烏は主を選ばない の商品レビュー

阿部智里(著者)

2018/06/18

烏に単は似合わない の若様側の話でなるほど〜ってことがいっぱいあって、はたまたどんでん返し系で最高でした。次も楽しみ！

2018/06/12

　ファンタジーの世界のミステリ。ファンタジーの要素はあんまり絡んでない。登場人物の雪哉がいい味。すごく好き。この話のあとにも登場するといいなー。これから先の話では金烏の謎が明かされていくことに期待。
　最後の最後まで大人の事情で動く若宮にモヤモヤ。そこはうまいこと言って雪哉を仲間にしちゃえよ！

2018/06/08

1巻より面白かった。
あとがきから知ったが、元々1巻と合わせて1つの物語だったとのこと。
なるほど1巻の消化不良は解消されたし、若宮やほかの登場人物の魅力も増した。

ま、でも1巻の時感じたドヤ感はやっぱあるけどな。
この作者はこういうどんでん返し感が好きなんだな、っていう。

すごく読みやすいし、どんどん引き込む力は素晴らしい。
あとは好みの問題かな。

2018/05/29

前作は若宮の妃選びの約1年間の話で4人の妃候補を中心に物語は描かれていたのですが、今回は同時期の若宮の動きを追った物語。
「ここは裏ではこうなっていたのか〜」と考えながら読むのも楽しかったです。
主人公は理不尽にも若宮に仕える事になってしまった雪哉という少年。
1作目とは雰囲気がガラリと変わり、若宮と雪哉のやり取りでは笑ってしまう場面も多かったです。

2018/05/01

八咫烏が支配する山内ワールド。ここで起こる
権力絡みの事件。
シリーズ1作目の若宮目線の作品。

個人的に好きな世界観。

2018/03/23

シリーズ2巻も面白かったです。1巻と同時間軸に、若宮はどういう状況に居たかがわかります。
雪哉はぼんくらではないし、若宮もうつけではない。どちらも好きですが、若宮はやっぱり言葉が少ない気がするなぁ…でも言い繕わないところが良いです。
誰が味方で、誰が敵なのか…2巻も、とても惹き付けられました。美しい言い訳、には心が凍りましたが。
1巻からあまり間を置かずに読んだので、あー、東家のあせびははじめから対象外だったのだ、と気付きました。
本格的に物語が動き出すのはこれからなので、続きも楽しみです。

2018/01/19

シリーズ２作目。面白かった！
１作目の別視点。若宮さま側の話。
一宮殿内の狭い世界だった姫さまに比べて、
若宮さまはなんて広い…忙しい人なんだ。
確かにこれは両方読んでこその世界。
そしてまたどんどん変わる人物の印象がすごい。

2018/01/04

一作目『烏に単は似合わない』と対となる若宮側から進めるバージョン。
宮廷内の后候補側のストーリーもおもしろかったけれど、その時に若宮がどう動いていたかが明かされる今作もよかったー♪
雪哉と若宮の関係もおもしろくて、今後の展開が気になります。

お気に入りのシリーズ物と出会えて幸せです＾＾

2017/12/24

ただのうつけとボンクラではないのはもちろんわかっていたけど、それを超えてきた。前巻でもそうだったが、トリックが人物（烏物？）の描写角度でなされているところが面白い。誰だって違う面から見れば見た目は違うし、できる影も違うのだなと。ちょっと文章が相変わらず分かりにくいのだけど、次巻以降も期待。図書館に予約しました。年内に届くかなあ？

2017/11/10

1巻目と同時期の、若宮側の物語。兄と弟のふたつの派閥に、東西南北４つの貴族。敵だった人が密約を交わしてきたり、裏切られたり、同じ派閥でも考え方が違ったり、皆さん立ち位置が難しい！主人公の雪哉のことは素直に応援できたので良かった。でも、もっと魅力のある人が現れてほしいなー！