東京零年 の商品レビュー
三毛猫ホームズのシリーズは随分前に読んだきり。 久しぶりに赤川次郎さんの本を手に取りました。 文章の読みやすさは変わりなく、しかし内容は随分違いました。 もう実際に防犯カメラは街中にあるし、マスコミは機能せず、ネットも怪しげなこの時代に起きてもおかしくないような気がしました。
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赤川次郎と言えば、昔よく読んだ、三毛猫ホームズシリーズが印象に残っていて、同じ作者とは思えないテーマだった。
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2020年7月2日 長い。 この内容ならもう少し短くできそうに思う。 最初はつかめず、苦痛だったが、だんだんと慣れて楽しくなってきた。 大学の講義中にレイプってちょっとあり得ない。 テレビの生出演中に拳銃自害、もしやったら、子どもたちに悪影響を与えてしまうよ、ね。トラウマになる、きっと。 小説の中だから、潔い行動、正しい行動に思える。 ドラマチックな展開はフィクションならではのこと。 現実、体制を守る歪んだ正義があるのだろう。現にアベさんの周りにはそんなのが多々ある。それを正していける世の中にしたい。蟷螂の斧のようだが、声をあげていかなくちゃいけない。 2022年9月11日 すっかり忘れてた。 読んでいたのねー。 アベさんは暗殺された。
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第50回吉川英治文学賞を受賞したとあるが、軽くて読みやすかったという感想しか残らなかった。期待していただけに残念。
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久しぶりの赤川作品、出だしは緊張感があり、面白く読み始め、湯浅事件まではさすがという感があったが、その後がだらだら、検事が恋をして本来の人間性を取り戻すことや、そのテーマの終点がぼやけてしまっていたように思う。 吉川英治文学賞の根拠は?
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ユーモアミステリ作家として活躍されている著者のその意気やよし。雑なのは確かだが、それでも500ページかかったのだ。著者の読者層が感覚的に今のままだとまずいと感じてくれればいいと思う。
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分厚い長編で読み応えありでした。警察によって無実の人がまるで生贄にされるように殺される。殺されたはずの湯浅が生きていた。亜紀の父が犯人扱いされた事件の被害者だ。様々な人が湯浅を探す。一方亜紀は偶然生田目健二と出会い、彼の父が検事の生田目重治と知る。誰もが権力に振り回され翻弄される。が、今回も楽しく読めました。
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帯文:”第50回吉川英治文学賞受賞作” ”今の世に問う、衝撃の社会派サスペンス” 目次:1 不機嫌な夜、2 発作、3 真夜中、4 群衆の中、5 記憶、6 訪問、7 機会、8 レンズ、9 出発、10 落差、11 温泉、12 傷、13 商店街、14 辿る、15 安らぎ、16 おぼろ...
帯文:”第50回吉川英治文学賞受賞作” ”今の世に問う、衝撃の社会派サスペンス” 目次:1 不機嫌な夜、2 発作、3 真夜中、4 群衆の中、5 記憶、6 訪問、7 機会、8 レンズ、9 出発、10 落差、11 温泉、12 傷、13 商店街、14 辿る、15 安らぎ、16 おぼろげな顔、17 回想、18 背信、19 面談、20 拘束、21 計画の裏…他
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プラス評価としては読みやすいからただそれだけでストーリーや犯行、社会の闇などが浅く広く書かれており、変に敵を大きくしているため現実味に欠けている。 あと個人的に本の最初に登場人物の紹介一覧を載せている作品は好きになれない。
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もっとノワール色、ディストピア色の濃いものと期待していたのでチト残念。今現在でも見え隠れする闇の世相を皮肉混じりに描いて欲しかった。また後半が粗雑になった感も否めない。特に湯浅と棚原が置き去りにされたのは勿体ない。極左運動に鞍替えし、亜紀をフォローし国を脅かす設定でも良かったかな。とは言っても、徹夜で一気に完読させる位の魅力のあるストーリーで、さすが往年のベストセラー作家。
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