数学の言葉で世界を見たら の商品レビュー
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確率、自然数、負の数、ゼロ、分数、無理数、実数、虚数、素数、無限、幾何、対数、積分と微分、、 単なる公式の暗記ではなく、そうした概念がなぜ生まれてきたのか、どんな意味をもっているのか、どのように役立っているのかを説明してもらえる。 残念ながら説明についていけないところはあったが、そんな未熟な自分にとってさえ、数学の奥深さや有用性を教えられた。 偉大な数学者も多数紹介されているが、ガウスの凄さが印象的だった。 15-154
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数学の魅力を存分に伝えてくれる素晴らしい本だった。易しすぎて不正確になることも,難しすぎて読者を置いていくこともなく,本当に良くバランスがとれている。それでいて著者は数学者ではなく(数学も教える)理論物理学者だというのだからすごい。世の中には頭のいい人もいるものだ…。 扱う内容は...
数学の魅力を存分に伝えてくれる素晴らしい本だった。易しすぎて不正確になることも,難しすぎて読者を置いていくこともなく,本当に良くバランスがとれている。それでいて著者は数学者ではなく(数学も教える)理論物理学者だというのだからすごい。世の中には頭のいい人もいるものだ…。 扱う内容は,確率,自然数→有理数→実数→複素数,フェルミ推定と対数,素数とRSA暗号,連続体仮説,非ユークリッド幾何,積分微分,そしてガロア理論の入口まで。どの話題にも印象深い挿話が添えられていて,意欲的な中高生なら目を輝かせて一気に読んでしまうはず。著者のサイトには各章の補遺が載せられていて,そこでの補足も勉強になる。
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自分には難し過ぎた…。 ただひとつ、(➖)×(➖)=(➕)になる説明が今までで1番納得する証明でなるほどーと思った!ずっと疑問に思っていた問題だったのでこれだけでも読んだ価値はありました!
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とりあえず読んだ。 http://critique.hatenablog.com/entry/2015/04/29/123646
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数学の啓蒙書。内容的には、この手の本を読む人にとってはよく知っている話だろう。ただ、それを現実世界に応用した時のたとえ話がとても面白いのが特徴だ。ベイズの定理→乳がん検診や東電の信用度、連分数→暦、非ユークリッド幾何学→宇宙の曲率や小学生が地球の直径を測る話、 証明や詳しい話が補...
数学の啓蒙書。内容的には、この手の本を読む人にとってはよく知っている話だろう。ただ、それを現実世界に応用した時のたとえ話がとても面白いのが特徴だ。ベイズの定理→乳がん検診や東電の信用度、連分数→暦、非ユークリッド幾何学→宇宙の曲率や小学生が地球の直径を測る話、 証明や詳しい話が補遺のウェブページになってしまっているのが残念。補遺については、参考文献のページも面白い。文献リストだけでなく、著者視点での、選定理由まで書かれている。 http://ooguri.caltech.edu/japanese/mathematics
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