1,800円以上の注文で送料無料

潮流 の商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/10/18

過去に安積係長の担当した事件から起こった新たな事件。警察の前に1人の人間としての戦いに、スカッとした。まわりにいる署長たちも、同僚も部下もみんな素敵だ。

Posted byブクログ

2016/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりにハンチョウシリーズ読んだ。相変わらず真面目。新メンバーに女性刑事水野が加わっていたけど、浮いた雰囲気もなく。今回は自分たちが担当した事件にえん罪の可能性(というかそうだった)があったが、迷うことなく事件を解明していく。潔いくらいの正義感。キャラ設定も安定しているので、安心して読める。 あらすじ リシンという毒物が小さな金属球で打ち込まれる事件が続く。これはロシアのジャーナリストの事件をヒントにしたものだった。さらに、安積班あてに脅迫状が届く。かつて班が担当した、ジャーナリストが暴力団のフロント企業関係者を殺害した事件に関係することらしい。

Posted byブクログ

2016/07/01

東京湾臨海署安積班シリーズ。 管轄区域の離れた場所で三人が倒れ、相次いで緊急搬送。やがて亡くなった。調べるうちに、五年前に担当した事件との関連に気づく。 これをやらなければ、警察官でいる以前に、安積剛志という人間でいられなくなる。っていうくだりが特に気に入っている。 言うべき...

東京湾臨海署安積班シリーズ。 管轄区域の離れた場所で三人が倒れ、相次いで緊急搬送。やがて亡くなった。調べるうちに、五年前に担当した事件との関連に気づく。 これをやらなければ、警察官でいる以前に、安積剛志という人間でいられなくなる。っていうくだりが特に気に入っている。 言うべきところはバッサリと、立ち向かうべきところは臆せず。 部下思いの安積班長。 そして部下は安積班長を信頼しきっている。 仲間には温かな諭し。 安積班の団結力に胸熱だ。

Posted byブクログ

2020/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安積班シリーズ。長編作。 臨海署管内で3件の毒物殺人事件が続いて起こる。連続テロの疑いを持ち、捜査を進める安積班だが、犯人からのメールが届いたことにより、安積班が扱った、過去の冤罪事件が浮かび上がる。 最初から最後まで、安積班長の心の声がビシビシと。だからなのだろうか、ちょっと素人には考えつきにくいだろう事件の繋がりも、確かな筋読み能力と部下の使い方に長けた安積班長ならばあり得ると思ってしまう。本当に経験豊富で、捜査能力に長けた刑事さんってこういう筋読みをするのかと、半ば感心しながら読んだ。 今野先生の作品って、本当に嫌な奴が出てこないから後味がスッキリ。今回で言うと警視庁から出っ張ってきた係長がその嫌な奴の代表なのだが、実際はそれぞれにちゃんとした矜持があって、それも最後には理解できる。(←相楽班長はもはや臨海署メンバーだから問題なし) 途中、安積班としてピンチはありつつも、安積班長の流石な人間力とメンバーのチームワークの良さで見事乗り切る。惚れ惚れするくらい、皆がカッコ良くて、大いに楽しんだ。 ストーリー展開においても、最後は冤罪事件による警察側の対処の在り方まで描いてあって、最後まで興味深く読めた。このシリーズ、いつも面白いけど、私としては今作に最高点を与えたい。ただ、一つ気になるとすれば、犯人が最初無差別テロ行為に走ったこと。動機そのものはまだ理解できるものの、何故に恨みを何ら関係のない一般市民に向けたのか、そこは理解できないし、理解したくもない。最初から警察関係者に焦点を絞った犯行なら、多少理解できないこともなかったのだが。まぁ、2年もの間、計画を温めると、そういう凶行に走っちゃうのかな。

Posted byブクログ

2016/03/21

安積班です~ 相変わらずの気配りで自問自答の日々ですが 誰かにスイッチを入れられると、自分の道を 突き進む・・・今回は署長がカッコいい!

Posted byブクログ

2016/03/05

安積班シリーズ15作目。 犯人の動機は分からなくもないけど、手段には全く賛同できない。ジャーナリストでも何でもない。 犯人と対照的に、安積を始め男気溢れる面々が頼もしい。相楽との関係もなんだかんだで微笑ましい。裏切らないシリーズ。

Posted byブクログ

2016/02/28

安積班が冤罪事件?過去の事件の再捜査をする安積班。自分のミスを認めるのが難しい中、真摯に対応する所がカッコイイ。

Posted byブクログ

2016/02/14

安積班長編。臨海署管内で緊急搬送された3人がリシンで毒殺される。連続した毒殺の背景には、過去に安積班が扱った冤罪と思われる犯罪が・・・捜査本部の本筋ではないことから、安積班は犯人にアプローチしていくけど、いつもいつも、そんなにうまく行くのかよ・・・って突っ込みたくなってしまった。...

安積班長編。臨海署管内で緊急搬送された3人がリシンで毒殺される。連続した毒殺の背景には、過去に安積班が扱った冤罪と思われる犯罪が・・・捜査本部の本筋ではないことから、安積班は犯人にアプローチしていくけど、いつもいつも、そんなにうまく行くのかよ・・・って突っ込みたくなってしまった。事件の背景も、何となく、今回は強引のような気がした。

Posted byブクログ

2015/11/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警視庁幹部の「冤罪事件を隠し通したなら処分されるべきだ。しかし、過ちを自ら正そうとした者を処罰する必要はない」という言葉には、現実とは違う理想論を感じるが、それでも妙に落ち着く言葉で、非常に満足した。

Posted byブクログ

2015/11/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警察性善説もの。筋も人の道も職業倫理も外さずにうまくいくから安心して読める。謎なのは犯人の人間性。テロもどきで関係のない人を襲うことになんの正当性があるのか。

Posted byブクログ