鴨川食堂 の商品レビュー
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食を探す探偵さん。 いやいやそれだけのヒントやったらどう考えても無理やろ!ていう料理を鮮やかに再現してしまいます。 出てくる料理全ておいしそう。そして京都らしく季節感たっぷり。 食べることは食材と味付けだけでなく、どこで食べるか、誰と食べるかといった環境が大きな味付けになることがよくわかる短編集です。うちの思い出のごはん、もう一回食べたい料理ってなんやろと考えてしまいます。
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20180421 シリーズの最新作を読んだら最初も読みたくなった。結果、最初からずっと同じ展開で進められている事が分かった。話の質もキープされているのでとりあえず次を読んでみようと思う。
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誰にでも記憶に残る『食』がある。 私の場合は、母が作ったおにぎり。 遠足やお誕生日会でお母さんが振舞ってくれたおにぎりを食べた幼馴染が『サザエのおにぎりより美味しい』と褒めてくれました。 私も母のおにぎりが一番好き。 そんな何か心に引っかかったり、残っている食を探す探偵が食...
誰にでも記憶に残る『食』がある。 私の場合は、母が作ったおにぎり。 遠足やお誕生日会でお母さんが振舞ってくれたおにぎりを食べた幼馴染が『サザエのおにぎりより美味しい』と褒めてくれました。 私も母のおにぎりが一番好き。 そんな何か心に引っかかったり、残っている食を探す探偵が食堂にいます。 言葉のやり取りがボールのように飛び交って、ドラマを見ているように読めました。 あぁーーー、お母さんのおにぎりが食べたい( ; ; )
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1つ1つの話が長くないので読みやすいが、少し物足りなく感じた。軽く読むにはいいけど、続編を買うほどではないかも。
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べたべたな関西弁は、関西人以外はついていけないかもしれません 食を探すという親子探偵の話 会話が中心なので、テンポよく話がすすみます 依頼を受け食を再現するという流れですが、探す過程は全く描かれません 読むにはちょっと物足りなさを感じますが、依頼人は納得して帰って行きます ...
べたべたな関西弁は、関西人以外はついていけないかもしれません 食を探すという親子探偵の話 会話が中心なので、テンポよく話がすすみます 依頼を受け食を再現するという流れですが、探す過程は全く描かれません 読むにはちょっと物足りなさを感じますが、依頼人は納得して帰って行きます 出てくる食べ物はおいしそう ホッとしてホロリとする短編集
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図書館で。 私みたいな関東人からすると看板もなし、宣伝もなし、常連を大事にする知る人ぞ知る京都でも滅多にない小料理屋、というだけでうわぁ、まさに京都って設定だなぁなんて思うわけです。いや、京都の何を知っているとかそういうわけでは無いんですが。うん、でもなんかこう、いちげんさんお断...
図書館で。 私みたいな関東人からすると看板もなし、宣伝もなし、常連を大事にする知る人ぞ知る京都でも滅多にない小料理屋、というだけでうわぁ、まさに京都って設定だなぁなんて思うわけです。いや、京都の何を知っているとかそういうわけでは無いんですが。うん、でもなんかこう、いちげんさんお断り、みたいな雰囲気が…京都っぽいなぁと。その、良い言い方をすれば縁がある、だけど悪く言えば人を選んでる、みたいな感じが。 そして、娘さんがお客さんの話きく必要あるのかなぁ?女性のお客さんだとなんだか冷たい態度だし、物凄いファザコンな感じだし、30過ぎて父の再婚に反対とか…なんかやけに子供っぽい子だなぁと思いました。しかも話を聞くだけで後の調査も再現調理も全部お父さんがやってるなら彼女が一人で話を聞くよりも二人で聞いた方が良いような? 料理名は美味しそうですがあまり食べる人が美味しそうに食べてない感じがする(いや、美味しいとは言って食べてますが)。だからおお、食べたいなぁって感じにイマイチならなかった気がします。 個人的にはお任せ料理で天ぷらとフライとかが一緒に出てくるって同じ油で揚げたのかなぁなんて変な所が気になりました。それとも虫やしない、って最初に作ってあるから早く出せるのかしら?穴子飯とかも炊き込みじゃ無くて混ぜご飯なのかなぁ…とかちょっと考えちゃいました。 まあこの娘さんにあまり好感を感じなかったので次は…まあいいかな…
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NHKのドラマを放送時は毎回楽しみにしていた作品です。原作も面白かったです。思い出の食を探すという鴨川食堂へ持ち込まれるエピソードは、解決はあっさりしていますが、切なくなります。思い出の食より、鴨川食堂で初めに出されるおまかせが毎回美味しそうで、料理はこちらの方が楽しみでした。ド...
NHKのドラマを放送時は毎回楽しみにしていた作品です。原作も面白かったです。思い出の食を探すという鴨川食堂へ持ち込まれるエピソードは、解決はあっさりしていますが、切なくなります。思い出の食より、鴨川食堂で初めに出されるおまかせが毎回美味しそうで、料理はこちらの方が楽しみでした。ドラマを見ていたので、主要キャストはその方々で動きますし、とんかつとか、覚えているエピソードもありました。京都弁も柔らかくていいです。京都、また行きたいな。シリーズの続きも楽しみです。
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料理雑誌「料理春秋」に掲載される〈鴨川食堂・鴨川探偵事務所―食捜します〉の一行広告。食を捜すってどういうこと?と思いつつ、短編なので、飽きずに読める。人生の岐路にたつ人の背中をやさしくおす料理人の父と探偵の娘。「鍋焼きうどん」「ビーフシチュー」「鯖寿司」「とんかつ」「ナポリタン」...
料理雑誌「料理春秋」に掲載される〈鴨川食堂・鴨川探偵事務所―食捜します〉の一行広告。食を捜すってどういうこと?と思いつつ、短編なので、飽きずに読める。人生の岐路にたつ人の背中をやさしくおす料理人の父と探偵の娘。「鍋焼きうどん」「ビーフシチュー」「鯖寿司」「とんかつ」「ナポリタン」「肉じゃが」の6篇。
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※このレビューにはネタバレを含みます
京都にある、看板もない縁のあった人だけが訪れることのできる「鴨川食堂」。「もう一度食べたい、思い出の味」を再現する。テンポよく話が進んで読みやすい。出てくる食事がどれも美味しそう。本題の食事より、訪れて最初に食べる「お任せ」料理のほうに私は惹かれるなぁ。こいしと浩さんのこれからも気になる。
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読み易いので暇つぶしにはもってこいですが、思い出食堂?のコンセプト自体は新しくなく、似たような漫画もあるし、京都を舞台にしているものの、京都じゃなくてもどこでも良いような話ばかりでした。食べ物小説として一番気に入らなかったのは、寿司屋の大将がタバコを吸うという設定ですね。タバコ臭...
読み易いので暇つぶしにはもってこいですが、思い出食堂?のコンセプト自体は新しくなく、似たような漫画もあるし、京都を舞台にしているものの、京都じゃなくてもどこでも良いような話ばかりでした。食べ物小説として一番気に入らなかったのは、寿司屋の大将がタバコを吸うという設定ですね。タバコ臭い手で握ったお寿司は食べたくありません。
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