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消費社会の神話と構造 新装版 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2025/08/11

消費は欲望の表出ではなく、記号コミュニケーションである。資本主義社会の成れの果て、加速主義へのアンチテーゼとしてのメタ構造の分析。

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2025/07/24

現代の消費社会についての古典。記号論の威力が発揮されている。現代は、さまざまなものが記号化され、消費されているシステムであることが分かる。 3-2 消費の最も美しい対象ーー肉体、3-4 気づかいの秘蹟 が興味深かった。肉体すら記号化する。また、社会は総サービス化する。 人文系...

現代の消費社会についての古典。記号論の威力が発揮されている。現代は、さまざまなものが記号化され、消費されているシステムであることが分かる。 3-2 消費の最も美しい対象ーー肉体、3-4 気づかいの秘蹟 が興味深かった。肉体すら記号化する。また、社会は総サービス化する。 人文系の翻訳書なので、それなりに読みにくいが、慣れるしかない。

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2025/06/29

だいぶ難解でした。結論だけ読めばいいと思います。 ありとあらゆる物、事象(自由時間から疲労までも!)が、消費されるこの時代。

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2025/02/24

2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より: ジャン・ボードリヤール【消費社会の神話と構造】 ピエール・ブルデュー【ディスタンクシオン】 社会学...

2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より: ジャン・ボードリヤール【消費社会の神話と構造】 ピエール・ブルデュー【ディスタンクシオン】 社会学の名著 自分の視野を知れる。 世界の見え方が変わると思う。 https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN

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2025/01/28

1. 現代社会の分析 - ボードリヤールはアメリカを含む現代西欧社会を分析し、特に『物の体系』に集中している。 - 巨大なテクノクラート的企業が新しい社会的ヒエラルキーを創出し、抑制しがたい欲望を引き出す。 - 現代社会における「モノ」の消費は、従来の機能や欲求とは無関係に意味を...

1. 現代社会の分析 - ボードリヤールはアメリカを含む現代西欧社会を分析し、特に『物の体系』に集中している。 - 巨大なテクノクラート的企業が新しい社会的ヒエラルキーを創出し、抑制しがたい欲望を引き出す。 - 現代社会における「モノ」の消費は、従来の機能や欲求とは無関係に意味を持つようになっている。 2. 消費の論理と社会的ヒエラルキー - 消費は新しい神話を形成し、現代のモラルとなっている。 - 消費の現象は、部族の新しい神話として機能し、古代の均衡を破壊している。 - 中世社会は神と悪魔の均衡を保っていたが、現代社会は消費とその告発の上での均衡を持っている。 3. 豊かさと新たな稀少性 - 現代社会では、豊かさだけでなく公害も社会論理に組み込まれている。 - 都市と工業地帯の拡張により、空間やきれいな空気、静けさなどが稀少な財となっている。 - 日常的消費財は社会的地位の象徴ではなくなり、価値の新しいヒエラルキーが形成されている。 4. 消費のイデオロギーと社会的不平等 - 消費は社会全体を均質化するのではなく、内部の差異を強化する。 - 教育と同様に、消費も階級的制度の一部であり、特定の人々だけが文化的資源にアクセスできる。 - 消費のイデオロギーは、抽象的な同質性のもとで真の差別を生む。 5. 享受の否認 - 消費は享受を排除するものとして定義される。 - 社会的論理は享受の否認に基づいているが、享受は個人的な合理化として生じている。 - 消費は他者との関係性において意味を持ち、個人の主体性が消失する。 6. 差異化と個性 - 現代社会では、個性化された差異が生産され、再生産されるが、実際には差異が失われている。 - 差異はモデルに基づいて巧妙に生産され、個人は記号として機能する。 - 独占的生産は物質的財だけでなく、社会的関係の独占的生産でもある。 7. 消費と身体の美 - 身体の美と抑圧は強く結びついており、消費社会における矛盾を反映している。 - 美しさは暴力の表現形式であり、身体が犠牲となる状態である。 - 商品は消費可能なイメージや記号として消費され、個人の存在が見失われる。

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2024/10/04

現代の消費社会をマルクスの価値形態論とソシュールの記号論を使って徹底的に分析した本。 市場に出回る「モノ」だけでなく、メディア、教養、余暇、セックスまでもが差異表示記号以外として存在する事は許されず万物がモノ化されて市場に出回り商品となることを示唆する恐ろしい本である。 197...

現代の消費社会をマルクスの価値形態論とソシュールの記号論を使って徹底的に分析した本。 市場に出回る「モノ」だけでなく、メディア、教養、余暇、セックスまでもが差異表示記号以外として存在する事は許されず万物がモノ化されて市場に出回り商品となることを示唆する恐ろしい本である。 1970年にここまで鋭く消費社会を分析していたという事実にも驚くが、それよりも恐ろしく感じるのはこの指摘が今なお変化する事なくむしろ強固に存在し続けているという点だと思う。

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2024/05/30

70年代に書かれたということが信じられない。 女性タバコ啓蒙の話が面白かったな。 とても回りくどかったため一度挫折したのちに再度トライして読み切った。 なんでも記号消費だって自分から距離を置いて冷笑ばかりしてるのもダサいというか自分のことを棚に上げてるだけなので、諦めて受け入...

70年代に書かれたということが信じられない。 女性タバコ啓蒙の話が面白かったな。 とても回りくどかったため一度挫折したのちに再度トライして読み切った。 なんでも記号消費だって自分から距離を置いて冷笑ばかりしてるのもダサいというか自分のことを棚に上げてるだけなので、諦めて受け入れるしかない。

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2024/05/25

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1794200321197236677?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

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2024/04/28

表紙に惹かれて読了。 面白い内容だけれど言葉の意味を想像して頭の中で組み立てながら読む必要があるため、雑音が少ないところで読む必要があるし友人にはあまり薦めづらい。 「神話」と言われると難しく捉えてしまいがちだが我々が日常で抱える漠然とした不安と日々増え続ける消費物との繋がりとが...

表紙に惹かれて読了。 面白い内容だけれど言葉の意味を想像して頭の中で組み立てながら読む必要があるため、雑音が少ないところで読む必要があるし友人にはあまり薦めづらい。 「神話」と言われると難しく捉えてしまいがちだが我々が日常で抱える漠然とした不安と日々増え続ける消費物との繋がりとがシステム化しているのだと捉えるとすんなり入ってきた。 我々はこの消費社会から抜け出すことは不可能だと私は考える。日常生活で使う多くのものは消耗品であるし、自給自足が出来る社会ではない。SNSもより普及された事によって消費信仰はより加速していっている。そのため、この本を読んだ上でそこから抜け出そうと考えるのではなく、「この世界はこうなっている」と理解した上で自分を見失わないようにする事が大事なのかなと私は思う。

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2023/10/07

「消費社会とそれに踊らされる人間を批判する」というようなありふれた批判ではない。ソシュールの記号論がベースになっており、それを元に、消費とはどういう意味を持つのかを整理した本である。

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