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七時間半 の商品レビュー

3.8

51件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2026/04/19

物語の車内が頭の中で浮かび、理解しやすい話だった。 ほんわかとクスッとするストーリー。 面白い。 登場人物のキャラクターが愛らしくて良かった。 特に有女子の人間味が面白かった。 「どっちにしてもクビになるんなら一暴れした方がトクなんじゃないの」

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2026/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちくま文庫のコーナーに行くといつも勧められている作家さん。はじめて読んでみたけど、とても読みやすいし有女子とか嫌な女のはずなのに憎めないとかキャラクターたちも良い感じで面白いな。東京から大阪に七時間半もかかっていたんだな~。小さい頃には新幹線に食堂車があった気がするし懐かしい感じが良い。みんなの関係がもう少しはっきり解決してくれた方が嬉しかったかな~。

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2025/10/19

東京−大阪間を7時間半で走る列車「ちどり」 この作品が書かれた1960年代の鉄道旅行を楽しむことができる本作 食堂車があったなんて素敵 内容は乗務員や乗客達のドタバタ劇 殺人事件が起きるタイプの鉄道ものではありません それぞれの恋心を乗せた「ちどり」の行方は…

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2025/09/28

獅子文六の文章は相変わらず愉快でありありと光景が浮かぶ 人間観察の心地よさが詰まってて最高 旅行の移動で読んだけど、旅の出会いが倍楽しくなった気がする

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2025/06/20

1960年1月~9月、「週刊新潮」に連載され、10月に単行本化。翌年4月には、「特急にっぽん」として映画化された。このテンポの速さは、小説中のテンポそのままだ。 東京‐大阪間を特急で7時間半。その車中で展開されるドタバタ劇&ラブコメディ。さほどの緊張があるわけでもなく、安心して楽...

1960年1月~9月、「週刊新潮」に連載され、10月に単行本化。翌年4月には、「特急にっぽん」として映画化された。このテンポの速さは、小説中のテンポそのままだ。 東京‐大阪間を特急で7時間半。その車中で展開されるドタバタ劇&ラブコメディ。さほどの緊張があるわけでもなく、安心して楽しみながら読み進められる。とはいえ、いま読む理由は、昭和30年代初頭の雰囲気を味わいたいからだが。 導入部がいかにも獅子文六らしい。午前8時45分、空は晴れている。高輪の泉岳寺に近い電車道(都電が走っていたのだ)を、妙齢の女性7人の集団が大阪弁でしゃべくりながら、職場に向かう。「全国食堂品川営業所」の看板を通り過ぎた瞬間、彼女たちの大阪弁は標準語に切り替わる。映像的・音響的な描写がすでに映画的だ。 小説のなかの特急列車名は「ちどり」(「つばめ」がモデル)。電車ではなく、まだ電気機関車の時代だった。メインの舞台は食堂車。この走るレストランもいつのまにか姿を消してしまった。

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2024/09/23

むちゃくちゃ面白い。昭和35年,東海道線を走る特急列車内を舞台にした,食堂車のウェイトレス,コック助手,女性客室乗務員,成金社長らのグランド・ホテル形式物語。今回は首相も乗車していて,爆弾がしかけられたとの噂も。風俗小説としても絶妙。

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2024/05/04

ずっと昔に一冊読んだきりの獅子文六。 電車コメディは昔から好きなジャンルなので手にとってみた。 まずはタイトルから鮮烈。 1960年には東京ー大阪が7時間半もかかったのか。 新幹線の出現前、ちどりという名の特急列車の物語。 このころ、既に、ちどりより速いものが出始めたが、それで...

ずっと昔に一冊読んだきりの獅子文六。 電車コメディは昔から好きなジャンルなので手にとってみた。 まずはタイトルから鮮烈。 1960年には東京ー大阪が7時間半もかかったのか。 新幹線の出現前、ちどりという名の特急列車の物語。 このころ、既に、ちどりより速いものが出始めたが、それでも7時間くらいはかかるみたい。 表紙をみた子供から、「名作くんだ!」と言われたけど本それ(笑)。 和む表紙で楽しい一冊に仕上がっている。 ちなみに、作者は『はなかっぱ』の《獅子じゅうろく》博士の元ネタだと教えといた。 ちどりが出発するまでの登場人物紹介や列車のトリビア、準備シーンが長くて少しダレた印象はあるが、わかりやすい恋の鞘当てに、列車テロ予告、泥棒は誰だ、など、ドキドキワクワクのエンタメのもとがぜんぶきれいに並ぶさまはまさに幕の内弁当。 そして、幕の内弁当というか、駅弁も楽しいけれも、食堂車にはロマンがあるよねという作品。 おもに食堂車が舞台となる。 このスピード感だからこその食堂車。 こんな時代の空気を想像して楽しくなる。 でもまあ、客車もタバコ当然の時代、紫煙もくもくの電車は辛いよねーとも思った。 有女子のラストには、ちょっと驚かされたけど、まあまあ順当な物語だと思った。 泥棒の正体もわかりやすくて良い(ニッコリ)。 個人的にはこの時代の自由な表記が大好きなので、文六らしい読点の付け方やカタカナ表記が出るたびにニヤニヤしてしまう。 《チャーンと》とか可愛い。 車内放送の出だしの《ミ、ナ、サマ》も好き。 あとは頻出する関西弁?があまりわからなくて困った。 ネキってなんだろう? 姉貴じゃないのはわかるけど、と調べたら、ネキは近く、の意味。 ほかにも関西弁満開だけど、文六は上手だなあ。横浜の人なのにすごい。 そのほかの用語メモ。 メレボは、雌列車ボーイの略。いろいろひどい。 ちぼ、スリのこと。 プルニエ定食はミックスフライのことらしい。 列車ネタ、列車用語が楽しかった。 いずれ、悦っちゃんを読んでみたい。

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2024/05/01

 新幹線が運用される前は東京↔大阪間にかかった時間が書名。伊豆に行くときに東海道線の車内で読む本を何にしようかな、と考えて頭に浮かんだ本。1960年代の特急列車の1等車内の販売員や、接客員の女性は、当時の花形職業で、イメージ的には90年代のファーストクラスのスチュワーデスみたいな...

 新幹線が運用される前は東京↔大阪間にかかった時間が書名。伊豆に行くときに東海道線の車内で読む本を何にしようかな、と考えて頭に浮かんだ本。1960年代の特急列車の1等車内の販売員や、接客員の女性は、当時の花形職業で、イメージ的には90年代のファーストクラスのスチュワーデスみたいな感じだった。嫁にするなら、特急「ちどり」の乗務員女性、ということで、終始お嫁さん探しのドタバタ群像劇の小説。フランキー堺主演で映画化されたこともあるみたいだ。面白い。だけど、やっぱり今の時代には合わないかなぁ。尻切れトンボみたいに終わるんだよね。

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2023/08/11

タイトルの七時間半はなんだろう、と予備知識なく買って読んだところ、小説の舞台となる特急ちどりが東京-大阪間の運行所要時間であった。ちどりで働く女性乗務員や食堂車の料理人たちが繰り広げるラブコメ的物語。 今では二時間半の距離も物語が描かれた60年代は三倍以上の時間をかけていたのか。...

タイトルの七時間半はなんだろう、と予備知識なく買って読んだところ、小説の舞台となる特急ちどりが東京-大阪間の運行所要時間であった。ちどりで働く女性乗務員や食堂車の料理人たちが繰り広げるラブコメ的物語。 今では二時間半の距離も物語が描かれた60年代は三倍以上の時間をかけていたのか。短縮された時間でさらに色々なことをできるようになったけど、食堂車で車窓から流れる景色を眺めながら料理を食べるのも楽しいだろな、って思った。 ぐいぐい読ませてあっという間だった

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2023/04/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結局大事件は起こらずだけど、ドタバタ感と濃いキャラたちの各々が思うこととか行動を見ていることが面白かった。するする読める、テンポの良さ。適度に大衆小説って感じでした。解説でも言ってたけど、確かに即時代的なものって小説では出てこないか…そういう意味では昔すぎて逆に知っているところが、時代差ありありで後になって興味深い気がした。 最後に有女子が気が動転したような行動をとっていってよくわからないまま終わってしまうけど、それもそれでドタバタしてて良かったような気もする。

Posted byブクログ