1,800円以上の注文で送料無料

啼かない鳥は空に溺れる の商品レビュー

3.8

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/04/25

母親の呪縛から抜け出せない2人の女性。 あー、読んでいて息苦しかった。なのに続きが気になって一気読み。 千遥の肩の力が抜けた様子にホッとしたのも束の間…亜沙子の母親も分かってくれたと思ったのも束の間…ラストはゾッとした。

Posted byブクログ

2016/04/17

よくある母と娘の話。 あれ、最近もこんな本読んだような・・・ きっと不変の問題なのだろう。 わかるけど、どうしようも動けないって、 こういう問題のことを指すんだろうなぁ。 よく身に覚えがあるけど、この主人公たちと同じような場所に自分も捕らわれているのを実感した。

Posted byブクログ

2016/04/09

共に母親に人生を狂わされる娘の話。 母娘、家族でも近すぎたり遠すぎたり距離感が難しい。 やりすぎ感のところもあったがシーンによっては少なからず共感できるところもあって。 ラストは娘は変わっても母は変わらないのか、つら。

Posted byブクログ

2016/04/07

母からの賞賛を追い求める千遥と真綿で絞められる様な母との関係にもがく亜沙子。足元に暗く静かに絡み付いていくような展開がじわじわ怖い。しかし二人が出した結論に何処か納得してしまう自分が嫌だー。母娘との業に比べれば某男性の問題は小物に見える(笑)いや世間的には大事なんだけどさ。

Posted byブクログ

2016/03/21

私にも娘がいるので、母の気持ちも娘の気持ちもわかり、登場人物4人側に立て、のめり込めて面白く読めた。 母親には幾つになっても認められたいし、娘には自慢の娘であって欲しいと思う。 結局はどちらの立場でも、自己満足を求めてしまうのかも!

Posted byブクログ

2016/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母娘の関係性をテーマにした物語です。 核家族が大多数になった現代、更に最近は晩婚化、っていうか婚姻率自体が下がったことで注目されやすいテーマなんですかね? 村山由佳の放蕩記や林真理子のマイストーリーなんかと似てるなーと思いながら読みました。 ラストに衝撃を与えたくてああいう風にしたのだと思うけど、なんだか安っぽく感じてしまって、私てきにはイマイチでした。 が、他の方のレビューを読むと、そこが著者らしくていい!ということらしいです。人それぞれですねえ。。 まあとにかく、こういうテーマを他人事として読める境遇にいる私は、母に感謝です。。

Posted byブクログ

2016/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

先が早く読みたくて、あっという間に読み終えました。 母と娘っていろんな形があるけれど、120%で オールOKなことなんてないんだ、自分も含めて 実感させられます。 ハッピーエンド?と思いきや、そうくるか! といった大どんでん返しもあり... (ハッピーエンドであってほしかった) 世界にぐっと引き込まれます。お時間ある時にぜひ☆

Posted byブクログ

2016/02/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりの唯川作品。 やっぱり面白い^m^ 私にしては珍しく1日で読了。 2組の母娘の物語 共依存、母子家庭の母娘に対して 蔑まれて育てられた娘と母 実際はそうであっても知らなかったりするけど ホント隣に住んでいそうな主人公たちのストーリーに 恋愛があって、葛藤があって、結論があって・・・ 最後はヒヤッとするような事もあるのも、また好きな感じ。 私が怖いと感じたのは娘たちは変わろうとするけれど 母たちは変わらない。 そもそも気付いていない怖さ・・・ 現実の様々な家庭内の事件の核心をついているような印象でした ドロドロの恋愛だけじゃない唯川作品!(^^)! また唯川作品を読み続けてしまいそうです

Posted byブクログ

2016/02/19

 久しぶりに読んだ小説。 そして、数年ぶりに読んだ唯河作品でした。 小さい頃から母に疎まれてきた32歳の千遥。 14歳で父を亡くしてからずっと母と娘の二人で生きてきた27歳の亜沙子。 話は二人の視点で交互に進んでいきます。 二人それぞれに母親との関わりを描きながら、結婚相手が...

 久しぶりに読んだ小説。 そして、数年ぶりに読んだ唯河作品でした。 小さい頃から母に疎まれてきた32歳の千遥。 14歳で父を亡くしてからずっと母と娘の二人で生きてきた27歳の亜沙子。 話は二人の視点で交互に進んでいきます。 二人それぞれに母親との関わりを描きながら、結婚相手が現れ…。 予想していなかったラストにびっくりしました。 千遥サイドの最後の一行、さすがだなと思います。 久し振りに他の唯河作品も読んでみようかな。

Posted byブクログ

2016/02/13

唯川恵っぽくない。この人は恋愛と結婚とセックスについて書いた方が向いているかなと思う。最後救いようのない感じがよかった。軽い。

Posted byブクログ