ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス の商品レビュー
何度読んでも私の名作。初めて読んだのは青春18切符で東北一周の旅をしている時だった。 その時とはまた違った気持ちになったり、911と311が交差しながら私と誰かの関係性。 新型コロナウィルスで自宅待機している今のわたし。
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パープルヘイズ食ってんのか? ってな事で、滝口悠生の『ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス』 ええ、勿論タイトルで借りましたよ それ以外に読んでみたいって理由は無いじゃろ! あぁ、勿論BGMにはジミヘン聴きながら読んだよ パーブルヘイズ食って無いのに、食った様な感覚に...
パープルヘイズ食ってんのか? ってな事で、滝口悠生の『ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス』 ええ、勿論タイトルで借りましたよ それ以外に読んでみたいって理由は無いじゃろ! あぁ、勿論BGMにはジミヘン聴きながら読んだよ パーブルヘイズ食って無いのに、食った様な感覚に陥るでこの本(ヤク)は…… もうね、こういった本ってのは純文学ってジャンルになるんかな? ラリって全く頭に入って来ん 房子の事しか残らん(笑) じゃが房子はどうなった? じゃが、Fire はええよね♪ わしも一番好きな曲じゃね どうでもええけど、ジミヘンで一番好きなアルバムは『Jimi Plays Monterey』じゃね 2020年70冊目
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良すぎ。100ページそこそこしかないのに、読んでいるうちに時間を認知するにあたっての速度がわからなくなる感覚があって、つまり今このくらい読んだからこのくらいの時間が経っているだろうという見当というか、読書をしていると慣れで解るのだが、その見当がつかなくなる。 作品内でも言及...
良すぎ。100ページそこそこしかないのに、読んでいるうちに時間を認知するにあたっての速度がわからなくなる感覚があって、つまり今このくらい読んだからこのくらいの時間が経っているだろうという見当というか、読書をしていると慣れで解るのだが、その見当がつかなくなる。 作品内でも言及されているジミヘンの「フィードバックによる持続的なノイズが、ギターを揺すったり放り投げたり火を点けることによって変化する」演奏(演奏というのか?)を、小説にするとこうなるんだなというか、滝口悠生が小説にするとこういうテーマ性を帯びるんだなと思った。上記「 」内で書いたジミヘンの演奏(演奏というのか?)は時間、というか、あるひとまとまりの時の流れみたいなものに対してループさせたり変化を与えたりということなんじゃないんですかと楽器に対するすべての知識を持たないまま考えるが、(あるひとまとまりの)時の流れみたいなものにアプローチするにつけ、小説の中で「回想」とそこにまとわりつく(ふたしかな)焦点/ボケというように表現したのは、ゴイゴイスーとしか言えないし、やはりこのようにたらたら書いてみて思うのは「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」というタイトルがこの小説にバッチリバッチリだなということです。
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何気なく過ぎ去っていく景色、どうということもない思い出、ある時抱いた気持ち。 そんな色んなものが重なり編まれ折り重なって自分がある。 辛かった事、嫌だった事も丸抱えして愛おしむような感覚。 滝口悠生色が一番強いんじゃないか。これが。
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変な話だけど面白い。いつも変だけどなんか人生ってこんな感じだよな。断片的に思い出す不確定な記憶と現在の混ざりあい。
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途中まではフムフムと読んでいて結構面白かったんだけど段落7から話にのめり込めなくなった。ジミヘンもうまく活かされていないかな
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いくつかのエピソードが語られる順番も、終わる唐突さも不思議な感じだが、主人公が思い出を想起しているのと同じように、読了後に思い返してしまう自分がいる。
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どうせ答えを忘れてしまうからきかないって。 前半特によかった。 読めないし意味もわからない単語があったけど、ふりがなもしてくれてなかったので飛ばした。その単語がどれだったかも忘れてしまった。
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そこに、存在し得るとは、いかに曖昧なことか。そうだったかも知れないし、そうでなかったかも知れない。生きることのありとあらゆる可能性を探りながら、いまここにいる自分を肯定してくれる作品。
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経験したこと、事実はあってもその記憶、時間は確実に見えて実は曖昧なもの。確かなのは自分の身体、痛みだけなのだろうなと思う。
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