神様の御用人(4) の商品レビュー
今日の発売を待っていました! 御用人シリーズ4、後書きにもありますが、今回は長編です。 舞台は和歌山、紀伊の国。 神武東征の歴史に隠された秘密。 勝てば官軍、ではないですが、 史実として残る歴史もあれば、 無かったことにされてしまう歴史もあるわけで。 そうやって隠されたり歪...
今日の発売を待っていました! 御用人シリーズ4、後書きにもありますが、今回は長編です。 舞台は和歌山、紀伊の国。 神武東征の歴史に隠された秘密。 勝てば官軍、ではないですが、 史実として残る歴史もあれば、 無かったことにされてしまう歴史もあるわけで。 そうやって隠されたり歪められたりした中にも 沢山の人が関わり、多くの想いがあったわけで。 今回のは、ちょっと切ないお話しでした。 モフモフ狐は健在です。 主人公も大きく成長します。 2巻で出た有名神が再登場。 楽しみながら、歴史と神道の勉強が出来るのも、お勧めポイントです(*^^*)
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初の長編だったけど、ミステリーっぽい要素もあり、読み応え充分だった。このシリーズは相変わらず日本の神話の勉強になっていい。
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今回は長編、舞台は和歌山そして(良彦は知らないけれど)御用人代理から真の御用人への昇格が決まる御用(゜゜;)前回、御用人を断った人(なんと良彦の野球仲間!)が絡む切ない話だった(--、)天道根命が持つ簪の真実が明らかになった時には鳥肌がたった(;゜0゜)おまけの穂乃香がパウンドケ...
今回は長編、舞台は和歌山そして(良彦は知らないけれど)御用人代理から真の御用人への昇格が決まる御用(゜゜;)前回、御用人を断った人(なんと良彦の野球仲間!)が絡む切ない話だった(--、)天道根命が持つ簪の真実が明らかになった時には鳥肌がたった(;゜0゜)おまけの穂乃香がパウンドケーキを作る話は可愛いらしいけど、神様と一緒にというのが凄いな(^^;)
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2017.1.16読了 シリーズ初の長編で、歴史ミステリーあり、家族愛ありのかなり読みごたえのある作品でした。紀国いまの和歌山を舞台に「名草の冠」いや簪にまつわる悲しいお話 ー 天道根命は、劣化したコンクリートに身を伏せ、額を押し付けたまま喉が裂けるほど泣き叫ぶ。 この地...
2017.1.16読了 シリーズ初の長編で、歴史ミステリーあり、家族愛ありのかなり読みごたえのある作品でした。紀国いまの和歌山を舞台に「名草の冠」いや簪にまつわる悲しいお話 ー 天道根命は、劣化したコンクリートに身を伏せ、額を押し付けたまま喉が裂けるほど泣き叫ぶ。 この地に生きたすべての者の歴史をお前が守れと言われた、 姉との最後の約束だったからだ。ー 切ない…(T^T) が、相変わらず憎めない黄金や、個人的にはかなり応援したい穂乃香の今後も楽しみになってきた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ初の長編で、ミステリー調の少しシビアな物語でした。神代の和歌山県で行われた国譲りに纏わる悲しい逸話をもとに、よくぞここまでドラマチックな現代の物語を描かれたものです。モフモフ狐型ナビは事情によりナビ機能を停止。良彦は御用聞きを(穂乃香のアドバイスは受けたものの)自力で成し遂げなければなりませんでした。良彦の持ち前の優しさと成長が、たくさんの神様や人々を救っています。最後は涙なしには読めませんでした。私はやっぱりこのシリーズが大好き。日本の神様たちも、浅葉さんの文章も大好きです。
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神様と人をつなぐ、御用人のお役目で、今度は和歌山へ。 御用人シリーズ、長編です。少しシリアスさと歴史っぽさが増した感じで、読みごたえがありました。神様の時代の姉と弟に、現代の姉と弟を重ねて、お願いに隠された想いを読み解く良彦。とうとう代理から正式な御用人に。で、天道根命と名草戸...
神様と人をつなぐ、御用人のお役目で、今度は和歌山へ。 御用人シリーズ、長編です。少しシリアスさと歴史っぽさが増した感じで、読みごたえがありました。神様の時代の姉と弟に、現代の姉と弟を重ねて、お願いに隠された想いを読み解く良彦。とうとう代理から正式な御用人に。で、天道根命と名草戸畔って、本当にこんな感じのいわれがあるのかな。ちょっと神社にも興味が出てきた今日この頃です。
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今回は長編でした。和歌山でのお話。他のに比べてグッと来る部分もあり、楽しく読めました。 ほのかとの距離が微妙に詰まって来ている。
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シリーズ初めての長編。 御用人と神様の、普段はちょっと愉快な話も長編となると読み応えたっぷり。 歴史ミステリーを堪能した感じ。 特に御用人とは何たるかをしみじみと味わった。 御用人代理から正式な御用人になった今後も楽しみ。
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今回は長編。天道根命と名草戸畔の話でした。家族のきずながテーマで、長編な分、内容も濃かったです。古事記が読んでみたくなりました。
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これまで、良彦が黄金と一緒に神様の御用を聞きながら自身も成長していく、みたいな、笑いありホロリありのヒューマンストーリーとして楽しんできたんやけれどもね・・・・・・。 この話、めっちゃ面白かった・・・! もう、何、私、なんやいうたら本の感想なんて 「めっちゃ面白かった」 し...
これまで、良彦が黄金と一緒に神様の御用を聞きながら自身も成長していく、みたいな、笑いありホロリありのヒューマンストーリーとして楽しんできたんやけれどもね・・・・・・。 この話、めっちゃ面白かった・・・! もう、何、私、なんやいうたら本の感想なんて 「めっちゃ面白かった」 しか、いうてへんよね!? いうてへん!! 自覚ある! あるけども、基本、面白いんやから、しょうがないやんかーっ!!! 何 今回はまさかの長編でした。 でもって、毎回冒頭で 「これは黄金が未来のどこかで、良彦でない御用人へ向けて話しているという設定なのかな?」 と、思わせるプロローグがついているのだけど、今回はそれもなし。 その代わりに登場した大野くんはまさかの「御用人を断った人」らしくて、その彼の苦悩も、 「そりゃ、そういいたくもなるよ・・・」 と、いうくらい、深い。 さらに並行して良彦が携わる神様の御用は失われていく神の記憶でもあるので、和歌山を舞台にした古代ミステリでもあった!! とにかく、面白かった・・・。 今回はヒューマンドラマはヒューマンドラマでも、 「良彦、がんばって!!」 ちゅう感じやったね~。 最近は歴女ならぬ、古代が好きな女子のこともなんやらいうんやんね。 祈るだけでは欲しい未来はやってこないという神もいれば、見えるものも見えないものも、拒絶しない限り傍にあるという神もいる。 ああ、でも、それはそうか。 祈るだけで願いをかなえてくれるなんて簡単な話はないんだよ、と、これまで(作中で)何度も聞いていたけれど、望みをかなえてくれないならいないのと同じ、と、いうことではないとも、聞いていた。 神なんて、願いをかなえてくれるための存在やと思っていたもの。 でも、でも、神がもっと身近やったころ、人の望みの一番大きいものは「豊穣」やったのね。 飢えないこと、それが一番の祈りやったのか・・・。 うん、そうなんだよね。 今でももちろんそうなんだけど。 飢えがないという大原則があってこその、願いばかりかもしれない。それが、悪いことではないのだけれど、この未来を作ってくれた先祖に感謝する気持ちは、もっと必要なのかもしれないな。 先祖というのは、10年20年前だけじゃなくて、もっと、もっと。 それにしても、シリーズ4冊目にして、ふりがなが増えていたー!! 神様の名前はページが変わるたびに毎回振られていた。 ほんっと、ありがたい!! ほんっと、ありがたかった!! 読めない漢字が多いとどうしてもつまってしまうからさ~。 初出には振り仮名をうってくれてたので、初出の場面を探して読みを確認する、と、いう作業がなくって、よかったわ。 だって、「天道根命」とか、読めへんやろ!? あめのみちねのみこと やねんで!? 覚えれへん、覚えれへん!! あと、大国主神がどうしても慶喜さんに見えてしまうっちゅうね・・・(笑)。 こういう、「なんでもできるけど普段は飄々としてる人」ちゅうのは全部慶喜さんに見える(笑)!! ああー、面白かった・・・! たぶん、この続きは発行されてるけど、さすがに図書館にはないやろうなあ・・・。 あー・・・。こないだの12月に最新刊かー・・・。 リクエスト、するか・・・。 でも、これまでの短編構成から長編になってここまでの読み応えやろ。 しかも今回は、良彦が御用人として本採用かどうかっちゅう裏話もあったからこんだけの見せ場やったけど、果たして 次からはどうなんやろう。 ここが面白さのピークじゃなかったら、いいな~。 う、わーーーーぁああ!! 続編、図書館にあった!! スゲー!! きっとこれ、誰かがシリーズ通してリクエストしてくれてんな!? うわあ、ありがとうありがとう!! 早速予約してきました。うんもう何人待ちでも大丈夫! ・・・と、思ったら、たったの8人待ち!? 有り難い~! ありがたいけど、「フランス人は10着しか服を持たない」なんて、未だに138人待ちやのにね。 人気は10着のほうが、あるのか・・・(笑)。 鐘鈴 (2016.05.27)
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