば読むほど思いました。 絵は一見パステル調でかわいらしい感じがするのに、なんだ...
綾辻さんの本は何冊か読んでいて、大好きな作家さんの一人です。 そんな綾辻さん作の絵本があるというのをインスタで見て、早速読んでみました。 これは子供、特に小学生はとても怖がるのではないか・・・と、読めば読むほど思いました。 絵は一見パステル調でかわいらしい感じがするのに、なんだかうすら怖い。 不思議な感じのする絵本でした。
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どことなくAnotherシリーズを思い出すのは私だけでしょうか? 見崎鳴ちゃんが出てくるかと思いました(笑) 出てくるのは兎ちゃんです^^; 綾辻行人と牧野千穂が、見えない魔物を描きだす― 「くうきにんげん」を知っているかい 誰も気づいていないけど、世界中にたくさんいるんだよ。 普通の人間におそいかかって、空気に変えてしまうのさ。 ―ほら、君のそばにも。
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推理作家の綾辻行人が文を書いているというのに惹かれた。うさぎ人間の小学生の女の子というのがなんか不気味。公団住宅というのも不気味だなあ。くうきにんげんというのはあんまり怖くないが、雰囲気が不気味なのだ。パステル画がいいのかな。
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綾辻行人 作 牧野千穂 絵 パステル画の兎が可愛らしい。何か悪い事が起こりそうな不穏な空気が漂う。頬を見えない手で触られる薄気味悪さにはまる。
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かなさんのレビューで知り、これだ!と思いさっそく借りてきた。 怪談絵本シリーズの綾辻行人さん作「くうきにんげん」。 今度こそ娘を怖がらせるぞ~などと意気込む大人気ない母である。 しかし、表紙を見た娘は、全然怖くないんだけど~とにこにこしている。 さっそく娘の希望で寝る前に読み聞か...
かなさんのレビューで知り、これだ!と思いさっそく借りてきた。 怪談絵本シリーズの綾辻行人さん作「くうきにんげん」。 今度こそ娘を怖がらせるぞ~などと意気込む大人気ない母である。 しかし、表紙を見た娘は、全然怖くないんだけど~とにこにこしている。 さっそく娘の希望で寝る前に読み聞かせることに。 そして、これは… 怖い怖い怖すぎるー!! あまりの怖さに5歳の娘も途中でギブアップ。 大人の私も怖かった。 うさぎの顔頭をした小学生の女の子。どうやら人間の世界とは別の世界のようだ。どの人も人間の体に様々な動物の頭がついている。 女の子が放課後に家へ帰り一人で留守番をするところまで、くうきにんげんの視点で語られていく。 徐々に忍び寄る恐怖… なぜか反響するかのように繰り返される言葉と、優しい語り口が返って恐怖を増幅させる。 繰り返される言葉の理由も読み進めていくと明らかになり、それもまた怖い。 くうきにんげんは目に見えないし声もないから、女の子は何も知らず恐怖を感じる間もないまま… こんなに怖い絵本があったなんて。 怖いもの好きの怖がりな娘も認める怖い絵本。これはおすすめ。 かなさん、教えてくださりありがとうございました!!
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なんでみんな動物の顔なんだろうと疑問に思ったり。 道路の止まれの文字や団地の数字が鏡文字になっているのるのに終盤の主人公がおやつ(いちご?トマト?それともぶどう?)を食べる時のメモは「たべていいよ」で鏡文字になってなかったり。 異世界または鏡の世界なのでしょうか?それともヨモツヘグイの話なのか……想像をかき立てられます! 私にとっては“怖い”というより、不思議で不気味な世界に思えました。
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ブクログをはじめてから、綾辻行人さんが絵本も手がけていることを知りました!これは読みたい!そう思って図書館で手にしてみると、うさぎの女の子が描かれていて、またどこか日常なのに日常じゃない…妙にざわめく胸の内…牧瀬千穂さんのイラスト、この作品の世界観にぴったりです。 くうきに...
ブクログをはじめてから、綾辻行人さんが絵本も手がけていることを知りました!これは読みたい!そう思って図書館で手にしてみると、うさぎの女の子が描かれていて、またどこか日常なのに日常じゃない…妙にざわめく胸の内…牧瀬千穂さんのイラスト、この作品の世界観にぴったりです。 くうきにんげんを しってるかい?で、始まるストーリー。くうきにんげんは、誰にも気づかれることなく存在し、人間をくうきにしてしまう…。いつもふたり組で人間におそいかかる…きみのそばにもいる…。 一度パラパラとめくって軽く読むと、なにもつかめないまま読み終えてしまい、もやもや感が残ります。何度か読み返すと、違和感とざわざわ感が大きくなっていく…そんな作品だと感じました。こんな、綾辻行人さんもなんかいいです。
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こわいからもうー!最後「ひょわっ!」てなるのー!ホラーで「逃げられない避けられない解決方法がない」ことを丹念に念入りに書くんじゃありません、やめてー!ミステリーとかでよく見る書き方ー!語り手が犯人ー!誰よ書いたの綾辻行人かー!ありがとうございます! めっちゃ怖い。
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雰囲気あり。 でも、長編に見られる、背筋を上ってくる戦慄はない。 ただ、誰もいない一人の空間で読むのは、少し嫌かも。
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綾辻行人先生らしい絵本 絵本を読むと言うよりこちらに話しかけてくるような感じ 最後に本当にぞわっとした 鳥肌が立った 読みの心にじわじわ侵入してくる感じがする
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