神様の御用人(4) の商品レビュー
・読み終わって感じたこと もちろんフィクションだけど、古事記や日本書紀のように大昔にも、現代にもそういう物語が本当にあるのではないかと思わされた。 昔を知る事の大切さに再度気がついた。 ・おもしろいと思ったシーン 方位神と主人公のやりとりは毎回クスッとさせられる。 ・好きなセ...
・読み終わって感じたこと もちろんフィクションだけど、古事記や日本書紀のように大昔にも、現代にもそういう物語が本当にあるのではないかと思わされた。 昔を知る事の大切さに再度気がついた。 ・おもしろいと思ったシーン 方位神と主人公のやりとりは毎回クスッとさせられる。 ・好きなセリフ 自分がこの世にいなくなった後でも、誰かが忘れないでいてくれるというのは、幸せなことですね ・オススメの人 神社好き 和歌山県出身 和歌山県在住 古事記、日本書紀好き 神様を信じている 神様を信じてない 日本の成り立ちが気になる 霊感がある 霊感がないけど信じてい
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「歴史は勝者によってつくられる」「歴史はいつでも敗者に背を向けて、勝者を正しいとするものだということを忘れてはならない」古人の言葉が駆け巡る話だった。個人的にとても良い話だった。
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シリーズ4作目。今回は長編。 家族の絆について、考えさせられた。 御用人代理から、正式な御用人に昇格した良彦。これからもモフモフ黄金様とのやりとりが楽しみ。 穂乃香の良彦に対する恋心が、なんとも可愛らしい。これから2人の関係にも進展はあるのかな? 続編が楽しみです。
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あの世界をそのままに今回は長編です。 テーマになるのが、恋人同士ではなくて姉弟というのが、今風なのかな。もちろん、超美形同士の長い時間つれそった恋人ならぬ夫婦も登場しますが。 あいかわらず、心のちょっとしたささくれを癒してくれる物語です。
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シリーズ4作目にして、一柱・天道根命の御用に関わる話。 御用は達也の家族の話にも重なり、やや重いテーマとなりそうなところを大国主命と須勢理毘売がいい味を出している。 前作に登場した遥斗や今回の達也も今後も何かしらの形で関わってきたらと願う。 モフモフ狐神の黄金のダイエットは...
シリーズ4作目にして、一柱・天道根命の御用に関わる話。 御用は達也の家族の話にも重なり、やや重いテーマとなりそうなところを大国主命と須勢理毘売がいい味を出している。 前作に登場した遥斗や今回の達也も今後も何かしらの形で関わってきたらと願う。 モフモフ狐神の黄金のダイエットは難しそう(笑)
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穂乃香の淡い想いがきゅんきゅんする 大野君の話は全体的に感動する。私には兄弟がいないから姉弟の強さに憧れる。
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萩原良彦(はぎわらよしひこ),24歳フリーター。ひょんなことから神様の御用人に選ばれ,もふもふの狐神の黄金(こがね)とのコンビで,あちこちの神様に呼ばれて御用を聞き届けている。 今回の舞台は,和歌山。4巻目にしてどっしりとした長編に。 天道根命(あめのみちのねのみこと)...
萩原良彦(はぎわらよしひこ),24歳フリーター。ひょんなことから神様の御用人に選ばれ,もふもふの狐神の黄金(こがね)とのコンビで,あちこちの神様に呼ばれて御用を聞き届けている。 今回の舞台は,和歌山。4巻目にしてどっしりとした長編に。 天道根命(あめのみちのねのみこと)の御用を伺いに来たけれど,御用はないと一度断られる。 だがしかし,社から出ると,こそこそと先回りしてきた天道根命に捕まり,御用を聞くことになった。 その内容は,天道根命が夢に見る女性のこと。その簪(かんざし)をつけた人が一体誰なのか探してほしいというものだった。 天道根命が失ってしまった記憶のこと。 それから,良彦が高校生のときに練習試合などでも対戦した,和歌山の野球の強豪校で,将来有望だと言われていた選手の大野達也のこと。 神様と,人の子の,それぞれの状況が明らかになるうちに,姉弟の情とか思いとかを考えさせられました。 また,ちょこちょこ絡んでくる大国主神(おおくにぬしのかみ)や須勢理毘売(すせりびめ)など,期間でも出てきた神々が,神様のはずなのに,どこか「こんな人いるよね~」的な人間臭さがあって好きです。 もふもふの黄金(こがね)の安定の可愛さ。 またくろのくろさんの表紙絵がなんとも美しいです。
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天道根命と、名草戸畔にまつわるお話。このシリーズの中で、力も記憶も削がれていく神様たちを見る度に、取り返しのつかないような焦燥感を感じる。信心深い方なわけではないけど、この中に出てきた神様の名前だけでも覚えてあげたいなーと思わされる。でも読み方も怪しい…。難しいよ名前ー。良彦は人...
天道根命と、名草戸畔にまつわるお話。このシリーズの中で、力も記憶も削がれていく神様たちを見る度に、取り返しのつかないような焦燥感を感じる。信心深い方なわけではないけど、この中に出てきた神様の名前だけでも覚えてあげたいなーと思わされる。でも読み方も怪しい…。難しいよ名前ー。良彦は人との出会いに恵まれてるね。そういうのも本人の資質ということなのかな
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とても好きなシリーズで読書の楽しさを感じさせてくれます。本作はシリーズ初の長編ですが、深みも出て心地よい読後感が良かったです。おまけも心くすぐります。
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