チーム・バチスタの栄光 新装版 の商品レビュー
BS11で「チーム・バチスタの栄光」が放送され1,2回を見て先がどうなるか放送を待てずに本を読む。題名は聞いたことがあったが、調べるとまずはコノミス第4回2006年の大賞受賞作。ドラマと映画があるのを知った。放送はドラマ版で、田口医師が伊藤淳史、白鳥が仲村トオル、桐生医師が伊原剛...
BS11で「チーム・バチスタの栄光」が放送され1,2回を見て先がどうなるか放送を待てずに本を読む。題名は聞いたことがあったが、調べるとまずはコノミス第4回2006年の大賞受賞作。ドラマと映画があるのを知った。放送はドラマ版で、田口医師が伊藤淳史、白鳥が仲村トオル、桐生医師が伊原剛志、高階病院長が林隆三。仲村トオルが目当てで見始めたのだが、本を読んでも違和感は無かった。でも本では白鳥はすくっとした姿ではなく小太り、の恰好。田口もドラマでは若手だが、本では15年務めた40手前の男として出てくる。 どうしても読みながらドラマの場面が頭にちらついてしまうが、心臓手術の死亡の原因は?という究明に、田口の温厚ラインが前半、白鳥のエッジラインでの攻めが後半に順に出てきて一件落着となるが、緊張感は最後まで続いた。ドラマでは最初から白鳥を出しているので、究明の聞き取りが最初から緊張感がある感じか。ドラマでは本にない患者のエピソードなどもあり、そこはウケをねらったのか。 映画は田口医師が竹内結子、白鳥が阿部寛、桐生医師が吉川晃司、高階病院長が国村隼。吉川晃司の桐生医師を見てみたいなあ。 2006.2.4第1刷、2006.3.2第2刷 図書館
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2022.09.16 医療用語や心理学用語がなかなか難しい部分があったけれど、程よく飛ばしながら(笑)読み進めた。 面白くてぐいぐい引き込まれた。 「犯人は誰なのか」と「そもそもこれは殺人なのか?」という2つの疑問が明かされるまでもどかしい部分もあるけど白鳥の無茶っぷりに目を奪わ...
2022.09.16 医療用語や心理学用語がなかなか難しい部分があったけれど、程よく飛ばしながら(笑)読み進めた。 面白くてぐいぐい引き込まれた。 「犯人は誰なのか」と「そもそもこれは殺人なのか?」という2つの疑問が明かされるまでもどかしい部分もあるけど白鳥の無茶っぷりに目を奪われてそれどころじゃなくなる(笑)
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東城大学医学部付属病院は、心臓外科医・桐生恭一を招聘、心臓移植の代替医療・バチスタ手術を行う、『チーム・バチスタ』を結成。驚異の成功率100%で『チーム・バチスタの奇跡』呼ばれていた。 しかし、『チーム・バチスタ』が、3例連続で謎の手術中の死亡に見舞われる。 病院長・高階は万...
東城大学医学部付属病院は、心臓外科医・桐生恭一を招聘、心臓移植の代替医療・バチスタ手術を行う、『チーム・バチスタ』を結成。驚異の成功率100%で『チーム・バチスタの奇跡』呼ばれていた。 しかし、『チーム・バチスタ』が、3例連続で謎の手術中の死亡に見舞われる。 病院長・高階は万年講師・田口に内部調査を命じるが、調査は難航、厚生労働省の役人『ロジカル・モンスター』・白鳥が現れる。 田口・白鳥コンビでの調査が進んでいく… バチスタ手術中の患者の死亡は、事故か⁇事件か⁇ そんな中、新たなバチスタ手術が…
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医者が著者の医療ミステリー。 ドラマは見たことがなかったですが、小説でも十分楽しめました。第一部の専門用語は本気で調べながら読まずに進めていったほうがいいと思います。第二部、第三部はミステリー要素が増えてくるのでスラスラ読めます。ドラマを見たことがある人もない人も先が気になる一冊...
医者が著者の医療ミステリー。 ドラマは見たことがなかったですが、小説でも十分楽しめました。第一部の専門用語は本気で調べながら読まずに進めていったほうがいいと思います。第二部、第三部はミステリー要素が増えてくるのでスラスラ読めます。ドラマを見たことがある人もない人も先が気になる一冊です。
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初めて読んだ時は医療ものということで専門用語が多く全然読み進められませんでした、、 数年経ってまた読み始めました。 時間はかかりましたが、やっと読み終えました。 面白い、、!白鳥が出てきてからのスピード感、犯人が明らかになる時の先が読みたい読みたいってなる感じ、読んでいてとても...
初めて読んだ時は医療ものということで専門用語が多く全然読み進められませんでした、、 数年経ってまた読み始めました。 時間はかかりましたが、やっと読み終えました。 面白い、、!白鳥が出てきてからのスピード感、犯人が明らかになる時の先が読みたい読みたいってなる感じ、読んでいてとても楽しかったです。 田口先生のキャラもいい! マコリンを呼ぶ日は来るのでしょうか笑
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チームバチスタシリーズの第三弾? 医療職の人間ですが、病院あるあるも含めて描写がとてもわかりやすく、問題そのものもリアルですね。チームバチスタに続く良作だと思います。オススメ!
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昔読んだ本を再び。 色々忘れていたのもあるけれど、やっぱりシンプルに面白い!続きが気になって読み続けちゃうタイプの本です。登場人物が本当に存在するかのように魅力的。浮き上がって脳内で活動し始める感覚。 そして、医療の抱える問題は時を経ても解決されてないのだなぁと、かなり難しいのだ...
昔読んだ本を再び。 色々忘れていたのもあるけれど、やっぱりシンプルに面白い!続きが気になって読み続けちゃうタイプの本です。登場人物が本当に存在するかのように魅力的。浮き上がって脳内で活動し始める感覚。 そして、医療の抱える問題は時を経ても解決されてないのだなぁと、かなり難しいのだということも感じます。事件は現場で起こっているのですよ、どの業界も…
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大学病院という馴染みのない独特な世界観での話。 登場人物全員が際立っていて、意味のない人物はいない。 視点は常に主人公で一定。 ただ、主人公の状況判断や言い回しの表現が秀逸で、とても面白い。 特にこのセリフは鳥肌が立ちました。 「でも数字にも意味はあります。それは一人の外科医の...
大学病院という馴染みのない独特な世界観での話。 登場人物全員が際立っていて、意味のない人物はいない。 視点は常に主人公で一定。 ただ、主人公の状況判断や言い回しの表現が秀逸で、とても面白い。 特にこのセリフは鳥肌が立ちました。 「でも数字にも意味はあります。それは一人の外科医の航跡。未来の外科医が目指す、輝ける銀嶺への道標なんです。」 ここまでの全てを汲んだ素直な言葉でグッときました。 とてもおすすめできる本だと思います。
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第4回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。 「SUGOI JAPAN Award2015」の国民投票で、過去10年間のエンタメ小説の中からベストテンにも選出された傑作医療ミステリー。 いるかさんのおすすめ本です。 続編から読み始めてよくわからなかった田口と白鳥の立ち位置...
第4回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。 「SUGOI JAPAN Award2015」の国民投票で、過去10年間のエンタメ小説の中からベストテンにも選出された傑作医療ミステリー。 いるかさんのおすすめ本です。 続編から読み始めてよくわからなかった田口と白鳥の立ち位置がよくわかりました。 いるかさん、ありがとうございます! 手術専門の天才外科医チームで原因不明の連続術中死が発生。 不定愁訴外来の田口医師は、病院長に命じられて内部調査を始めた。 そこへ厚生労働省の変人役人、白鳥圭輔がやってきて…。 以上、文庫本うらすじより。 高階病院長は原因として「不運。医療ミス。悪意によって引き起こされた事態」の三つを挙げます。 不運や医療ミスならわかるけれど、悪意によって引き起こされた事態なんてあり得るのかと思ってずっと読んでいました。 病院に行って殺されるなんて考えられないですよね。 以下ネタバレです。お気をつけください。 すべてのケースが当てはまったんです。 三つ目の殺人鬼も存在しました。 医療界も怖いものだと思いました。 看護師さんが点滴に毒薬をいれた事件は実際にありましたね。 高階病院長の差配は実に見事でした。 自分の不利益になる危険を顧みず、監査を要請した執刀医の桐生医師もよかった。 もちろん、田口と白鳥の活躍ぶりもお見事でした。
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