死が二人をわかつまで の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
語り手ディック・マーカムは婚約者が実は過去に3人の元夫を殺害していることを知らされる。それはあのフェル博士ですら未解決に終わった3つの密室毒殺事件であった。その翌日、その話をした病理学者の男が、過去の事件と同じように鍵の掛かった密室で毒死しているのが発見された… なんでカーってこんなに序盤からワクワクさせるのがうまいんだろうな。実はレジェンド本格作家というだけでなく優れたストーリーテラー? 【完全にネタバレあり】 タイトルやメタ的に考えると明らかに犯人は2人の女のうちのどちらか。乱歩の唱えるカーの3本の矢は不可能興味・怪奇趣味・ユーモア。ここに犯人(結末)の意外性を加えたい、というのもこのシリーズで当てずっぽうでさえ犯人を正解した記憶がないから。 病理学者の筋書きを信じている者がいると警察に信じ込ませるためだけに施した思いつきの密室。毒殺なのに「犯人が部屋に不在」パターンではない。古典的なものと心理的なものを複合させた見事なるミスディレクション。 タイトルの「death」とは毒死ではなく老衰のことだったのか!
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結婚を約束した幸せなカップル。なのに彼女が恐るべき連続殺人鬼だと知らされてしまった青年。そして語られたその手口のままに起こった殺人事件。果たして彼女は本当に殺人鬼なのか、それとも無実なのか、というサスペンス感でぐいぐい引っ張られました。 密室トリック、最近のものではこういうの少な...
結婚を約束した幸せなカップル。なのに彼女が恐るべき連続殺人鬼だと知らされてしまった青年。そして語られたその手口のままに起こった殺人事件。果たして彼女は本当に殺人鬼なのか、それとも無実なのか、というサスペンス感でぐいぐい引っ張られました。 密室トリック、最近のものではこういうの少ないのでなんだかほっとする「針と糸の密室」(笑)。でももちろんそれだけじゃなく。あれは盲点だったなあ、と感服しました。 しかしなんといっても、二転三転する物語が読みごたえありです。いったい誰が犯人なのか、最後までまーったく分かりませんでした。惨敗。
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ギデオン・フェル博士。 密室もの。ややサスペンス調。 わりとシンプルな真相だが、上手くミスリードを誘う展開が秀逸。 探偵としては、キャラが強いヘンリー・メリヴェール卿のほうが好みかな?
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非常に面白い不可能犯罪でした。 しかも不可能犯罪の方程式を見事にひっくり返してくれる 意外な黒幕。 おまけに絶対的な犯人候補がいるので まず、犯人を推理するのは難しいなと感じました。 この作品はトリックに細工を利用しているのが 非常に印象に残りました。 フェル博士の活躍もまたよ...
非常に面白い不可能犯罪でした。 しかも不可能犯罪の方程式を見事にひっくり返してくれる 意外な黒幕。 おまけに絶対的な犯人候補がいるので まず、犯人を推理するのは難しいなと感じました。 この作品はトリックに細工を利用しているのが 非常に印象に残りました。 フェル博士の活躍もまたよかったです。
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カー特有のロマンス傾向がうまくプロットと融合し、スリル溢れる展開が繰り広げられる。事件の様相が二転三転し、読んでて飽きることがない。 密室トリックは確かに初期の人間離れしたものではないが、盲点を突いた使い方とさまざまなトリックの組み合わせによって非常にうまく使っている。 プロ...
カー特有のロマンス傾向がうまくプロットと融合し、スリル溢れる展開が繰り広げられる。事件の様相が二転三転し、読んでて飽きることがない。 密室トリックは確かに初期の人間離れしたものではないが、盲点を突いた使い方とさまざまなトリックの組み合わせによって非常にうまく使っている。 プロットやトリックなど全てがすばらしく結びついた良作。
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