孤狼の血 の商品レビュー
初柚月作品。 凄まじい吸引力、力強い筆力、それに負けない主人公。 薄っすらと感じるものはあるものの、そんなことはどうでもよくなる。 面白い。
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いつもきっちり書かれていてしっかり読ませてくれる柚月さんですが、今回は更にその印象を強くした。 広島弁での明らかにヤクザ という話に、最初は少し引きぎみだったけれど、抗争が近づくにつれて引き込まれていき、最後の締めも予想通りではあったけども、それがまた逆に心地よいくらいの終わり...
いつもきっちり書かれていてしっかり読ませてくれる柚月さんですが、今回は更にその印象を強くした。 広島弁での明らかにヤクザ という話に、最初は少し引きぎみだったけれど、抗争が近づくにつれて引き込まれていき、最後の締めも予想通りではあったけども、それがまた逆に心地よいくらいの終わり方でした。
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冒頭からグイグイ引き込まれて一気読み(≧∇≦)b やくざさんの実態はよく分からないけどこんな感じなのねと思わせる世界観。 日岡が何故日誌で数行消していたのかとか日岡の正体とかあの人が死んじゃったりと色々と予想がつかないストーリー展開でした(≧▽≦) 帯で黒川博行氏が絶賛されている...
冒頭からグイグイ引き込まれて一気読み(≧∇≦)b やくざさんの実態はよく分からないけどこんな感じなのねと思わせる世界観。 日岡が何故日誌で数行消していたのかとか日岡の正体とかあの人が死んじゃったりと色々と予想がつかないストーリー展開でした(≧▽≦) 帯で黒川博行氏が絶賛されているだけあって疫病神シリーズも彷彿とさせる内容でした(≧∇≦)b
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著者がインタヴューで仁義なき戦いの話しをしていたので読んでみたら自分も昔に見た県警対組織暴力を彷彿させる話しだったので面白かった
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最近の柚月作品は警察内部の話が多いですね。今作も最初はありがちな警察と暴力団の話かと思いきや最後の展開が面白かったです。
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昭和63年の広島の暴力団抗争の中に生きる刑事を軸にした作品。最初は大上の強烈なキャラや広島弁に少し抵抗があったが、このまま大上のキャラをひきづって、物語が進むのかと思いきや、意外な展開に・・・ラストはちょっと手抜きな感じはしたが、この作家さんがこういう作品も書くんだと思えた意外な...
昭和63年の広島の暴力団抗争の中に生きる刑事を軸にした作品。最初は大上の強烈なキャラや広島弁に少し抵抗があったが、このまま大上のキャラをひきづって、物語が進むのかと思いきや、意外な展開に・・・ラストはちょっと手抜きな感じはしたが、この作家さんがこういう作品も書くんだと思えた意外な一作。
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柚月さんの肝にはオトコがいるに違いない。 頭や心にいるのではなく、肝に、間違いなくオトコがいるとしか思えない。 このタイミングでこの小説が世に出るというのも、なにやら因縁めいていて。 そして組組織、というものの、表と裏の、筋の通し方のかけらがみえた。 読み終えた今、正義という見え...
柚月さんの肝にはオトコがいるに違いない。 頭や心にいるのではなく、肝に、間違いなくオトコがいるとしか思えない。 このタイミングでこの小説が世に出るというのも、なにやら因縁めいていて。 そして組組織、というものの、表と裏の、筋の通し方のかけらがみえた。 読み終えた今、正義という見えない筋への軸足が、すこしずれた。 正義と悪。光と影。表と裏。どこにその境界があるのだろう。 いや、それにしても、面白い。そういうことか!ストンと全てが見えたときの気持ちよさ、ときたら、たまりませんでしたわ。なんにしても、大上はオトコの中のオトコじゃけん!
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