スカラムーシュ・ムーン の商品レビュー
2段組で400ページ超え たっぷり彦根マジックを堪能しました。 ワクチンのための有精卵供給のために奔走する 大学院生たちの青春 世良先生からの、天城先生資金を獲得のための シャンスサンプル ベネチアでの謎の哲学者との出会い どこも濃厚で 霞ヶ関官僚との闘いが霞ん...
2段組で400ページ超え たっぷり彦根マジックを堪能しました。 ワクチンのための有精卵供給のために奔走する 大学院生たちの青春 世良先生からの、天城先生資金を獲得のための シャンスサンプル ベネチアでの謎の哲学者との出会い どこも濃厚で 霞ヶ関官僚との闘いが霞んでしまうほど 霞ヶ関の情報の番人、雨竜も登場して さらに波乱含み シオン先生も出てきて、 長い夢を見ていたような、儚い読後感 次のスカラムーシュの活躍に期待!
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今回も海堂尊さんの思想がふんだんに溢れててう〜んって感じるところが多かった そちら方面は賛同できるところできないところ色々だったけど読み物として面白かったかな スカラムーシュ彦根はこれからどうなって行くんだろう?
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恋愛パートいるか?ってくらい雑。話の大筋は面白いけどちょいちょい説明口調なのが出てくるとだれる。野坂教授もスポットライト当てたわりには活躍あんまりしないし謎。誠一くんが飛び道具過ぎる。
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桜宮サーガの一冊。浪速を舞台にした『ナニワ・モンスター』の続編でスカラムーシュ彦根が大活躍する。 就職試験の面接に全敗した名波まどかは、大学院に新しくできた『地域振興総合研究室』に潜り込む。まどかは養鶏場「ナナミエッグ」の跡取り娘。 ある日『浪速大学医学部 社会防衛特設講座 特任教授』の肩書きの彦根新吾から、インフルエンザ・ウイルスのワクチン培養に必要な有精卵1日10万個の納品の打診を受ける。 まどかは幼なじみで地元真砂運送のドラ息子、拓也と鳩村獣医院の長男で、獣医学生、誠一の協力のもと、新会社プチエッグ・ナナミを立ち上げる。 新型インフルエンザ騒動で激震した浪速の街(『ナニワ・モンスター』)を、新たな危機が襲う。今度は「ワクチン戦争」が勃発しようとしていた──霞が関の陰謀を察知した異端の医師・彦根新吾は、ワクチン製造に必要な鶏卵を求めて加賀へ飛び、さらに資金調達のためにモンテカルロのエトワール、故天城雪彦の遺産を求め欧州へと旅立つ。果たして、彦根が挑む大勝負は功を奏するのか? ・・・ Aiを巡る医学界と警察機構との軋轢は実際にこんなにも激しいものだったのか。筆者は実際の病理医でAiの研究に携わっているだけにその描写は細部に至るまで詳細委細を極め、読者のAiに対する理解を深めさせるだけでもこの小説は読む価値がある。 長い話で読むのに苦労したけれど、読後感はすっきり。
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ワクチン実現に関しては、現実的で読みやすかったけど、資金調達の流れはリアリティがなく、読みにくい。モナコ、ジュネーヴ、ベネチアって、結局虚構ストーリーをつくるため。
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「たまごのお城」でがんばっているまどかちゃんと彼女を助ける幼なじみたちが頑張ってビジネスを立ち上げていく様子が何とも好ましい。政治のほうには興味が持てなかったが、彦根市先生の海外旅行も、なかなか奇抜で、過去のシリーズに登場した人たちが絶妙に絡んでくるのも楽しかった。
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速水先生とならぶ私の推し彦根先生(笑)。 強引でも詐欺まがいでも方策がたてられ 人や組織を動かして実行までもっていける 頭の良さと行動力に憧れる。この人も大概人誑しというか。 で、やっぱシオンさんとくっついたのね。お幸せに!
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ちょっと長いな・・ワクチンのところは途中で話が分からなくなってしまった(汗)(私の勉強不足菜だけだと思うけど。) 最後の謎解きのところはすっきりとした。
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僕は、日本という国家を治療したい―― 海堂サーガ、遂にクライマックスへ! もうすぐ「ワクチン戦争」が勃発する!? 新型インフルエンザ騒動で激震した浪速の街を、新たな危機が襲った。 霞が関の陰謀を察知した医療界の大ぼら吹き・彦根新吾は壮大な勝負を挑むべく、欧州へ旅立っていく。 浪...
僕は、日本という国家を治療したい―― 海堂サーガ、遂にクライマックスへ! もうすぐ「ワクチン戦争」が勃発する!? 新型インフルエンザ騒動で激震した浪速の街を、新たな危機が襲った。 霞が関の陰謀を察知した医療界の大ぼら吹き・彦根新吾は壮大な勝負を挑むべく、欧州へ旅立っていく。 浪速を、そしてこの国を救うことはできるのか。 なんか、壮大なスケール感になってきたよね。。。
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ナニワを襲ったキャメルウィルス騒動の後、彦根は加賀市にいた。ワクチン供給を可能にする有精卵を求めて。 う・・うぅぅうん。 官僚批判と、時事ネタ(維新の会モチーフ)と、青年起業を柱に、気障で古めかしい比喩や思わせぶりな仄めかしを散りばめたお話。 故事成語やたとえ話やらなんやらはそ...
ナニワを襲ったキャメルウィルス騒動の後、彦根は加賀市にいた。ワクチン供給を可能にする有精卵を求めて。 う・・うぅぅうん。 官僚批判と、時事ネタ(維新の会モチーフ)と、青年起業を柱に、気障で古めかしい比喩や思わせぶりな仄めかしを散りばめたお話。 故事成語やたとえ話やらなんやらはそこそこ知っているのだけど、「レミングの群れ」(聞いたことはあるけどウロ)「累卵の危機(正確には危うき)」はググりました。おかげさまで一つ賢くなれましたけれども。 三本柱の中では「起業」の部分が一番身近だったためかおもしろかったです。鳥インフルエンザ禍に見舞われた養鶏農家の方々は、どんな思いで鶏たちを処分したのか、改めて考えさせられました。それに対する「鳥類」に鳥インフルエンザワクチンを打たせない理由も「なるほど」と、良策下策は別として現在のところ他に選択肢がないことを呑み込んだ。 なんでかな、海堂センセの描く女の子はなぜか魅力的でない。ルックスは美人ばかり出てくるのだけど、「いやいや、もっと賢いだろ」と思ってしまうなぁ。 それにひきかえ徳衛センセとか宇賀神総長とかじいさんは魅力的なんですよねぇ。 思うに海堂センセは魅力的な先達には恵まれたが、女の子からはもてなかった・・というところだろうか。(失礼) そして天城センセイの幻影や世良センセが登場したのはうれしかったですが、彦根センセがヴェネツィアに行くとこ、いる????? 気障ったらしさ満載で、それが天城センセテイストなのだけれども、それ、いる????? 検察内部の権謀術数はもう退屈の極みで、その部分はイノセント・ゲリラ(ひいてはナニワ・モンスター)とリンクしてんだろうけど、もうイノセントゲリラ読んでから何年たってると思ってんの?!?!覚えてないわぁああああ!刊行間隔すら利用して幻惑してくんのヤメテ! わからせたいの、ケムにまきたいの、どっちや! と、主張しておきます。 まどかちゃん、がんばってね!
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