いつも「時間がない」あなたに の商品レビュー
欠乏を感じている人は、知能障害の境界程度まで処理能力が落ちてしまうというのは衝撃。「貧すれば鈍す」というのはこういうことだったのかと納得できた。 実際に身内に経済的に厳しい者がおり、「なぜもっときちんと管理できないのか」と責められているのをよく聞くが、できなくて当然のようだ。それ...
欠乏を感じている人は、知能障害の境界程度まで処理能力が落ちてしまうというのは衝撃。「貧すれば鈍す」というのはこういうことだったのかと納得できた。 実際に身内に経済的に厳しい者がおり、「なぜもっときちんと管理できないのか」と責められているのをよく聞くが、できなくて当然のようだ。それをふまえて協力していかねばと反省。
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仕事やトレーニング、自分に課したタスクなど、その通り事項できないことが多いだけでなく、いつも「忙しい」のはなぜか。どうしたら余裕を持ってことに当たれるのか。そのものズバリの解決策が示されているわけではないが、そうなる原因について多くの示唆があり、参考になった。やはり全体の20%程...
仕事やトレーニング、自分に課したタスクなど、その通り事項できないことが多いだけでなく、いつも「忙しい」のはなぜか。どうしたら余裕を持ってことに当たれるのか。そのものズバリの解決策が示されているわけではないが、そうなる原因について多くの示唆があり、参考になった。やはり全体の20%程度の「空き時間」が重要なようだ。「トンネルの外を見る」「雪と牛乳を示さない」「時間ではなく処理能力と認知能力」「変化を認知するのはいつも30分の1」「豊かな時に時間を貯金する」
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確かに仕事を後回しにして、仕事が回らなくなることがよくある!前倒しでやれば良いのは分かっているが、実際には難しい。何か気掛かりな事があると、色々な事の処理が進まないし、精神的に疲れる。これが、貧困から抜け出せない大きな原因だとは驚きだ!
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私にとっては、難しい本でした。 時間だけでなく、いろんなことが欠乏してしまう。ではどうするか?私にはよくわかりませんでした。
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経験で多くの人達が気づいていながらも、テクニックとして構築されていない欠乏の罠を解説。多くの料理家が「冷蔵庫の一段は常に空っぽにしておく」ことや、GTDでゆとりのあるときに全てを書き出しておくことなど、また車の渋滞などにも通じて、世界をより深く理解する一助になる本。
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[関連リンク] R-style 【書評】いつも「時間がない」あなたに(センディル・ムッライナタン&エルダー・シャフィール): http://rashita.net/blog/?p=16784 ライフログのすすめ―人生の「すべて」をデジタルに記録する!
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時間が無いなら本書は読まないほうが良い。 大半が「なぜ時間がないのか?」という調査研究の類で、タイトルから想起される「どうしたら解決できるか?」という部分はほぼ書かれていない。 また、「結論」の章に至るまでとりとめなく書いていて、有益な情報はあるものの、整理されていない。序章に書...
時間が無いなら本書は読まないほうが良い。 大半が「なぜ時間がないのか?」という調査研究の類で、タイトルから想起される「どうしたら解決できるか?」という部分はほぼ書かれていない。 また、「結論」の章に至るまでとりとめなく書いていて、有益な情報はあるものの、整理されていない。序章に書かれている通り、「とにかく時間がなかった」んだろうと思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
欠乏は、お金であろうと時間であろうと食糧であろうと欠乏したものへの集中力の向上を生みだすとともにそれ以外のことの処理能力の低下を生みだす。トンねリング効果。 欠乏への対処、欠乏を起こさないように豊かなときに取り分けておく仕組みを作る。 欠乏とともに処理能力の低下を計画の際に考慮する。メールチェックを先にしない。処理能力の高い状態を割り振るべきタスクを選択する。
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起-動線で紹介されていたのを読んで。 http://www.ki-dousen.net/docs/content/2964
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時間の欠乏と貧困は、それを生じる環境、仕組み仕掛けに囚われているから起こる。単純にマインドセットを変えれば済むという話ではない。 これはの人は、視野狭窄であるトンネリング、次から次の問題には翻弄されるジャグリングに見舞われる。それを回避するには、スラック、つまり「余裕」を持たせる...
時間の欠乏と貧困は、それを生じる環境、仕組み仕掛けに囚われているから起こる。単純にマインドセットを変えれば済むという話ではない。 これはの人は、視野狭窄であるトンネリング、次から次の問題には翻弄されるジャグリングに見舞われる。それを回避するには、スラック、つまり「余裕」を持たせることである。 その「余裕がない」が当人の言い訳であるが、トンネリングの人は置かれた状況を是としているので改善方法に気付かない。深夜までフルに使っても手術をこなせない病院での例では緊急用の手術室を一つ開けるという手法をとったが、関係者は全員反対したという。 結局のところ、本書は万能薬ではない。しかしながら問題を解くためのヒントは十分である。改善を為すには問題の本質を見極め、関係者の反対にあっても断行しなければならない。そして一番重要なのは大局的な視点である。 私も昔テンパった時に助けて貰ったのだが、細かく分類して、余っているリソースにディスパッチしていくのがやはり効率が良かった。一つの業務にはスキルレスのものや、他の人の方が圧倒的に早いという場合は多いからである。 現在仕事で絶賛ジャグリング中であるが、良いタイミングでこの本に出会えた。感謝である。
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