天久鷹央の推理カルテ(Ⅱ) の商品レビュー

知念実希人(著者)

2025/02/12

1の時に気になった、鴻ノ池の性格もだいぶ気にならなくなった。まぁ、慣れたのかもしれない。
本当に色々な病気があるんだなあってビックリする。
何はともあれ、小鳥先生に幸あれ！

2025/02/02

天久鷹央シリーズ二冊目読了

一冊目よりも、感情移入して読むことができました。
生まれつき空気が読めない（KY もう死語か？）ことに悩む鷹央…自分の倫理を曲げずに生きていくことで、空気が読めないことを払拭してきた。
けど、鷹央が研修医のころから、関係のある子供の患者…その子が命尽きようとしているときに、自分が接すれば、空気が読めずに、よりその子を傷つけてしまうのではと危惧する鷹央。
そして、小児科に現れる天使の謎。

鷹央と小鳥遊はこの謎と問題にどう向き合っていくのか？
最後には感動してしまいました。

2025/01/27

前作より鷹央の人間らしさが垣間見ることのできる作品。けど、子どもが亡くなるのは読んでいて辛い。
辛いが、それを非現実のヒーローのように救出させるようなことをしないところも逆に好感がもてた。
医療知識が豊富でちょっと非常識な子供先生の主人公がミステリーに挑むと言う展開は今後も目が離せない。

2025/01/27

シリーズ2冊目。今回は縦軸が前回よりもしっかりあり読み応えがありましたね。子どもの話はやはりどうしてもつらくて泣けてしまう…。今巻は全体的に鷹央先生に勢いがあまりなかったけれどどのエピソードも題材を思えばそれはそうだよなと。鷹央先生は知識が豊富で診断は的確だけれど医者としてはまだまだ未熟な面がある。情緒面もしっかり成長してくれたらいいですね。

2025/01/19

子供の死が絡む話は、涙が出ました。
またまた、医師ならではのミステリーを堪能させていただきました。

2025/01/15

2話目の吸血鬼症候群はあんないい加減な病院に送られること事態が恐怖だし、実際に異食症はあるらしいがその対象が血液って吸血鬼そのままじゃないかと、怖。３話目については中学生がナースステーションからアンプルを盗み自分で注射をするという行為、それが引き起こす現象を把握できていたというのにはかなり無理があるように思う。ただそれを差し引いても、この物語はせつなく、そして涙なくしては読めない。鷹央先生、小鳥遊先生お疲れさまでした。

2024/12/30

天久鷹央シリーズ二作目
安定した面白さ
キャラクターものとして見ても各種キャラクターに嫌味が無く好感が持てる

推理パートでは医学的専門知識が無いとさすがに厳しいか

2024/12/28

連作医療ミステリ。軽く読めるけれど謎はしっかり、そしてさまざまな医療の知識もためになるシリーズです。
「甘い毒」の謎に関しては解けたけれど、そういう病気があるのか、というのは知りませんでした。「吸血鬼症候群」「天使の舞い降りる夜」にも驚き。そしてどれにも共通するのは、事件の動機が思いやりから発しているということ。もちろんそのやり方が正しいかどうかは別としてだけれど、少しほっとさせられます。
にしても、「天使の舞い降りる夜」がつらい。誰にも乗り越えられず、しかも避けては通れないことなんですけどね。そして空気を読まず傍若無人な鷹央だけど、彼女は冷酷なわけでもなくむしろ繊細なので、これは彼女にとっての最大の試練だったのかもしれません。

2024/12/02

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10280824

2024/11/21

2作目にして傑作決定！

新たなるジャンルの名探偵が誕生しました！

ラストの「天使が舞い降りる夜」はこのシリーズの転換点となるミステリーです。天久鷹央の推理力だけでなく人間としての弱さ強さ優しさ…力強さがみえた！より天久鷹央の魅力がUPした傑作！
ただの医療ミステリーでは終わらせなく読ませるミステリーへと昇華しました！

今後のシリーズ化が楽しみ！

ぜひ〜