スカラムーシュ・ムーン の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「スカラムーシュ・ムーン」読み終わってちょっと経ってから、秀逸な題だなと気付いた。 他の本の内容は後ろにまとめて注釈つけて欲しいと思ってしまった。
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他の作品を読んでから時間が経ってるため、登場人物の関係性とか出来事とかが曖昧なまま読み進めてたらこんがらがったけど、読み終わったらストンと落ち着いた。 人物相関図と小説の時系列が冒頭にあるといろんな話が複合的に絡むのが分かって面白いのになーと思ったり。
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3.0 バチスタシリーズ彦根新吾のストーリー。今までの集大成という感じです。さすがにこれ以上の広がりは難しくなったのかな。速水先生や加納警視などまだまだ魅力的なキャラはいっぱいいるのだが、、、
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3本の柱が交わりあって、いや1本の柱に2本の物語が絡まりあって…という作り。モンテカルロの1本がいらなかったかな。。。 最近の心情をグタグタいう感じはなくてよかったんだけど、うーん私には最後の1ページだけあればOKだったかな(笑)これでまた彦根物語は「つづく」になったんでしょうね...
3本の柱が交わりあって、いや1本の柱に2本の物語が絡まりあって…という作り。モンテカルロの1本がいらなかったかな。。。 最近の心情をグタグタいう感じはなくてよかったんだけど、うーん私には最後の1ページだけあればOKだったかな(笑)これでまた彦根物語は「つづく」になったんでしょうね。
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医療というより政治、国の体制についてのお話。ある程度現実に沿った内容でもあり、彦根の理想(作者の理想)が実際に日本で実現しない限り彦根は永遠に負け続けてしまうのではないか?と思えてしまいます。そういう意味ではお話として面白いですが、結末がある程度見えてしまうのが悲しく思えます。
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時系列の勘違い。桜宮サーガが一区切りしたあとの話と思っていました。彦根とシオンの別れはすでに過去のものと思って読んでいましたね。つまり「ナニワモンスター」を読んでいる時点で、勘違いしていたということです。 彦根とシオンの再スタートが終幕の1シーン。道化師の旅は続くのだけど、次の舞...
時系列の勘違い。桜宮サーガが一区切りしたあとの話と思っていました。彦根とシオンの別れはすでに過去のものと思って読んでいましたね。つまり「ナニワモンスター」を読んでいる時点で、勘違いしていたということです。 彦根とシオンの再スタートが終幕の1シーン。道化師の旅は続くのだけど、次の舞台はどこへやら。ナニワと現実の大阪のシンクロもここで終幕でしょうし。やはり、桜宮なんですかね。 ゴンドリエーレとの一時の邂逅が大好き。彦根の人生で触れ合った人達が、道化師の仮面を彩っていくわけですが、新たな彩りとなるのでしょう。天城で始まった道化師の欠片が、完成するのはいつの日か。 その時は道化師ではなくなるだろうけど、偽悪的に道化師自称するんでしょうね。 ナニワで道化師によって一つの形として収斂しそうだった医療国家。桜宮のAIセンターといい、希望・理想の現実化が寸止めで物語は続いていきます。どこで結実するんでしょうか。 小説でなく現実で、と思ってるんでしょう作者は。
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桜ノ宮シリーズ。ワクチンと地方独立がテーマの大学院生の新米社長と彦根先生が主役の医療よりは政治がメインの物語。やれることがあるうちは諦めない気持ちが見ていて気持ちいい。
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読み応えがあった。海堂さんの本を少しずつ読み続けて何年か経ち、彦根先生がメインの作品を読むことができ、振り返ると感慨深い。口が達者で、自分が目立たないようにかつ最大限目標を達成できるようにと、何かを仕掛ける人という最初の印象がずっとあった。けれど一貫しているのが、Aiの社会導入を...
読み応えがあった。海堂さんの本を少しずつ読み続けて何年か経ち、彦根先生がメインの作品を読むことができ、振り返ると感慨深い。口が達者で、自分が目立たないようにかつ最大限目標を達成できるようにと、何かを仕掛ける人という最初の印象がずっとあった。けれど一貫しているのが、Aiの社会導入を目指していること、Aiの主導権を医療が握ること、だと改めて知った。ずっと揺るがないことがうれしい、でも組織ぐるみの陰謀に妨害されたり、かなわないのがかわいそうとにもなる。彦根先生の大胆さも、弱さも書かれていたと思う。一方で、ナナミエッグの物語で、若者に新たな生き方を導いてあげたことになったり、過去の同僚と再会しお互いにわだかまりをほぐせた話もあり、読んでいて救われることもあった。今回、分からない言葉は電子辞書でその都度調べながら読んでいったのだけれど、特に彦根先生パートで言葉も漢字も知らないものが多く、著者の知識量も思い知るし、話の質の高さや固さの印象にも影響あるなとも思った。海堂作品は、ずっと読んでいきたいシリーズ、誰が主人公になっても面白いし肩入れできる、それだけ人物も物語も魅力的。これからも年単位で楽しみです。
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まず、学生3人の起業して事業を形にするまでのストーリーがいい!青臭いかもしれないけど、あの姿があるから、対極の自分たちの立ち位置を守ろうとする大人の姿の悪どさが増す。 あと、ここまで彦根の本音が書かれている作品はないと思う。今までは口先で相手をやり込めるイメージが強かったけど、...
まず、学生3人の起業して事業を形にするまでのストーリーがいい!青臭いかもしれないけど、あの姿があるから、対極の自分たちの立ち位置を守ろうとする大人の姿の悪どさが増す。 あと、ここまで彦根の本音が書かれている作品はないと思う。今までは口先で相手をやり込めるイメージが強かったけど、彼の孤軍奮闘ぶりを素直に心の底から応援した。 最後にシオンが戻ってきて素直になるシーンでさらに彼が好きになりました。 かなりのボリュームで2日に分けて読んだけどとても楽しかった! 2016.5.9
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登場人物達の会話が抽象的過ぎて、何言ってるんだか、、、本だから読めるけど、普段こんな風に会話できる人いないだろ(笑)(人のことを無声狂犬なんてあだ名つけないだろうし、、、) インフルエンザワクチンの不足を補うべく、あの彦根先生が、先を読んでワクチン確保にうごくが、そこに警察庁の...
登場人物達の会話が抽象的過ぎて、何言ってるんだか、、、本だから読めるけど、普段こんな風に会話できる人いないだろ(笑)(人のことを無声狂犬なんてあだ名つけないだろうし、、、) インフルエンザワクチンの不足を補うべく、あの彦根先生が、先を読んでワクチン確保にうごくが、そこに警察庁の斑鳩が立ちふさがる。
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