夜の木 の商品レビュー
(2025.5.17読了) 旅先の宿の本棚にあった本。旅にはいつも本を持参してるが、荷物を減らすために今回は持ってこなかった。宿に本棚があると、とても嬉しい。 「夜の木」をブグログで探すと、本書の表紙ではない「夜の木」しか出てこない。Googleさんで検索したら、どうやら同じタイ...
(2025.5.17読了) 旅先の宿の本棚にあった本。旅にはいつも本を持参してるが、荷物を減らすために今回は持ってこなかった。宿に本棚があると、とても嬉しい。 「夜の木」をブグログで探すと、本書の表紙ではない「夜の木」しか出てこない。Googleさんで検索したら、どうやら同じタイトルで何刷も出ていて、この本は11刷の模様。 本書の中に書かれていた紹介文を引用。 本書は、チェンナイ(インド)のターラー・ブックスから2006年に出版された『The Night Life of Trees』の日本語版です。 中央インド出身のゴンド民族の昔話や神話などをもとに3人の最も優れたゴンド人アーティストが描いた絵をチェンナイ郊外の工房で、手漉き紙にシルクスクリーン印刷し、手製本で仕上げられたハンドメイド絵本です。 この表紙のような木の絵が何ページも収録されており、添えられた文章は、異文化なものもあったけど、こんなページも。 飲みすぎにご用心 ゴンドの人々はマフアの木の花から酒を作る。ほんの少しを香草と混ぜ合わせると、人びとを病から教う薬を作ることができる。もう少しの量を飲んでみると、愉しい気分になる。でも、飲みすぎにご用心。あなたの姿形は変わってしまう。性格によっては、ネズミや虎、または豚や鳩になることもあるということだから 気をつけなくては。
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十年以上前にギャラリーで出会った本。当時の自分には手の出せない金額で諦めた本と再び出会えて、改めてその美しさに感動した。 一冊ずつ手作りとのことで、その凹凸や微妙な色味も異なるのだと思うと感慨深い。 絵にまつわる話も、自分とは違う感覚・感性で、自分の根幹にある考え方や風習が違うか...
十年以上前にギャラリーで出会った本。当時の自分には手の出せない金額で諦めた本と再び出会えて、改めてその美しさに感動した。 一冊ずつ手作りとのことで、その凹凸や微妙な色味も異なるのだと思うと感慨深い。 絵にまつわる話も、自分とは違う感覚・感性で、自分の根幹にある考え方や風習が違うから独特に感じるのかと思うと、世界観が変わる、というのはこういう感覚からなのかと思えた。
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この本のポイントは、紙と印刷と製本と絵。 紙は手漉き紙。インドで作られたもので、「麻・綿の古布を原料として漉きあげたのちに木綿を間に挟んで脱水・乾燥し、さらに研磨を施してつやを出し、デンプンで滲み止めをした手漉き紙」を黒く染めたものである。その製法が他の手漉き紙とどの程度異なるの...
この本のポイントは、紙と印刷と製本と絵。 紙は手漉き紙。インドで作られたもので、「麻・綿の古布を原料として漉きあげたのちに木綿を間に挟んで脱水・乾燥し、さらに研磨を施してつやを出し、デンプンで滲み止めをした手漉き紙」を黒く染めたものである。その製法が他の手漉き紙とどの程度異なるのかは分からないが、ともかく手間をかけて手作りをした紙である。 印刷はシルクスクリーンで、インクの手触りと匂いが残っている。 製本は、糸でかがり、表紙を貼るという工程が手作業で行われている。 つまり何から何まで手作りの本である。2000部しか作られておらず、裏表紙に番号が手書きされている。 そして絵はインド中央部のゴンド民族のアーティストが神話や民話を元に描いたアートである。漆黒の紙面にぼーっと光が浮かぶようにさまざまな神話的な木が描かれている。原始的でもあり緻密でもありコミカルでもあり崇高でもあるような魅力的な絵である。
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インドのタラブックスによる、手すきの紙にシルクスクリーン印刷されたハンドメイドの絵本『The Night Life of Trees』の日本語版。 優しい手触りで、インドのトライバル・アート、インド ゴンド族の3人の描きてによる細密な絵が不思議な世界へつれていってくれる。 先に読...
インドのタラブックスによる、手すきの紙にシルクスクリーン印刷されたハンドメイドの絵本『The Night Life of Trees』の日本語版。 優しい手触りで、インドのトライバル・アート、インド ゴンド族の3人の描きてによる細密な絵が不思議な世界へつれていってくれる。 先に読んだ『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』で知ったタラブックスの仕事の一端を知ることができた。 ちなみに、今回読んだのは図書館で借りてきたもの。 2019年6月1日 第8刷。裏表紙には「numbered edition 2233 of 3000」 版元のタムラ堂さんによると「重版(12刷)時期は未定ですが、2023年末を目指しています。」とのこと。欲しい。
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手漉きの紙に手作業で一枚ずつ印刷され、人の手で綴じられたハンドメイドの絵本。手触りに人の温もりがあり、ゆったりとページをめくるのに相応しく、内容も味わい深い。中央インドのゴンド民族出身のアーティスト3人が、樹木をめぐる神話的な世界を詩のように描いています。 (Recommende...
手漉きの紙に手作業で一枚ずつ印刷され、人の手で綴じられたハンドメイドの絵本。手触りに人の温もりがあり、ゆったりとページをめくるのに相応しく、内容も味わい深い。中央インドのゴンド民族出身のアーティスト3人が、樹木をめぐる神話的な世界を詩のように描いています。 (Recommended by Satsuki)
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クリエイティブ?な人には、ものすごく響くのでしょうか。こちらも、特に大人の方には、よく手に取ってみていただける絵本です。
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行方不明の母牛を探しに行き蛍に導かれる話、創造主が人間の食糧用に果樹を創る話、菩提樹の話、リスの夢の話等々の神話と、一枚一枚人の手で刷られ綴じられた孔版画にも精霊が潜んでいて、神様への捧げ物ではないかと思われるほどです。
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中央インド出身のゴンド民族の昔話や神話などをもとに、3人のゴンド人アーティストが書いた絵を、チェンナイ郊外の工房で手すき紙にシルクスクリーンで印刷し、手製本で一冊ずつ仕上げられたハンドメイド絵本。 全てのページが手すき紙で、ページ一枚一枚の紙に存在感がある。 シルクスクリーンの...
中央インド出身のゴンド民族の昔話や神話などをもとに、3人のゴンド人アーティストが書いた絵を、チェンナイ郊外の工房で手すき紙にシルクスクリーンで印刷し、手製本で一冊ずつ仕上げられたハンドメイド絵本。 全てのページが手すき紙で、ページ一枚一枚の紙に存在感がある。 シルクスクリーンの質感によって、リアル感、近さを感じる作品だ。香り、手触り、一枚一枚に現実味がある。
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絵が美しい、装丁が優しい。インドに伝わる木の伝説を語る。木の伝説はそれぞれ短くシンプルな言い伝えだ。話の筋はない。起きたことだけを語る。だからこそ木の力、人の想い、神の技、動物の声を感じる。それは都会ではなくインドの森の中で自然に守られている気持ちにさせる。都会に、人に、現代に疲...
絵が美しい、装丁が優しい。インドに伝わる木の伝説を語る。木の伝説はそれぞれ短くシンプルな言い伝えだ。話の筋はない。起きたことだけを語る。だからこそ木の力、人の想い、神の技、動物の声を感じる。それは都会ではなくインドの森の中で自然に守られている気持ちにさせる。都会に、人に、現代に疲れた時に癒してくれる大人のための絵本、いや画集。
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完全ハンドメイドの素敵な本 1ページ1ページ丁寧にめくってしまう 独特な絵だけの引き寄せられる そんな魅惑がありました_φ(・_・ 2020/12/8 ★4.8
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