あの家に暮らす四人の女 の商品レビュー
☆3.5 260326 どこか不思議なお話。 章に区切られておらず、日常生活がずっと流れていく感じ。
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面白くて素敵な話だった! 全くタイプの違う女4人が同じ屋根の下で暮らす同居生活が、三浦しをん独特の軽快なタッチで描かれている。 佐知の父視点だったことが途中で明かされ、そんなのあり!?と仰天しつつも、文章全体から漂うおもしろおかしさに「まぁ、ありかもな……」と思わされてしまうのが凄いところ。 未来にほんの少しの期待と明るさを滲ませつつ、4人の生活が描かれていて、読んでいて楽しかった。
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久々のしをんさんの小説!刺繍作家の主人公とその母親、友人2人の計4人の女たちのドタバタ一つ屋根の下コメディ。地に足がついた作品かと思いきや、突然のカラス視点や河童の暴走にしをんさんらしさがにじみ出ておりました。「年取って死ぬまで気の合う友だちと楽しく暮らしました、そんなおとぎ話があってもいいじゃない」おとぎ話という言い回しが現実をにおわせて好きだなぁ。私としては、これからも女4人でダラダラとあーだこーだ言いながら日々を過ごしていってほしいところです。良い作品でした。
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こんな風に女同士の共同生活もいいなぁ〜と思いながら読みました。 途中何か不思議な物?幽霊?みたいなものが出てきて少し変わった作品だと思いました。 主人公が幸せを掴めたらいいのになぁ〜
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善福丸目線で眺めてみれば、日常生活の中に何気ない幸せがあるように思えてくる。いろいろと悩みは尽きないが、みんな似たようにしんどいよなー、まあ頑張ってみるかなーと前向きになれる。
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何気に三浦しをん初めて読む。 跳ねるように軽妙な文章運び、さらりとしているようで優しい独特な雰囲気、ウェットに富んだ会話。 小さな出来事が後の展開の説得力を補強しているようなストーリーの転がし方。とてもいい気分で、穏やかな気持ちで読めました。
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帯には現代版『細雪』とある。4姉妹の淑やかな物語―かと思いきや、著者は三浦しをん先生ですもの、蓋を開けてみればハチャメチャですよ(そもそも4姉妹ですらない)。水漏れ騒動あたりから雲行きが怪しくなり、カラスの集合知がしゃべりだす、河童のミイラが動き出すなど力技のオンパレード。著書の...
帯には現代版『細雪』とある。4姉妹の淑やかな物語―かと思いきや、著者は三浦しをん先生ですもの、蓋を開けてみればハチャメチャですよ(そもそも4姉妹ですらない)。水漏れ騒動あたりから雲行きが怪しくなり、カラスの集合知がしゃべりだす、河童のミイラが動き出すなど力技のオンパレード。著書のエッセイを彷彿とさせる書きぶりも見られる。小説でここまでやるの、珍しい? 文章の奔放さに対して、一方では家族、結婚、仕事、介護といったテーマを含んでおり、登場人物たちの苦悩や覚悟が描かれる。見ようによっては重たい物語とも言える。
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古い洋館に住むそれぞれ個性の異なる4人の女性の些細な(見方によれば大事件)生活を綴った物語。 何故、この本を読もうと思ったのか思い出せないのだけれど、読んでいて楽しかった。カラスの霊が語ったり、死んだ父親の魂が出てきたりとファンタジー色が強かったけれど、4人の女性がそれぞれ魅力的だった。 開かずの間からミイラのようなものが発見され、ややオカルト的なところもあったり。。 小説の中で気になった言葉 「経験を重ねることと無知であることは一見相反するように思えるが、「鈍感になる」という一点では極めて似ている。
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都内にある古びた洋館で、気の遣わない女たちで暮らす。大なり小なり出来事はあれど、過不足なく日々過ぎていく。一度は考えるような理想的な生活。負担にならずに読めて良かった。
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都内、杉並区にあら古い洋館に住む母娘と、娘の友人2人。表題の「あの家に暮らす四人の女」 それぞれのキャラクターがあって、主人公の亡くなった父親がその周りを見守っているというくだりはハートウォーミングであたたかい気持ちになった。 私は見ている。見続けよう。星がめぐるように、風に乗る...
都内、杉並区にあら古い洋館に住む母娘と、娘の友人2人。表題の「あの家に暮らす四人の女」 それぞれのキャラクターがあって、主人公の亡くなった父親がその周りを見守っているというくだりはハートウォーミングであたたかい気持ちになった。 私は見ている。見続けよう。星がめぐるように、風に乗るように私は漂う。 きみたちは見守られてる。すでにこの世にはいない多くのものに。 優しい気持ちになれる話でした。
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