チーム・バチスタの栄光 新装版 の商品レビュー
ドラマを先に見ていたので、頭の中で田口先生と白鳥さんのイメージが若干変わっていきました それにしても、ブラックペアンシリーズの登場人物と関連していて楽しい
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昔ドラマを見ていたはずだけど、犯人は予想がつかず。 頭の中では田口先生、白鳥さんはもちろんあのお二人が出てくる。 にしても、白鳥さんってこんなにイヤなヤツだったっけ? 白鳥さんのいう、アクティブフェーズ、パッシブフェーズがよく理解できず…。 白鳥さんが出てきて、アクティブフェーズ...
昔ドラマを見ていたはずだけど、犯人は予想がつかず。 頭の中では田口先生、白鳥さんはもちろんあのお二人が出てくる。 にしても、白鳥さんってこんなにイヤなヤツだったっけ? 白鳥さんのいう、アクティブフェーズ、パッシブフェーズがよく理解できず…。 白鳥さんが出てきて、アクティブフェーズ、パッシブフェーズの説明のような部分は私には読み進めにくかった。 面白かったけど、病気になり、不運、医療ミスで死ぬのも嫌だけど、医療機関で、「悪意によって引き起こされた事態」がおこるなんて、想像すると、かなり恐ろしい…。
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ミステリー書評 読書レベル 中級 ボリューム 456頁 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★ トリック ★★★ 伏線・展開 ★★★★ 理解度 ★★★★ 読後の余韻 ★★ 一言書評:同著者の「ブラックペアン」が大好きなので、こちらの本を手に取りました! 物語の展開...
ミステリー書評 読書レベル 中級 ボリューム 456頁 ストーリー ★★★★★ 読みやすさ ★★★★ トリック ★★★ 伏線・展開 ★★★★ 理解度 ★★★★ 読後の余韻 ★★ 一言書評:同著者の「ブラックペアン」が大好きなので、こちらの本を手に取りました! 物語の展開は、200ページ過ぎくらいまで、なだらか〜に物語が進むのでちょっと眠くなることも、、、でもでも、その後!!白鳥圭輔技官が登場してからが急激に面白くなる!! ただ、終わり方がどうにもスッキリしない、、、結局、術死の全容が曖昧なままで(続編で解明されていたらすみません)。 医療系ミステリは、専門知識がないとついていけないところもありますが、ブラックペアンにも登場する高階先生、藤原看護師、田口公平が出てくるので、とにかくワクワク感が半端なかったです(笑
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少し前に大好評であったという作品なのだが、未読に終始してしまっていた。それを入手して紐解いてみた。なかなかに夢中になってしまい、頁を繰る手が停め難くなり、素早く読了に至った。 本作、『チーム・バチスタの栄光』は2006年に単行本が登場し、2007年に上下巻の形で文庫化されている。...
少し前に大好評であったという作品なのだが、未読に終始してしまっていた。それを入手して紐解いてみた。なかなかに夢中になってしまい、頁を繰る手が停め難くなり、素早く読了に至った。 本作、『チーム・バチスタの栄光』は2006年に単行本が登場し、2007年に上下巻の形で文庫化されている。2015年に上下巻を一冊に合わせて「新装」の文庫が登場している。その「新装」を入手した訳だ。 本作を読もうと思い立った契機は、最近読んだ『コロナ黙示録』、『コロナ狂騒録』、『コロナ漂流録』である。この3作は、作者の過去作品に登場した様々な作中人物が、モデルが判るような多様な作中人物達と共に登場し、近年の動きを強く意識した作中世界の中で色々と在るのだが、核となっていたのが「バチスタのシリーズ」の2人の主要人物だった。そこで2人が初めて登場した作品である本作に強く興味を覚えたのだ。 本作、『チーム・バチスタの栄光』は東海地方の架空の都市である桜宮市に在る「東城大学」が舞台となっている。医学部を擁する大学で、大きな大学病院が在り、様々な医療活動や研究活動が展開している。 本作の物語はその東城大学病院の院長室から起こる。 神経内科に在って「不定愁訴外来」を担当する講師である田口医師は、月曜日の朝一番に院長室に来るようにと呼ばれて落ち着かなかった。地位等に執着が在るのでもなく、万年講師で淡々と「不定愁訴外来」の仕事を続ける田口は、院長室に立寄る機会は然程多くもないのである。 現れた高階院長は、田口に妙な依頼をする。非公式に「チーム・バチスタ」の調査を行えというのである。 「チーム・バチスタ」というのは、「バチスタ手術」という心臓の手術に取組むグループのことである。東城大学では、米国での豊富な経験を有している桐生を助教授として招聘した。桐生が「バチスタ手術」を手掛けるため、助手を務める外科医、麻酔医、人工心肺を扱う工学士、看護師という班を編成して取り組んでいる。このチームは難病の治療ということになる手術に成功し続けていて、大変な評判だった。田口が妙な依頼を受けた時点で30例の手術が行われていた。その30例の中、3例で術中死が発生してしまっていた。 外科手術のようなことと縁薄いままに活動を続けているものの、医師である田口の目線では「30例の中で3例の死亡」は、大変に難しい心臓の手術では「残念ながら避け難い」という範囲で在ると見受けられた。が、それでも調べなければならないと高階院長は言う。それは、執刀する桐生自身が「術中死が起ってしまうような様子に思い当たる何かが全く無く、判らないので客観的に調査を試みて欲しい」と高階院長に相談して来たからなのだという。 田口は調査を始める。「チーム・バチスタ」の面々に1人ずつ訊くという所から着手し、手術現場も観る。田口は、紛争が続くアフリカの国から搬送された心臓疾患の少年に対する手術が成功した場面を観た。結論が出せない調査だったが、未だ続けることになった。 そんな時、奇妙な男が現れた。高階院長が協力要請した厚生労働省の局長が寄越した男であるらしい。技官の白鳥であった。国外へ出張し、帰国した足で東城大学の病院へやって来て、院内の部屋に居候して活動を開始という、押し出しが強い、省内では食み出し者という風情の男だった。田口はこの白鳥を補佐するというようなことになり、「チーム・バチスタ」の調査を続けることになるのだ。 田口と白鳥が探り当てる真実は?という物語だ。現在読んでも色褪せない魅力が在ると思う。物語は主に田口の目線で綴られて展開する。前半は田口が懸命に関係者の聴取を続ける様子で、後半は白鳥が田口を従えて聴取を続け、やがて事の真相に近付いて行く。 実は顧みられているのでもない非常に重要な事柄、大病院の中の院内政治というようなこと、人の運とキャリアと、生命の価値、手術室のような特殊な場所での事件の意外な真相を明かすこと等、興味深い要素が詰まっている本作である。結局、登場から少し年月を経てはいるが、それでも面白い。
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映画は観ていました。 クライマックスが2度ある小気味のいい映画だった記憶があります。 阿部寛(白鳥圭輔) 竹内結子(田口公平) 吉川晃司(1度目のクライマックス) 田中直樹(2度目のクライマックス) なので種明かしが分かってしまってる状況で読んでました。 「ひとり倒叙ミステ...
映画は観ていました。 クライマックスが2度ある小気味のいい映画だった記憶があります。 阿部寛(白鳥圭輔) 竹内結子(田口公平) 吉川晃司(1度目のクライマックス) 田中直樹(2度目のクライマックス) なので種明かしが分かってしまってる状況で読んでました。 「ひとり倒叙ミステリー」のようでした。 これがいけなかったのでしょうか…。 そもそも倒叙ミステリーとして書かれてないのに、無意識にそのように読んでいたようです。 ただ、前半の田口公平のパッシブフェーズアプローチと 後半の白鳥圭輔のアクティブフェーズアプローチの対比は面白かったです。
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疾走感があって面白かった。このミスってあんまり面白くない本もあってそんなに信用してなかったけど、これはちゃんと面白かった。
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難しいところもあったが、言わんとしていることは分かった。深く読まなくても十分楽しめると思ったが、深く読めば読むほど楽しめる本だととも思った。
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「チーム・バチスタの栄光」は、2005年の第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。大賞選考過程も満場一致、過去最短で決まったとか。 2008年に伊藤淳史さんと仲村トオルさんのW主演でテレビドラマ化され大きな話題になっていたのですが、私は当時敢えてドラマは見ずにいま...
「チーム・バチスタの栄光」は、2005年の第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作品です。大賞選考過程も満場一致、過去最短で決まったとか。 2008年に伊藤淳史さんと仲村トオルさんのW主演でテレビドラマ化され大きな話題になっていたのですが、私は当時敢えてドラマは見ずにいました。すごく面白そうだったので、まずは原作を読んでからドラマを見るつもりが、中々原作を読むきっかけがないまま今日まで延び延びになってしまいました。 いざ読んでみると期待以上の面白さで、すごく楽しい時間になりました。 先日読んだ岩木一麻さんの「がん消滅の罠」も医療系ミステリーで「このミス」大賞受賞作でしたが、私の独断と偏見による好みで言うと「チーム・バチスタ」が断然好きです。田口と白鳥の掛け合い漫才みたいな会話が絶妙で、読むスピードが一気に上がります。 田口・白鳥シリーズの続編も是非読みたいし、「チーム・バチスタ」を読み終えたのでやっとテレビドラマの視聴も解禁?になります(笑)。 また一つ好きなシリーズが増えてしまいました。好きなシリーズを全て読みたいけど、たぶん追いつかないなぁ...
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医療系の仕事してるからわかりやすかったなー 逆に医療知識ゼロで読んだら分かるなかなって感じた なんだかんだ、エピかーみたいな
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医療用語が多くて読むのに苦労したが 白鳥のキャラクターが非常に立っていた 話も良く纏っており院内政治など 病院に行くだけではわからない、 内部事情があって人を助ける事だけが 医師の仕事ではないみたいだ。
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