天久鷹央の推理カルテ(Ⅱ) の商品レビュー

知念実希人(著者)

2022/11/26

家人の付き添いで病院での待ち時間に読了．小柄な女医ホームズと部下医師ワトソンの物語．病院での怪事件を解決するのだが，なかなかという場面もあり，進行が前巻よりなめらかになっている．続巻も購入しよう．

気になった点を追加しておく．前巻では姉の真鶴は主人公の鷹央の天敵のように書かれていたが，本巻では天敵は叔父の大鷲になっており，真鶴は妹を心配する姉になっている．

2022/11/17

患者さんが亡くなるのは辛いよね。子供だと特にね。
シリーズの続き関係がよく分からない。
スフィアの死天使の次に読んだんだけど、間に何か入ってたのかもしれない。

2022/11/03

今回も良かった〜！

最後の話では、医師としての能力は突出してるけど、他人との付き合いがイマイチな鷹央が、健太くんと最後に向き合って、送り出せてあげたことが、もう泣きそうになりました。。

鷹央先生に寄り添う小鳥先生がお目付役みたいな感じで素敵なコンビです！

2022/11/02

天久鷹央シリーズ第2作。
今作も連作短編集だった。
面白かった！
最後の天使の舞い降りる夜は鷹央の苦悩も映し出されていて、命の大切さを考えさせられる物語だった。本当に感動して泣きそうになった。

2022/10/19

☆4.5

シリーズ第2弾

今作もとっても面白くて一気読みでした。
｢天使の舞い降りる夜｣では涙腺が緩みっ放しでした…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)鷹央、よく頑張った！！

2022/09/30

天久鷹央シリーズ2作目。「甘い毒」「吸血鬼症候群」「天使の舞い降りる夜」の3作品が収録されており、それぞれコーラに毒物混入、輸血パック盗難、天使が現れる病室といった病院で起こる謎に天久鷹央が挑みます。

短編集でありながら話が繋がっている部分もあって、今作も安定の面白さがありました。今作は医療従事者の苦労が垣間見えるテーマが多めでした。診断は天才的であるが、人としては未熟な天久鷹央が今後どのように成長していくのか次作以降も楽しみです。

2022/09/08

読み出したら止まらないシリーズ。ライトミステリではあるけど物語とミステリのバランスがいいので読みやすい。小中学生が読むのも納得だし人気シリーズなのも納得。なにより自分がミステリ疲れしてる時に読むにはちょうどいい！

2022/07/29

今回の内容も非常に面白かった。

吸血鬼症候群に関して医療観点からなるほど！とも感じたし、天使の舞いおりる夜には子供の病気に関する子供自身の苦悩や、親や大人が感じる苦しさなども客観的ではあるが感じることができた。

そして知念さんの書籍でいつも感じる事は、ストレートで解決をしながらどこかに変化球が混じっていること。
その変化球を考えながら聞く(読む)のも非常に楽しめる。

2022/06/04

シリーズ2作目もしっかりと書き込まれている。ただ、鴻ノ池舞がちょっとうざ過ぎる。こういうキャラいらないのになあ・・・

2022/06/02

病状からコーラに焦点が当たる。前作とは少し異なるものの、似たような結末だった。甘い毒とは、甘いと聞くだけで毒をイメージしてしまう。ケーキは悪魔の食べ物だ。

吸血鬼は居るのか？
居たとしたら誰か？なぜか鷹央の覇気が低い、機嫌が悪い。そのことが気になりつつ読み進めた。そしてその理由がわかる。やはり・・・。

天使は居るのか？
アデノシン三リン酸の効果を理解した上での行動は、機会、方法も鷹央により明確になる。そして動機は・・・
医学ミステリーとしてはよくできた作品である。医者は無力だ。それでも患者と向き合う事が大事だと、染み染みと感じさせられた。これ以上は書けない。