ふたつめのボールのようなことば。 の商品レビュー
ひとつめほどの心への(プラスな)衝撃は少なかったが、特にあとがきの方の文章が良かった(笑)(笑) 糸井さんの言葉は、こう受け取るんだぞー、という心構え?を指南してくださった。 みっつめの読書にうつりますー。
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1作目と同じくらいひたひたに満足しました…!社会人3年目のこの時期に出会えて、読めて本当によかった。 1作目と同じくらい、と言ったものの、書き留めたパッセージは倍になっていました。 *クルマでも、歌でも野うさぎでも人間でも、 できることはぜんぶやったなあと感じるのが、 いちばんのあこがれだよなぁ。 このからだを、このこころを、この知恵を、 この思い出を、このいのちを、 まるまるまるごと使い切れたら最高だよな。 できるかもしれないことは、したい。 できることは、もっとじょうずになりたい。 生まれたての人のようにね。 生まれたての人だったとき、ものすごく生きたがってたね。 *強い人というのは、ただ単純に、 力をたくさん持っている人というだけでなく、 じぶんの力をよく知っている人だという気がします。 *おそらく「集中して死ぬほど考える」ということよりも、 「しっかり感じる、そして毎日やすみなく考える」ことのほうが、 難しい問題を解決に近づけてくれる。 *じぶんはどうあるべきか、 じぶんに足りないところはどこか、 じぶんの道はこれでいいのか? そういうことを考えることは悪いことじゃない。 だけど、目がじぶんに向いているうちは、 ふらふらと不安定でしかいられてないんだよなあ。 目をじぶんから離さないと力は出せない。 *「不言実行」寄りの姿勢で「有言実行」するのが、 いちばん大人っぽくて、かっこいいんだよなあ。 *考えても考えても、「いい考え」にはならない。 「感じる」ことができたら、「いい考え」が生まれる。 *お世辞も含めて、面と向かって人にほめられたとき、 どういう返事をしていいか、定型文ってなかったよね。 それ、今日つくったよ。 「ありがとうございます。(そのおことばを)励みにします(にこっ)」だ。 *じぶんと意見のちがった人を攻撃するよりは、 じぶんの「基準」を示すほうが建設的だと思う。 *説得力ってことについて考えていたんだけど、 「ちゃんとやってるやつ」の言うことって、 だいたいみんなが耳を傾けるよ。 それが説得力ってものじゃないかな。 *リーダーは、じぶんのことは棚に上げている。 そうでないと無理、そして、それができるのがリーダー。 *じぶんが、なにとなにを、なめているか? それを、とにかくチェックすることが大事だと、そう思ったのです。
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言葉の量は極めて少ない。 だからと言って早く読み終えると思ったら大間違いで、 一文一文がいろんなことを思い起こさせてなかなか前に進めない本でした。 もちろん賞賛しております(笑)。 このシリーズの二冊目のようで一冊目もそのあとも読んでみたいです。
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当時よく読んだことばがまとめられている。 受け止め方が異なることが新鮮で、その差分はこれまで過ごしてきた時間を振り返るきっかけになる。
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ひとつひとつの言葉が、自分自身にすっと馴染んできました。ボールのようなことば。人それぞれの受け止め方がある。 [印象に残ったフレーズ] 煎じ詰めれば、1行で済むようなことを言ってます。 でも、このくらいの時間、つきあってほしいから、 このくらいの分量で言ってるんですよね。 こ...
ひとつひとつの言葉が、自分自身にすっと馴染んできました。ボールのようなことば。人それぞれの受け止め方がある。 [印象に残ったフレーズ] 煎じ詰めれば、1行で済むようなことを言ってます。 でも、このくらいの時間、つきあってほしいから、 このくらいの分量で言ってるんですよね。 ことばって、愛撫みたいなものでもあります。
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糸井重里さんの、散文集、というのだろうか。 ボールとは、スポーツで使うようなボールのこと(料理に使うボウルではない)らしい。 すごくしっくりきて、なるほど、そうだよね、わたしもそうだなぁ、と思いながら読むものもあれば、 糸井さんはそう思っているのね、と思うものもあり。 たった...
糸井重里さんの、散文集、というのだろうか。 ボールとは、スポーツで使うようなボールのこと(料理に使うボウルではない)らしい。 すごくしっくりきて、なるほど、そうだよね、わたしもそうだなぁ、と思いながら読むものもあれば、 糸井さんはそう思っているのね、と思うものもあり。 たった数行の言葉で読む人の心を掴んで、なんなら涙が出てくる。 あくまでも、糸井さんの「ぼくはこう思ってます」ということであって、皆にそれを広めたいとか、真似して欲しいとかではない。 でも、素敵な考えかただなと思ったことは、わたしも取り入れたくなる。 亡くなった方に親切にしようと思う。どんな亡くなり方であれ、亡くなった人はさみしいと、わたしも思う。その人のことを感情に入れて一緒に遊ぶ、苦しみがないように、わたしもそうしたい。 何が合理的か何が正解か、損したくない恥をかきたくない、レストランの口コミ評価やメニューでこれを食べるべきとかばかり気にして自分の食べたいものを自分で決められないような人って、良い年の大人(特に男!)にいっっっぱいいる!糸井さんはそういう状況を正解病と呼んでた。こういうのに違和感をおぼえているの、わたしだけじゃなかったんだなーって安心したのと、わたしのモヤモヤを言語化してくださって感謝の気持ち。ありがとう。
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一巻目を読んで、面白かったので迷わず購入。本作も良かった。短い内容でこころに刺さる文章が好きだ。意味がわからないことでも、時間をおいて読んでみれば理解できることも増えていると思う。次回も読むのが楽しみだ。
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わたしのバイブル。マーカーや付箋だらけ。 しかし恥ずかしながらボールのようなことば、をまだ読んではいない。けれど絶対読みたいすぐにでも読みたい。 この本に出会ったのは大学生になるほんの少し前。 高校の卒業旅行と称して仲良し5人組で東京の端っこに旅行へ行き、商店街の角にある古本屋...
わたしのバイブル。マーカーや付箋だらけ。 しかし恥ずかしながらボールのようなことば、をまだ読んではいない。けれど絶対読みたいすぐにでも読みたい。 この本に出会ったのは大学生になるほんの少し前。 高校の卒業旅行と称して仲良し5人組で東京の端っこに旅行へ行き、商店街の角にある古本屋で信号待ちの間にひとめぼれ、パッと購入した。毎日ほぼ日が楽しみ。
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作者の糸井重里さんの、読者に伝えてるようで、自分にも言い聞かせてるような文章の書き方は、すっと入ってくる気がする。読後は、なんだか温かい。
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【再読】難しい言葉は使ってないのに(使ってないからこそ?)何故か芯を捉えられたような気分になる。やっぱり言葉がすきだなって思わせてくれる大好きな本。
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