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かくりよの宿飯 の商品レビュー

3.9

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2016/10/07

九州のお醤油が気になってしまう。 あやかし達も人情あるし安心して展開楽しめます。続きもありますよね。これからですもんね。 銀次がお気に入り。

Posted byブクログ

2016/07/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大学生の津場木葵は他の人には見えないモノが見える。 その力は亡くなった祖父譲り。 若かりし頃大層な色男で、そして破天荒だった祖父がひそかに残した約束が葵の日常をかえる。 その約束を反故にしたい葵は、祖父仕込みの料理の腕前を活かして小料理屋を始めることなる。 赤い鳥居の下にいた面をかぶった男に恵んだ弁当のお礼に残した手ぬぐいを広げるとそこはあやかしの住まうかくりよ。 祖父の残した約束とは・・・。 祖父の残した借金のかたに、葵は鬼に嫁入りしなければならない。 嫁入りしたくない葵は九尾の銀次の力を借りて小料理屋を開くこととなった。 うん、娯楽。 子供っぽいかもしれないが娯楽なお話は大好き。 現実にあるお料理が話を進めていく。 今度どれか作ってみようかな。やっぱりお話ってことかな? 葵のように(まぁ、お話なわけだけどもね)足りない材料を置き換えたり、作って代替する技量のない自分(レシピがなかったり材料が足りないとどうにもならないダメ具合。)には少々の悲しさを感じるが。 料理で誰かが元気になったり喜んだりするお話しは楽しいから好きだな。 今回出てきたお料理は色々あるけれど、お話に係わるものは「豚バラと大根の煮物」「水餃子」。 あぁ、あとちょっと気になるのは表紙の葵の着物の裾の具合だ。いやいや、スカートじゃないから。どうでもいいと言えばどうでもいいんだけどもね。

Posted byブクログ

2016/03/03

 しまった乙女ゲー的なお話でした。  ヒロインの一人称で書かれているんだけれども、視点が冷静過ぎて、「こいつ何考えてるかわからなくて怖い」ってヒロインに対して思ってしまう。むしろ若女将が可愛いすぎてつらい。  つまり、ヒロインが何が好きで何が嫌いかが明確じゃない。誰も嫌わず好かず...

 しまった乙女ゲー的なお話でした。  ヒロインの一人称で書かれているんだけれども、視点が冷静過ぎて、「こいつ何考えてるかわからなくて怖い」ってヒロインに対して思ってしまう。むしろ若女将が可愛いすぎてつらい。  つまり、ヒロインが何が好きで何が嫌いかが明確じゃない。誰も嫌わず好かずというのは、実はよくわからない人になるんだなぁとしみじみと感じ入る。  嫌いな人相手でもごはんならついていく、という食に絡む行動は見られるのだけれど、前述したとおりヒロインが冷静すぎるので、ほんとに好きなのかよくわからない。端的に言えば勢いが足りない気がする。  もしかして、乙女脳な方々にとってはヒロインというものは単なる自己投影先だから、情報が少ないくらいのほうが想像の余地がある……のかもしれないなーと。  うーん。

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2016/01/31

祖父に先立たれ天涯孤独となった少女が「あやかし」の世界である「隠世」に引きずり込まれ、借金のカタに鬼の花嫁になる話。フリーの乙女ゲーだと思えば楽しめる……かも。 作家として日本語が十分なレベルに達していないのか、構成が良くないのか、違和感を感じる。主人公の台詞に「~」の記号が出...

祖父に先立たれ天涯孤独となった少女が「あやかし」の世界である「隠世」に引きずり込まれ、借金のカタに鬼の花嫁になる話。フリーの乙女ゲーだと思えば楽しめる……かも。 作家として日本語が十分なレベルに達していないのか、構成が良くないのか、違和感を感じる。主人公の台詞に「~」の記号が出てきた時点で嫌な予感がした。 祖父の葬式参列者がその場で宴会を始めた、という冒頭のインパクトはいいが、祖父の印象が最後まで掴めなかった。流れに沿うと、祖父は死んで喜ばれるような人間だった→主人公にとっては唯一の大切な家族だった→主人公を借金のカタにしたクソ野郎と印象が二転三転しする。祖父の破天荒で天真爛漫な魅力が具体的なエピソードで示されず、関わった人間の心証で描かれるため、人物像が掴みにくい。隠世に行っても大丈夫なように主人公にあやかし好みを味付けを教えた、といったエピソードが見え隠れするが、人間にとって危ういあやかしの嫁になることを借金のカタにしている時点で台無し。 また主人公の一人称も独り言も説明っぽく自然に思えなかった。料理をする描写のためだろうと思うのだが、その料理も微妙。登場人物が言うように、主人公の料理は家庭料理としてそこそこの旨さしかないため惹かれない。フィクションであることを生かして、もっと美味しそうに料理の手順や完成したものを描写して欲しかった。材料の名前を並べられてもお腹は空きませんよ?

Posted byブクログ

2015/11/15

あやかし人情ものとおいしいごはんものがすきな自分がきらいなわけがないたまらんw そしておなかがすくw^q^

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2015/09/06

亡き祖父のせいで鬼に嫁ぐことになってしまった女子大生が主人公のあやかし物語。 味方がいない状況で孤軍奮闘する主人公・葵にエールを送りつつ読了。目新しい展開はないけれど、周りの妖たちも個性的キャラいっぱいで読みやすい。 美味しい食べ物が出てくるお話には弱い。。

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2015/08/19

『また最近流行のあやかし物か~』と、舐めてましたが思ったより面白かったです。亡き祖父の借金の形に鬼の嫁になることになった主人公。相手役の鬼との絡みより、その他のあやかし達との絡みのほうがメインってどうよ^^;(それも面白いけど。)九尾の狐である銀次の子供姿、可愛いんだろうな。モフ...

『また最近流行のあやかし物か~』と、舐めてましたが思ったより面白かったです。亡き祖父の借金の形に鬼の嫁になることになった主人公。相手役の鬼との絡みより、その他のあやかし達との絡みのほうがメインってどうよ^^;(それも面白いけど。)九尾の狐である銀次の子供姿、可愛いんだろうな。モフモフも♪伏線回収されてないので続くのかな?

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2015/06/03

亡祖父の借金のかたに鬼のあやかしのもとに嫁に行かねばならなくなった葵。自分の嫁にならないなら借金を返してもらう、一億円!葵は許嫁の立場から無職になり、自分の寝床も食事も自分で準備しなくてはならないことに。そこにやってきたのは変幻自在の九尾の狐銀次でした。もふもふしてるの。少年姿に...

亡祖父の借金のかたに鬼のあやかしのもとに嫁に行かねばならなくなった葵。自分の嫁にならないなら借金を返してもらう、一億円!葵は許嫁の立場から無職になり、自分の寝床も食事も自分で準備しなくてはならないことに。そこにやってきたのは変幻自在の九尾の狐銀次でした。もふもふしてるの。少年姿にも子狐にもなりまっせ!大旦那である鬼のあやかしもなんだかんだと葵にかまってるけどね。土蜘蛛と女郎蜘蛛の兄妹喧嘩の派手さに驚き葵の亡祖父への女郎蜘蛛の想いには泣けてしまったわ。これ、話は続きますね。

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2015/04/13

料理や食べることが大好きな葵。そのきっかけになった大好きなおじいちゃん、史郎が亡くなった。 その一月後、お面のあやかしにご飯を与えたら、 あやかしの世界に連れてこられてしまった。 その理由は…「おじいちゃんの借金のカタに、鬼の嫁になるため」!? よくある話と言えますが、すんなり...

料理や食べることが大好きな葵。そのきっかけになった大好きなおじいちゃん、史郎が亡くなった。 その一月後、お面のあやかしにご飯を与えたら、 あやかしの世界に連れてこられてしまった。 その理由は…「おじいちゃんの借金のカタに、鬼の嫁になるため」!? よくある話と言えますが、すんなり鬼の嫁になったりせず、むしろ敵だらけのお宿の中で借金返済のために仕事を探したり、強気なヒロインが良いです。 気が強い葵ですが、祖父を思い出して天狗のおじいちゃんを解放したり、昔飢えていた自分に食べ物をくれたあやかしを探したりと、健気で優しいところもあります。 大旦那で葵の「夫」の鬼とのやりとりも好きです。 雰囲気的には「 しゃばけ」にちょっと似てるかもしれません。

Posted byブクログ