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海に降る の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2025/07/29

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)を舞台にしたお話。天谷深雪は女性で初めて深海の調査潜航に搭乗できるパイロットになれるという時に閉所恐怖症を発症してしまう。原因は、潜水艦の開発に携わる技術者であり、今は母と離婚してアメリカの研究施設にいる父への憧れに反して手紙一つもも...

独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)を舞台にしたお話。天谷深雪は女性で初めて深海の調査潜航に搭乗できるパイロットになれるという時に閉所恐怖症を発症してしまう。原因は、潜水艦の開発に携わる技術者であり、今は母と離婚してアメリカの研究施設にいる父への憧れに反して手紙一つももらえない不安が、異母弟が美雪に会いに来たことで一気に顕在化したこと。同じころに転職で広報課にきた高峰浩二は、父が研究者で、深海で見た謎の巨大な生物を周囲には認められず追っていた(父は不遇のまま死亡)ことを引きずっていた。二人は深海に潜れるのか?謎の生物がいることを証明できるのか? 深海というところや、そこに潜るということを理解するのにとても良い本だった。BSテレ東の「あの本、読みました?」の中でお仕事小説のときに紹介されていたので手に取った。まず、舞台が追浜(日産工場で話題の地区)。金沢文庫もたくさん出てくる。私は恥ずかしながら海洋研究開発機構が追浜にあることを知らなかった。もっと宣伝すればいいのに(自分の無知はさておき)。日産追浜工場には予約合戦して工場見学に行くのに、同じ地区でえらく違う。まあ、JAMSTECは工場じゃないからね。 話の内容としては、前半は潜れなくなった深雪が後ろ向きで酒乱で、なぜか押しかけて一緒に住み始めた異母弟の陽生のお世話(というより家事全般)も上手くないし、深海の描写も少なめなので微妙な心持で読んだけれど、後半からどんどん気分的にも話の展開的にもいい感じになってきて、読後感はばっちり良かったです。海が好きで本はちょっと苦手な人とか、早熟な科学技術好きな小学生とかに勧めたい本。一般的には中学生以上。横浜市金沢区の中高図書館は必携。

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2024/12/25

しんかい6500で海棲爬虫類に遭遇する女性コパイロットのお話。 風水で、竜は〈陽〉の極まれしものとされている。〈陽〉の気が大地に充満した時、竜は現れる。

Posted byブクログ

2024/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天谷深雪 有人潜水調査船〈しんかい六五〇〇〉のパイロット訓練生。 高峰浩二 広報課職員。父・秋一が深海で見た〈白い糸でを追っている。 北里陽生 深雪の異母弟。 北里厚志 深雪の父。〈しんかい六五〇〇〉の開発に携わった。 北里真理子 陽生の母。 多岐隆司 〈しんかい六五〇〇〉の司令。チームのトップ。 神尾宏 〈しんかい六五〇〇〉の潜航長。 正田眞美 広報課職員で、深雪の同期。 目山優 研究者。海洋・極限環境生物圏領域のプログラムディレクター。 皆川彰平 海洋研究開発機構の理事。 新田雅俊 広報課長。 菊屋洋介 陽生の友人。 菊屋国義 洋介の父。衆議院議員。

Posted byブクログ

2022/12/15

海に降る 潜水調査船のパイトットを目指す女性と、亡き父が目撃したという未確認深海生物を発見したいと思っている男のお話 以下公式のあらすじ --------------------- JAMSTEC(海洋研究開発機構)に勤務し、女性として初めて、有人潜水調査船〈しんかい650...

海に降る 潜水調査船のパイトットを目指す女性と、亡き父が目撃したという未確認深海生物を発見したいと思っている男のお話 以下公式のあらすじ --------------------- JAMSTEC(海洋研究開発機構)に勤務し、女性として初めて、有人潜水調査船〈しんかい6500〉のパイロットを目指す天谷深雪は、〈しんかい6500〉の建造に携わった父への不信から閉所恐怖症を発症し、船に乗ることができなくなってしまう。そんな時、広報部に中途採用の新人・高峰浩二がやってきた。高峰は、深海生物学者だった亡き父が18年前に日本海溝の海底で目撃したという未確認深海生物〈白い糸〉を自ら発見したいと公言する。そんな高峰に反発を覚える深雪だが、互いに父親への複雑な感情と、「〈しんかい6500〉に乗って深海に行く」という共通の想いを持つ二人は、次第に接近し、惹かれ合う。やがてついに、二人が〈しんかい6500〉に乗って深海に潜る日がやってくる。そこで待っていたのは、誰もが予想していなかった事態だった……。 --------------------- 深雪が閉所恐怖症になった原因は、「世界で一番深い海に行く船を造る」と約束した父 厚志がアメリカで再婚してできた息子の陽生から「パパ、もう日本に帰ってこないよ」と言われたから それまで、父が守ってくれていたような感覚が瓦解したため 多岐司令から、何故深海に行きたいのか?を問われた際の受け答えを見るに、やはり動機は「浅い」なぁと思う 設計思想も大事だけど、結局は運用に携わる人達の意識も必須ですからねぇ 神尾さんの意識も共感が持てる 一番好きなキャラは目山さんだろうか セクハラ・パワハラが満載なので社会人としての評価はどうかと思うけど、研究者としてのあり方が正に理想ではある 深海についての魅力が所々に織り込まれている 「全海洋のわずか一割にも満たない日本近海が、生物のホットスポット。日本列島はあらゆるタイプの海に囲まれている。そういう希有な環境が世界有数の生物多様性をもたらしたんだ」 という日本列島の地理的特異性は希少でしょうねぇ あと、深海はいつも食糧難だとか、古生物の存在や鉱石の可能性など、研究の対象はいくらでもありますしねぇ こーゆー科学をベースに、人の想いを絡ませた物語は大好きだ 理系出身の作家さんならそんな話は書けるだろうけど 朱野帰子さんは理系ではないのに、ちゃんと科学の裏付けとロマンのバランスを取った作品に仕上げてるあたりに感服 皆川理事の閉会の挨拶の前のやり取りも、たしかに仮説に過ぎないんだけど、仮説はいくらあってもいいし、それを実証するのに必要なのは何か?どうすればよいのか?を考えるのには必要なものですからね 最後の展開に関しても、都合のいいものになってはいるものの、それまでに説明されてきた過程があるので、フィクションの結末としてはありですね いやぁー、やはりこの手の話は好きだ

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2022/05/29

深海を探索する潜水調査船・しんかい6500とその乗組員たちの話。ノンフィクションではなく、ドラマ仕立てです。深海のパイロットは宇宙飛行士よりレアだそうだ。確かに宇宙飛行士の名前は何人か挙げられるけど、深海パイロットは全然知りません。

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2021/10/16

面白かった。 深海に興味がありつつ知らないことだらけだったので、興味深い内容ばかり。 いろんな生物の名前が出てくるので、たびたびスマホで画像検索してはおお、となったりしながら読んだ。 深海ということに限らず、仕事の上で技術を継承していくことの難しさや重要性についても考えさせられる...

面白かった。 深海に興味がありつつ知らないことだらけだったので、興味深い内容ばかり。 いろんな生物の名前が出てくるので、たびたびスマホで画像検索してはおお、となったりしながら読んだ。 深海ということに限らず、仕事の上で技術を継承していくことの難しさや重要性についても考えさせられる内容だった。 ストーリーとしては出来すぎでしょと思わないでもなかったが、まあ小説だし上手くいきすぎぐらいでちょうど良いのかな。

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2021/10/03

面白くてスラスラ読んだ。 昔からリュウグウノツカイが好きで深海に興味を持っていた事もあり、昔のワクワクしていた気持ちを思い出せた。

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2021/09/12

お仕事物語として軽く読める。ビルドゥンクスなのだろうが、若い時に読めば、また違った感想かもしれない、

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2020/07/05

宇宙より近くにあるのに未だ人類が到達できていない深海と、そこにたどり着くための潜水調査船がテーマ 深海生物についての会話シーンも多く、その独自の進化や生態について興味が湧く なぜ無人潜水船ではなく有人潜水船に乗るのか。深雪の苦悩を通して答えが見えてくると同時に、今もリアルで潜水調...

宇宙より近くにあるのに未だ人類が到達できていない深海と、そこにたどり着くための潜水調査船がテーマ 深海生物についての会話シーンも多く、その独自の進化や生態について興味が湧く なぜ無人潜水船ではなく有人潜水船に乗るのか。深雪の苦悩を通して答えが見えてくると同時に、今もリアルで潜水調査船に乗って海へ潜って行く人たちがいると考えると、不思議な気持ちになる

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2020/05/20

深海には美しい雪が降るんだ―。 幼い頃に別れた父の言葉に導かれ、潜水調査船のパイロットを目指す深雪。 ところが閉所恐怖症になり、叶いかけた夢は遠のいてしまう。 失意に沈む深雪の前に現れたのは、謎の深海生物“白い糸”を追う男・高峰だった。 反発しあう二人だが、運命はいつしか彼らを大...

深海には美しい雪が降るんだ―。 幼い頃に別れた父の言葉に導かれ、潜水調査船のパイロットを目指す深雪。 ところが閉所恐怖症になり、叶いかけた夢は遠のいてしまう。 失意に沈む深雪の前に現れたのは、謎の深海生物“白い糸”を追う男・高峰だった。 反発しあう二人だが、運命はいつしか彼らを大冒険へといざない…。 (アマゾンより引用) たまーに無理やり感があったけど、面白かった。 潜水艇に乗ってみたい(笑)

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