かくかくしかじか(5) の商品レビュー
なんだかうちの親との関係を見ているようで、ギュンとするものがありました。 後になってああすればよかった、こうすればよかったと思うことばかりで…。 目の前の苦しみから逃げてばかりだったけど、その人を思う気持ちに嘘偽りはなかったんだよね。 どれだけ月日が経ってもふと思い出して胸を締め...
なんだかうちの親との関係を見ているようで、ギュンとするものがありました。 後になってああすればよかった、こうすればよかったと思うことばかりで…。 目の前の苦しみから逃げてばかりだったけど、その人を思う気持ちに嘘偽りはなかったんだよね。 どれだけ月日が経ってもふと思い出して胸を締め付けられる、後悔とともに愛しさもこみ上げる。大事にしたい思いです。
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201503/物語として装飾してる部分はあるにせよ、描かれた以上に悔やんでたり思いが残ってたりするんだろうな。美大とかの経験がなくても、あの頃、目を背けた何かがある人には刺さる作品。
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「描け!」自分の後ろ向きな出来事の過去を書き終えた、東村さん・・・すごいです。 マンガ大賞2015受賞作品。
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先生、死んじゃった。 若い時は時間のありがたさがわからない。 三十歳過ぎると、時間が早く過ぎる気がする。
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終わってしまった。後悔をくやまず、受けた薫陶が本物か偽物かは、自身の行動なのだ。成功も失敗も関係なく、行動することなのだ。それこそ、先生の一言なのだろう。 教え、学ぶと言う事、生きる事。何か残せるか?
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描け、のところで泣いてしまった。 もうね、ここで胸に響かない人がいるだろうか。 五巻分の先生描け、を思い出した。 先生は結構強引に話したり提案したり(決定事項みたいに言うけど)するけど、アキコ先生が背を向けても責めないんだよなー。 宮崎から大阪に帰って、お盆の時に戻ってきたとき...
描け、のところで泣いてしまった。 もうね、ここで胸に響かない人がいるだろうか。 五巻分の先生描け、を思い出した。 先生は結構強引に話したり提案したり(決定事項みたいに言うけど)するけど、アキコ先生が背を向けても責めないんだよなー。 宮崎から大阪に帰って、お盆の時に戻ってきたときも普通になんてことない風に話してるし、絵を描いてないって言ったときも「そっちが忙しいか…」って言っただけでそれもなんかずしっときた。 描かないとだめだってあれだけ言ってたのになーって。 最後は日高先生に話しかけるアキコ先生の独白。 息をするのも忘れるくらい見いってしまった。 今までと違う作風だったけど、ほんとよかった。
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先生との別れ 今までのこと、最後に会った日のこと、最後の言葉を思いだせない心情 大きな存在を無くしたその空虚な心のそのまた奥の心情に泣けた・・・。 人の過去に歴史あり、まさに東村先生の人生もさまざまな歴史ありです。
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表紙の、遠征の優しさと愛に溢れる眼差しにやられた。体罰とかモンペとか色々と言われる時代になってきたけれど、根性系でいいと思います、わたくし。
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完結編。 先生との別れを向かえる主人公(アキコ先生)の心情が描かれている。自分もこれまで何人もの恩師と出会ってきたが、皆人当たりの良い人格者だったため、本作の先生のような師弟関係は築かなかった。だから、ぶつかり合い、お互い素直になれない二人の関係は羨ましいと感じた。 東村アキコ先...
完結編。 先生との別れを向かえる主人公(アキコ先生)の心情が描かれている。自分もこれまで何人もの恩師と出会ってきたが、皆人当たりの良い人格者だったため、本作の先生のような師弟関係は築かなかった。だから、ぶつかり合い、お互い素直になれない二人の関係は羨ましいと感じた。 東村アキコ先生の漫画はこの作品で初めて読んだが、真情の描写や絵のタッチが秀逸でひきこむのがとてもうまいと感じた。 日高先生の人柄は南国の男性にありがちな不器用な優しさ、真剣さがとても現れていて、宮崎の隣の県で育った自分にはとても懐かしい。
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享楽的に過ごそうが、モラトリアムな時代があろうが、必死に取り組んだ時間があれば強い。そのことをこれほどストレートに描いた東村アキコは信頼に値する人間です。 描く描く然々。タイトルがしみる。
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