鴨川食堂 の商品レビュー
テレビドラマをみてから 本を読んだ。 ドラマの雰囲気と 本の雰囲気が似ている。 ただ 流が ちょっと違うなぁ。 やはり、萩原健一の深読みがある。 鍋焼きうどん、ビーフシチュー、サバ寿司、トンカツ ナポリタン、肉じゃが。 それぞれに 想いがこめられている。 想い出の食を再現する ...
テレビドラマをみてから 本を読んだ。 ドラマの雰囲気と 本の雰囲気が似ている。 ただ 流が ちょっと違うなぁ。 やはり、萩原健一の深読みがある。 鍋焼きうどん、ビーフシチュー、サバ寿司、トンカツ ナポリタン、肉じゃが。 それぞれに 想いがこめられている。 想い出の食を再現する という物語の 編集方法が 卓越した切り口になっている。 でも、これで 成り立つのかな。 お布施 ににた 料金設定。
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元警察官である父の流と娘のこいし親子が経営する鴨川食堂。そこは看板もなく一見食堂には見えない為、ある目的をもった人物たちがやってくる場所。 すこし変わっていて、奥には探偵事務所が設けられている。猫さがしのようなものではなく”味覚”を探す仕事をしているのだ。 記憶に残る料理を再現し...
元警察官である父の流と娘のこいし親子が経営する鴨川食堂。そこは看板もなく一見食堂には見えない為、ある目的をもった人物たちがやってくる場所。 すこし変わっていて、奥には探偵事務所が設けられている。猫さがしのようなものではなく”味覚”を探す仕事をしているのだ。 記憶に残る料理を再現してほしいわけありの依頼人達が訪れる。
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思い出の料理を依頼者の記憶プラス捜査によって再現するという展開の連作短編集。 料理と推理、京都という3点セットは著者の別名義によるシリーズと同じ組み合わせだけに上手く使っているものの、短編ではそれぞれが浅いので物足りなくて星3つ。 いずれ長編が出ることを期待します。
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京都も 料理も 人間も その深遠な魅力は ここにはない。 肝心なものがごっそり抜け落ちている。 ひとつひとつの表現に 必然性のないものが多い。 結果として 同じような展開の 平べったい短編が連なるだけの仕上がり。 言葉に力を感じられず、残念。
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(2016/3/17読了) やっと図書館に入ったのが文庫本ということで、今回は文庫本です。ずっと以前にチェックしてて、期待しすぎたかなぁ。 まず、会話が京都弁なのがかなり読みにくかった。そしてこの物足りなさは、食探しの依頼からすぐにアンサーで、探す途中過程がなかったからか。。。逆...
(2016/3/17読了) やっと図書館に入ったのが文庫本ということで、今回は文庫本です。ずっと以前にチェックしてて、期待しすぎたかなぁ。 まず、会話が京都弁なのがかなり読みにくかった。そしてこの物足りなさは、食探しの依頼からすぐにアンサーで、探す途中過程がなかったからか。。。逆にそれで話にスピード感があったのだけど。 娘のこいし経由でっていうのもいらないかなぁ。意味があるとしたら、続編、続々編に書かれているのかなぁ。続編は迷ったんだけど、借りてしまったので、読んでみようかと思ってる。 この本の前に読んだ「コーヒーが冷めないうちに」のマスターとこの本の料理人(主人公の一人)の名前が同じだったことには驚いた!「流」というありそうもない名前なのにね。 (内容) 鴨川流と娘のこいし、トラ猫のひるねが京都・東本願寺近くで営む食堂には看板がない。店に辿り着く手掛かりはただひとつ、料理雑誌『料理春秋』に掲載される“鴨川食堂・鴨川探偵事務所―“食”捜します”の一行広告のみ。縁あって辿り着いた客は、もう一度食べてみたいものに出会えるという。夫の揚げていたとんかつを再現したいという女性、実母のつくってくれた肉じゃがをもう一度食べたいという青年など、人生の岐路に立つ人々が今日も鴨川食堂の扉を叩く。寂しさも辛さも吹き飛ばす、美味しい六皿をご用意しました。京都のカリスマ案内人、初の小説! (目次) 第一話 鍋焼きうどん…定年した窪山秀治・亡き妻の味を新しい伴侶に 第二話 ビーフシチュー…二人の老婦人・55年前の思い出の味 第三話 鯖寿司…総理大臣の岩倉友海・幼い頃の思い出の味 第四話 とんかつ…ピアノ教師をしている広瀬須也子・余命僅かな元とんかつ屋の元夫 第五話 ナポリタン…女子大生の美月明日香・認知症の祖父へかつて旅先で食べた思い出の味 第六話 肉じゃが…実業家の伊達久彦・幼い頃に亡くした母の味
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ドラマを先に観ちゃってるから、いつもより頭の中で画が描けないけど。 ドラマではまだ放送されていない話もあったので、それは好き勝手に画を想像しながら読めた。 文章はわりと読みやすく、会話が多いのもテンポがいいので好き。 京都にはあまり行ったことがないので、地理がわからないのがとても...
ドラマを先に観ちゃってるから、いつもより頭の中で画が描けないけど。 ドラマではまだ放送されていない話もあったので、それは好き勝手に画を想像しながら読めた。 文章はわりと読みやすく、会話が多いのもテンポがいいので好き。 京都にはあまり行ったことがないので、地理がわからないのがとても残念。 「食」を探している部分は、ドラマと一緒であまり描かれない。 ただ、「食」探しの前後の、おまかせ料理と探した「食」の作り方や材料などの説明をしてる部分は、おいしい料理の想像を掻き立てられる感じ。 こいしちゃんと流さんのやり取りも好き。
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基本的に京都好きなので、京都が舞台のやつには弱い。なので購入。ひたすらにご飯が美味しそうでならない。なんか、ゆる~くほっこりさせられる。次はどんな料理が出てくるのか、楽しみになる。
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料理の描写が丁寧で温度や香りまで漂ってきそうでした。 料理が細やかなだけに娘のこいしの接客が少し気になりました。 そこが無ければ評価はぐっと上がったと思います。
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ドラマを見て、原作を読みたくなってようやく見つけた。 はじめて鴨川食堂を訪れた人には「おまかせ」を食べてもらうというのだけれど、とてもおいしそう。私も食べたい。 でもね、こいしちゃんがこんなお子ちゃまな感じが残念。30過ぎているのですよねー。すぐにふくれちゃうとか20前後の女...
ドラマを見て、原作を読みたくなってようやく見つけた。 はじめて鴨川食堂を訪れた人には「おまかせ」を食べてもらうというのだけれど、とてもおいしそう。私も食べたい。 でもね、こいしちゃんがこんなお子ちゃまな感じが残念。30過ぎているのですよねー。すぐにふくれちゃうとか20前後の女の子にしか思えないし、こいしちゃんは話を聞くだけって…こいしちゃんはそれでいいんですか? 私はお父さんである流さんが調査の度に、依頼者の想い出の場所や関係のある場所に取材に行っているところを読みたいです。
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最初に訪れたお客さんには「おまかせ」を食べてもらう。 その、おまかせのお膳がとても美味しそう。 思い出の味を探して欲しいという依頼の多くは、ほとんど記憶に残っていないなど、手掛かりがなく探すのが大変そう。 いつも、3つくらいのキーワードはあるのだけれど。 そこから、急に種明かし...
最初に訪れたお客さんには「おまかせ」を食べてもらう。 その、おまかせのお膳がとても美味しそう。 思い出の味を探して欲しいという依頼の多くは、ほとんど記憶に残っていないなど、手掛かりがなく探すのが大変そう。 いつも、3つくらいのキーワードはあるのだけれど。 そこから、急に種明かしに飛んでしまう気がして、少し詰めの甘さを感じる。 ドラマを先に見たのだ失敗だった。 やはり、自分のテンポで読んだ方が入りこめる。 内容的にはとても好きなタイプの作品なので、続編も読もうと思う。
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