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民主主義ってなんだ? の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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2019/04/13

これは、読みやすく、且つ大切な話。 子供たちにも、お勧めしました。 SEALDsメンバーの個人的背景から話してもらう源一郎さんの手法はとってもいい!話がすんなり入ってくるようになる。

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2018/12/02

国会前デモで話題の学生団体SEALDsに関する書籍。 風通しのよい社会になれば、民主主義だから声を上げたい、という活動の趣旨は理解できた。また、民主主義の定義について、SEALDsのメンバーが色々と考えていることも分かった。 この本では触れられていないが、具体的に安保法案のどこ...

国会前デモで話題の学生団体SEALDsに関する書籍。 風通しのよい社会になれば、民主主義だから声を上げたい、という活動の趣旨は理解できた。また、民主主義の定義について、SEALDsのメンバーが色々と考えていることも分かった。 この本では触れられていないが、具体的に安保法案のどこに問題があると考え、反対しているのか。民主主義に基づく手順なのか、それならどうしたいのか、若者たち、有権者たちの責任をどう考えるのか。法案の内容に問題があるのなら、対案はどのようなものか。別の機会に知りたいと感じた。

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2016/11/05

SEALDsの主張にあまり共感はしないし、デモに参加しようともまったく思わないが、同世代の子たちがやっているSEALDsのような活動に敬意は表したいし、その意気は買いたいと思う。第一部のSEALDsメンバーの生い立ちやSEALDsの来歴について語られている部分はなかなか興味深かっ...

SEALDsの主張にあまり共感はしないし、デモに参加しようともまったく思わないが、同世代の子たちがやっているSEALDsのような活動に敬意は表したいし、その意気は買いたいと思う。第一部のSEALDsメンバーの生い立ちやSEALDsの来歴について語られている部分はなかなか興味深かった。第二部の民主主義論については、民主主義という概念が多義的だということはわかったが、全体的にふわふわした議論がされている気がして、あまりピンとこなかった。あと、議論のまとめ役(?)の高橋源一郎氏は、たまに若者言葉を使うなど、変にSEALDsの若者たちに阿っているような雰囲気を感じ、ちょっとうさんくささを感じた。

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2016/10/14

多分誤解を受けるし、何だよおっさんって言われるだろうけど、強烈に青春を感じて、純粋に羨ましい。思想がどうとか以前に、こういうことがあったってことを読めるようにしてくれたことに感謝したい。

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2016/08/14

SEALDsうさんくさい。けれど彼らのことを何も知らないな、と思って手に取ったはずなのに、そのまま積んであった一冊をようやく読了。 感想は…何かものすごい敗北感を覚えた。考え方は違うけれど、かなわない、と思ってしまう程に圧倒的なパワーを放っていた。 対談が行われたのは2015年8...

SEALDsうさんくさい。けれど彼らのことを何も知らないな、と思って手に取ったはずなのに、そのまま積んであった一冊をようやく読了。 感想は…何かものすごい敗北感を覚えた。考え方は違うけれど、かなわない、と思ってしまう程に圧倒的なパワーを放っていた。 対談が行われたのは2015年8月13日、14日。ちょうど一年前。というかもう一年たったのか…そんなSEALDsも8月15日に解散する。今の日本で若い世代が、彼らの言葉で、やり方で、政治的な運動を起こした、ということは民主主義の確かな軌跡でもある。

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2016/07/09

話題のSEALDsと高橋源一郎の対談。 ちょっと前過ぎて内容忘れた…。 いいこと言ってた気はする。読み直そう。

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2016/05/31

お金を出して買うのはもったいなかった。この座談会の内容は、書籍として出版するより、ネットで無料で配信した方が、より多くの人に届くだろうと思った。

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2016/05/28

高橋源一郎とSEALDsのメンバーの対談による活動の起こりと展開。 さらに、民主主義とは何か、歴史の変化を解説。 安保法案に反対するデモで知られるSEALDs。 どんな成り立ちでどんな人がいるのか? 知らなかったので、興味深く読めました。 名称の意味は、「自由と民主主義のための...

高橋源一郎とSEALDsのメンバーの対談による活動の起こりと展開。 さらに、民主主義とは何か、歴史の変化を解説。 安保法案に反対するデモで知られるSEALDs。 どんな成り立ちでどんな人がいるのか? 知らなかったので、興味深く読めました。 名称の意味は、「自由と民主主義のための学生緊急行動」といったところなのですね。 たまたま集まってきたメンバーそれぞれの個性。 生真面目なばかりでもないのね。 冷静で、無理がないのに感心しました。 奥田愛基さんの生い立ちもすごいですね。 親御さんが人並みはずれていて、「家にマザーテレサがいたらうっとうしいでしょ」って、確かに(笑) 何万人もの普通の人たちが、デモに集まった。 デモすら起こらない日本だった頃よりも、ある意味では増しな兆しなのか? 事態は複雑だけど、譲れないこともあると。 歴史はざっと知っているつもりでも、このように整理した形で読むとまた、違う印象がありました。 民主主義‥ 響きはいいけど、面倒くさくて、かつ、民意は意外にまとまりにくいもの。 困ったね‥ 大事なことは何なのか? わかりにくくても、少しずつでも、興味は持っていきましょう。 当たり前のことも、口に出しましょう☆

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2018/05/15

民主主義の入門書にぴったり。 もう、まさに、民主主義ってなんだ??って思っているひとが読むべき一冊。読みながら、なんだろうって考えることができる。 前半の愛基くんの生い立ちの部分では、すごい人だなぁ、だからこんなにかっこいいんだな!っておもった。

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2016/03/21

作家の高橋源一郎氏と学生グループSEALDsの座談会。 前半は、SEALDsの成り立ちと活動内容が、紹介されている。どの様な経緯で結成され、どのような理念を持っているか、SEALDsの活動をなんとなく知っていた程度なので、その辺の興味、疑問は埋められた。 この本のメインである、民...

作家の高橋源一郎氏と学生グループSEALDsの座談会。 前半は、SEALDsの成り立ちと活動内容が、紹介されている。どの様な経緯で結成され、どのような理念を持っているか、SEALDsの活動をなんとなく知っていた程度なので、その辺の興味、疑問は埋められた。 この本のメインである、民主主義とはなにかというのは後半部分で述べられている。 民主主義とはなんだ?という疑問が持ち上がるように、民主主義という言葉の定義は人それぞれ違う。 が故に、安倍首相のやっていることも民主主義といえるのだろう。 納得いかないけれど、それを頭ごなしに違うというのも違うのだろう。 アテナイの民主主義は、中央集権的な組織がないためアナキズムに近い。 それは私たちが現在考える民主主義とは随分違う。 物理的なことを考えると実現するのが不可能なので、現在の民主主義は直接民主主義ではないけれど、アテナイの民主主義というのが私の中での定義、理想に一番近いように思う。 国家という組織の中では難しいけれど、もっと小さな社会であれば実現可能である。 けれど、そうであるためにはそれなりのことも引き受けなければいけない。 そこの部分は、議会制民主主義であれ、同じだ。 直接的に関われなくても、主張と引き換えに相応のことを引き受けなければフェアではない。 ただ、どの場合もやはり憲法や規則があることが大前提である。人間は過ちを犯す生き物だということは忘れてはいけない。 いずれにしろ民主主義は面倒くさいものであり、自分たちの権利を主張するだけのものではない。 デモを起こしたり、民主主義について考えたり、意見したり、それらはとてもパワーのいることだ。 そういう意味では、学生運動というのも頷ける。 彼らには、大人にないパワーと行動力がある。そして、よく勉強しているなと思った。 彼らの逞しい運動を横目に見るだけでなく、同じように自分のこととして考えていかなければと思った。

Posted byブクログ