あずかりやさん の商品レビュー
初めましての作家さん。 実家の本棚から借りてきました。 何でも1日百円で預かってくれます。 店主は視覚障害のもある男性、桐島。 エピローグを含めて6つの作品がおさめられていました。 タイプライター 自転車 オルゴール 離婚届 星の王子さま 子猫 色んな物が預けられます。 ちょっ...
初めましての作家さん。 実家の本棚から借りてきました。 何でも1日百円で預かってくれます。 店主は視覚障害のもある男性、桐島。 エピローグを含めて6つの作品がおさめられていました。 タイプライター 自転車 オルゴール 離婚届 星の王子さま 子猫 色んな物が預けられます。 ちょっと切なくて、でも涙が出てしまう温かい作品たちでした。
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目が見えない店主が営む「あずかりやさん」にいるのれんやガラスケース、猫など様々な物?生き物?たちが語る形で進んでいく物語。 人にはそれぞれ事情があって、名前も知らない店主に一日百円で大切なものを預けていく。 期日までにとりにくるのも自由、そのまま置いていってしまうのも自由。店主...
目が見えない店主が営む「あずかりやさん」にいるのれんやガラスケース、猫など様々な物?生き物?たちが語る形で進んでいく物語。 人にはそれぞれ事情があって、名前も知らない店主に一日百円で大切なものを預けていく。 期日までにとりにくるのも自由、そのまま置いていってしまうのも自由。店主はただ預かり物を大切に預かり、依頼主を待つ。そんな受動的な関係のはずなのに、それぞれの物語が発展していくのが面白い。 何も事情を知らない第三者にただ預けるだけなのに、店主の不思議な力なのか必然か、それぞれにとって最善の形へ動いていく。洗練されていてどこか幼さを持つ店主の独特な雰囲気が読み取れる本。
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1日100円でどんなものでも預かる。 現実世界にそんな商売があったら粗大ゴミとか処分しずらい物で溢れて大変なことになりそうだな〜なんて野暮なことを考えてしまった。 預ける人も手放す人もそれぞれそこに至るまでの背景があって、それを詮索しない店主は心が広い。 穏やかでのんびりとし...
1日100円でどんなものでも預かる。 現実世界にそんな商売があったら粗大ゴミとか処分しずらい物で溢れて大変なことになりそうだな〜なんて野暮なことを考えてしまった。 預ける人も手放す人もそれぞれそこに至るまでの背景があって、それを詮索しない店主は心が広い。 穏やかでのんびりとした作風。 続きが気になる!という感じでは無いので、時が大きい割に読むのに時間がかかってしまった。
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「一日百円で、どんなものでも預かります」という設定の着眼点の勝利。 モノや動物視点で描かれる、「あずかりや」の日常。 1冊に数話の、それぞれ独立したオムニバス形式で、さっくり読める。 内容的には大きな感動よりも、ホッとするようなエピソードが多い。 まさに「ほっこり」。 読み進...
「一日百円で、どんなものでも預かります」という設定の着眼点の勝利。 モノや動物視点で描かれる、「あずかりや」の日常。 1冊に数話の、それぞれ独立したオムニバス形式で、さっくり読める。 内容的には大きな感動よりも、ホッとするようなエピソードが多い。 まさに「ほっこり」。 読み進めるにつれて、店主の人となりなどがぼんやりとわかるようになっている。 ちなみに表紙の猫が登場するのは後半から。 既刊5巻。
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目の見えない青年が営む「あずかりやさん」。1日100円で何でも預かってくれる変わったお店。 そこに訪れる人や猫との心温まる交流が描かれていて和んだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公は面白味のない人間。淡々と仕事をこなしているだけ。店ならではのトラブルが、物語を面白くしていると思う。「本を点字に訳す」という発想には目新しいものを感じた。 主人公の相棒ポジの猫、(社長ことポーチドエッグ)を助けて事故にあった石鹸さん。身分を偽り、オルゴールを預けて亡くなった社長。母から唯一譲り受けた鍋を置いて施設に入ったおばちゃん。 全体的にハッピーエンドとは言えない気がする。なるようになってる感じ。主人公は目が見えず、両親とも疎遠になっている30代独身男性。客観的に見たら「同情すべき人間」なんだろうけど、彼は毎日真っ当に生きている。「幸せの形って人それぞれ違うよね」と訴えかけてくるような本。三人称で色々な角度からお店を覗けるのは飽きが来なくて良かった。のれんの出番が最初だけだったのはちょっと残念。
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この街の人々がずっと穏やかで幸せな生活を過ごせるように、と願ってしまう、そんな作品です。猫ちゃんがかわいい。
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私としたことが!!またやってしまった さっき読み終わったの2巻目 積読してたなーと思ってよく見たら、あれ? でも、2巻目を先に読んでいたので、違った面白さもありました 今回は社長の出番が多いです!
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1日100円でなんでも預かります。 というあずかり屋さん。店主が素敵な人でそれぞれの事情を抱えてあずけにやってくるお客さんの物語。
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1 日百円で何でもお預かりします。 盲目の青年が営むあずかりやさん。何だか昭和の佇まいを感じる。 物や猫視点の語り口で語りは柔らかだけどシビアな背景もあり。 シリーズ制覇したい作品。
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