止まった時計 の商品レビュー
アーチャリーというホーリーネームで有名になってしまった麻原彰晃三女の手記。父である麻原そしてオウムの後継団体アレフへの情状酌量が見え隠れした内容となっている。そして公安調査庁や上祐氏に批判的である。ここには内ゲバ的な対立図式がある。なお、わたしはアーチャリーはそれほど聡明と思えな...
アーチャリーというホーリーネームで有名になってしまった麻原彰晃三女の手記。父である麻原そしてオウムの後継団体アレフへの情状酌量が見え隠れした内容となっている。そして公安調査庁や上祐氏に批判的である。ここには内ゲバ的な対立図式がある。なお、わたしはアーチャリーはそれほど聡明と思えない。本当に優秀なのは次女のほうではないか。この本の各エピソードの大部分も次女からの情報提供があったと私は睨んでいる。
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麻原彰晃の娘という立場から見る地下鉄サリン事件。もっと事件について述べているのかと思ったが、自分自身が生きてきた経路と父への思いが主だった。 遺族側の立場に立った本しか読んだことがなかったので、良くも悪くもあの事件の事実を追求する点で読んでよかったと思う。
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三女アーチャリーが書いた手記ということらしい。オウム真理教に対しては特異な側面しか知らないので、こういう普通? っぽい見方でオウムを内側から眺めることは、変な感じがしました。一般的な印象しかありませんから、当然、いい印象はありませんでした。とはいえ、事件を起こした張本人ではありま...
三女アーチャリーが書いた手記ということらしい。オウム真理教に対しては特異な側面しか知らないので、こういう普通? っぽい見方でオウムを内側から眺めることは、変な感じがしました。一般的な印象しかありませんから、当然、いい印象はありませんでした。とはいえ、事件を起こした張本人ではありませんから多少、生まれを気の毒に思わないでもないです。避け難い環境下ですからね。どこまで本当なのかは保留したいところですが悲惨な学習環境だった割には、テキストはちゃんとしています。(編集者が丁寧に、赤ペン入れて必要な情報を補足させたり、話を整理したのかもしれませんが)人は成長、変化するものであると思いました。強い葛藤の中で生きてきたのがわかります。いろんなものが重なって読めるので結構考えさせられる内容でした。
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自分で父から真相を聞くまでは主犯と看做さないようす。本人は教団から金をもらってないといっているが母や兄弟はどうだろうか。麻原は詐病を偽っていたが本当に病気になってしまったのか!?
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止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 松本麗華 2015年3月20日第1刷発行 2017年9月27日読了 松本麗華 まつもとりか 1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃と松本知子の三女として生まれる。 1995年に父が逮捕された後は、教団内で唯一の「正大師」と...
止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記 松本麗華 2015年3月20日第1刷発行 2017年9月27日読了 松本麗華 まつもとりか 1983年4月、オウム真理教の教祖・麻原彰晃と松本知子の三女として生まれる。 1995年に父が逮捕された後は、教団内で唯一の「正大師」として様々な問題に巻き込まれていく。その後、教団から離れ、文教大学に入学、心理学を学ぶ。現在も、心理カウンセラーの勉強を続けている。 子は親を選べないと言うが、読んでいてこの人もオウム真理教の被害者ではないかと思った。 父親への深い愛情、依存とも思えるほどの想いが読み取れる。 一方で事件に関する事実、マスコミで報道されていることとの食い違い=大体はマスコミのでっち上げ。については著者の話の方が信頼性が高いのではないかと思った。 確かに、強迫観念、うつ病であることを著者で記載しているが同等以上にこの本からは1人の素直な人間の言葉もあると感じられました。 おそらく、オウムに巻き込まれなければ普通の、一女性として人生を送っていたのではと思うほどに。 オウム真理教の麻原彰晃の娘というネームバリューは大きく、その子供からの視点という意味では価値ある一冊と思いました。
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違った目線から物事が見られました。もしかしたら麻原は犯人じゃないかもしれない。と言っても許されることではないけどね。りかちゃん、よくがんばって生きてきた!現在の彼女にあってみたい。
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ワタシ、根が素直にできているから、 ここに書いてあることが、すべて本当のように 思えた。 それ前提で、確かに怪しいこともしてきたのだろうが、 そもそも10歳前後のこどもに責任を負わす 検察勢力ってどうなんだろう・・・。 と思わざるを得ない。 成人してからは、本人の努力はスバラシイ...
ワタシ、根が素直にできているから、 ここに書いてあることが、すべて本当のように 思えた。 それ前提で、確かに怪しいこともしてきたのだろうが、 そもそも10歳前後のこどもに責任を負わす 検察勢力ってどうなんだろう・・・。 と思わざるを得ない。 成人してからは、本人の努力はスバラシイものがある。 ヤりたいわ。
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オウム真理教内部からの視点として興味深く読めた。 できる限り根拠のある事実に基づいて書いた、と著者はいうが、鵜呑みにするのは危険と感じた。教祖の三女で幹部職に(好む好まざるは脇に置いて)就いた著者のバイアスがあることは、よくよく念頭に置くべきだ。
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アーチャリー。次から次へと様々な事件に巻き込まれてただならぬ人生を歩まされてきて、この精神状態で、よく今まで生きてこれたなと。 でも今からようやく自分の人生をはじめるところ。
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アーチャリーとしては、事件には何一つ関わっていなかったとしている。 学校への強いこだわりがあり、入学拒否をされた。 受け入れた学校の教育理念には、感服する。 実際、自分の近くに彼女が関わってきた場合冷静な判断ができるか考えさせられた。
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