鴨川食堂 の商品レビュー
*鍋焼きうどん *ビーフシチュー *鯖寿司 *とんかつ *ナポリタン *肉じゃが まるで、メニューみたいな目次。 もう一度食べたいあの料理を探して欲しい。 鴨川食堂は、食の探偵事務所でもある。 私自身あんまりぱっと思い付く料理がなかったこともあり、味覚という記憶はどこまで忘れず...
*鍋焼きうどん *ビーフシチュー *鯖寿司 *とんかつ *ナポリタン *肉じゃが まるで、メニューみたいな目次。 もう一度食べたいあの料理を探して欲しい。 鴨川食堂は、食の探偵事務所でもある。 私自身あんまりぱっと思い付く料理がなかったこともあり、味覚という記憶はどこまで忘れずにいられるものなのか?という疑問はあったが、それぞれの思い出の味に対するエピソードが良い。
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京都のとあるところ。 看板もなにもない食堂があり、そこに依頼すると「思い出の味」に出会うことができる…。 それが「鴨川食堂」 亡き奥さんの味「鍋焼きうどん」 苦い恋の味「ビーフシチュー」 子供の頃の思い出の味「鯖寿司」 別れたご主人の味「とんかつ」 おじいちゃんとの思い出の味「...
京都のとあるところ。 看板もなにもない食堂があり、そこに依頼すると「思い出の味」に出会うことができる…。 それが「鴨川食堂」 亡き奥さんの味「鍋焼きうどん」 苦い恋の味「ビーフシチュー」 子供の頃の思い出の味「鯖寿司」 別れたご主人の味「とんかつ」 おじいちゃんとの思い出の味「ナポリタン」 お母さんとお義母さんの味「肉じゃが」 なんかTV局がすぐに飛びつきそう~な小説… と思いつつ読んでたんだけど あ、もうドラマになってたのね…。 知らんかった。
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食堂を訪れるさまざまな客にまつわるドラマそのものや人間模様といった点は味わい深いものがあるのですが、ストーリーの展開が、客が食堂を訪問~こいしに説明~流が再現し客が味わう、という固定化されたものばかりなのがちょっと残念に思いました。シリーズもので本作が初回作品ですから2作目、3作...
食堂を訪れるさまざまな客にまつわるドラマそのものや人間模様といった点は味わい深いものがあるのですが、ストーリーの展開が、客が食堂を訪問~こいしに説明~流が再現し客が味わう、という固定化されたものばかりなのがちょっと残念に思いました。シリーズもので本作が初回作品ですから2作目、3作目では「食を探す」というテーマは維持しつつ新しいストーリー展開があるんですかね、とりあえず2作目(鴨川食堂おかわり?)は読んでみようと思います。
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好きな人は好きだと思う。 でもわたしには合わなかったな。 なんだろ。 入ってこなかったから 純粋に合わなかったんだな。 ご飯美味しそうだった。まる。
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鴨川食堂と言いながら、東本願寺の近くである。「正面通の東洞院を東」と京都通ならば、割とわかりやすい住所を明らかにしている。私もこの前の旅で歩いた辺りだったので、とてもイメージが湧いた。鴨川食堂は看板も出していない二階建てのしもた屋だ。実際、根を詰めて探しても現実にその店があるはず...
鴨川食堂と言いながら、東本願寺の近くである。「正面通の東洞院を東」と京都通ならば、割とわかりやすい住所を明らかにしている。私もこの前の旅で歩いた辺りだったので、とてもイメージが湧いた。鴨川食堂は看板も出していない二階建てのしもた屋だ。実際、根を詰めて探しても現実にその店があるはずもない。想像上の店に、気のいいアラサーのお嬢さんと食の名人で僅かな情報から思い出の食を探り当てる流という料理人がいる。 京都を知り尽くしてると自他ともに認める作者が、小説という形で「美味しいもの」を表現している。ここに出てくる京料理のほとんどは、かなり京都に通い詰めてそれなりにお金も落とさないとたどり着けないものばかりなので、私は反感を覚える。一方で思い出を再現する表題の料理は、「鍋焼きうどん」「ビーフシチュー」「鯖寿司」「とんかつ」「ナポリタン」「肉じゃが」と普通手の届くものばかりだ。上手いことバランス取っていると思う。 流料理人の推理は、あらかじめ結論が出ているものを探すわけだから、何の驚きもない。ただし、京都の食文化をきちんと伝えたいという情熱は感じた。最後まで読んで、辛口だった評価が、だんだんと豊かな風味を帯びてくるのを認めざるを得なかった。
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京都駅から程近く、東本願寺を東へ少し入ったところ 看板のない食堂がある そこは自分が食べた思い出の料理を再現してくれるところ 食堂に入ったらまずお任せで料理が出てくる これがどれも絶品 季節に合わせた様々な料理がなんとも食欲をそそられる 店主がその後再現してくれる料理は その...
京都駅から程近く、東本願寺を東へ少し入ったところ 看板のない食堂がある そこは自分が食べた思い出の料理を再現してくれるところ 食堂に入ったらまずお任せで料理が出てくる これがどれも絶品 季節に合わせた様々な料理がなんとも食欲をそそられる 店主がその後再現してくれる料理は その全てが物語を持った料理ばかり 様々な人たちの愛情が詰まった料理たち ほっこりできる1話完結のストーリーが詰まっている
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食と思い出の謎解きがアッサリし過ぎて、私にはイマイチでした(^^;;出てくる料理も、う~ん・・・みたいな。毎回、話しのパターンも同じ感じで読み終わるのに時間かかってしまった。続編も手元にあるので、期待して!読んでみよ♪
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ほのぼのとする一遍。おまかせ定食を食べたあとに聞き取り、そして2週間後に注文の料理を客に推理の披露とともに食べてもらうという型が確立されており、さらり読みやすい。 何故料理人、流ではなくその娘であるこいしが聞き取りをするのがわからない、推理がやや強引で納得できない等、色々気になる...
ほのぼのとする一遍。おまかせ定食を食べたあとに聞き取り、そして2週間後に注文の料理を客に推理の披露とともに食べてもらうという型が確立されており、さらり読みやすい。 何故料理人、流ではなくその娘であるこいしが聞き取りをするのがわからない、推理がやや強引で納得できない等、色々気になるところはある。また、料理人、流が描かれていない表紙と内容のイメージが違う気がする。 京都のおばんざいが美味しそうですね。
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「思い出の食、捜します。」 NHKのドラマで観た鴨川食堂の原作。 渋い料理人 流さんと娘のこいしちゃんの姿は、NHKドラマのそのままに頭に浮かんでくる。 それぞれの食にまつわる思い出を見事に解き明かし、訪ねてきた客を失望させることのない鴨川食堂。 一つ一つの話が秀逸で、次の話を読...
「思い出の食、捜します。」 NHKのドラマで観た鴨川食堂の原作。 渋い料理人 流さんと娘のこいしちゃんの姿は、NHKドラマのそのままに頭に浮かんでくる。 それぞれの食にまつわる思い出を見事に解き明かし、訪ねてきた客を失望させることのない鴨川食堂。 一つ一つの話が秀逸で、次の話を読みたくなる。 ドラマの続編も観たいものです。
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京都の古い街並を舞台にしたり、料理が登場するお話が好きです。 だからそのぶん、期待したのかもしれません。最後まであまり面白く感じませんでした。 人情物とは言い切れないさらりとした印象。食堂を舞台にしているのに、料理は添え物のような。食品サンプルを見ているような気分でした。
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