駅物語 の商品レビュー
駅員として東京駅に配属された若菜直はお客様に、幸せな奇跡を起こしたいと願う。 物語では函館まで新幹線が 開通していたりと必ずしも今の東京駅とは異なります。また、現場VS本社と言う構図が、若手の駅員たちの団結力を高めている気もしました。特に、不良駅員の藤原が、主人公の直のことを少...
駅員として東京駅に配属された若菜直はお客様に、幸せな奇跡を起こしたいと願う。 物語では函館まで新幹線が 開通していたりと必ずしも今の東京駅とは異なります。また、現場VS本社と言う構図が、若手の駅員たちの団結力を高めている気もしました。特に、不良駅員の藤原が、主人公の直のことを少しずつ受け入れていくところはホットしました。 替えの効かない人材とは何か。世の中、オートメーション化の影響でひとがいなくなっていく。それも、また現実だと思うと悲しい。 直は、自分の仕事が向いているのかわからないと言う。でも、向いているか、好きになるかは、一生懸命にやった後にわかるような気がしました。中途半端にやったら、中途半端にしか好きになれないし。
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登場人物に誰1人魅力がなく内容が薄かったのが残念。 駅員の裏側とかも全然知ることができなかった。
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電車に乗るのが楽しみになった。 ーーー 東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すこと--。人を助け、人に助け...
電車に乗るのが楽しみになった。 ーーー 東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すこと--。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
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あらすじで感じた印象よりも内容が凄惨。 それもそのはず、舞台は 日本の駅の「のぼり」のてっぺん、東京駅。 様々な種類の利用客が始発から終電まで行き来し、 そもそも人の量が多すぎる。 そんな状況下で起きる事故や駅の事情も、 凄惨なものとなって当然である。 そんな駅に配属され...
あらすじで感じた印象よりも内容が凄惨。 それもそのはず、舞台は 日本の駅の「のぼり」のてっぺん、東京駅。 様々な種類の利用客が始発から終電まで行き来し、 そもそも人の量が多すぎる。 そんな状況下で起きる事故や駅の事情も、 凄惨なものとなって当然である。 そんな駅に配属された、 ロマンチックな自己紹介をする新人女性駅員が 人間性を疑う(笑)仕事仲間と共に 目標達成に奔走する物語である。 「みんないくつもの顔を使い分けて生きている」 という作中での発言があるとおり、 駅員含め東京駅でのトラブルメーカーは、 同時にどこかでトラブルの被害者になっているはず。 トラブルの逆もしかり。 まさに「情けは人のためならず」という感じ。 たとえ人が人に見えなくなるような 一種異様な場所であっても。 最初の印象とは違ったが、結果読んでよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
書名からは、勝手に「駅を利用するいろんな人たちのドラマ」を想像していた。ここまで真剣に鉄道員を描いているとは…がつん、と来た。 ひとりひとりのエピソードよりも、駅員、車掌、運転手といった現業職が抱える仕事の重みと苦しみにひきつけられた。内容はかなり深刻だが、描かれている人たちの言動が自然に心に吸い込まれていって、一気に読み終えていたのには自分でも驚いている。鉄道に興味があろうがなかろうが、この物語は人の心のどこかを必ず揺らすに違いない。 抱えているものの重さから自分を守るためには、逃げるのもありだと思う。逃げなくてはいけない時は、必ずある。でもずっと逃げ続けるだけでは、生きていることの喜びには出会えない。勝手にそんなメッセージを読み取った。 駅では死なせない…だったか。主人公・若菜の一言が強く心に残っている。職場だからでも仕事だからでもないような気がする。若菜にとって、駅はもっと重い…それゆえに神聖な場所だからだと思うのだ。本人が自覚しないままに、ではあるが。 実は…叔父がJR東海の新幹線・新大阪駅の助役のひとりだった。ぼろぼろになって定年を迎えた叔父を見れば、この物語が誇張に満ちた虚構ばかりではないと信じられる。 なにひとつ自分に重なるものがないのに物語に入りこんでしまった、私にはレアな作品である。
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東本鉄に入社した若菜直(わかななお)は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれた「あの5人」を探し出すことーー。人を助け、人に助けられながら成長していく...
東本鉄に入社した若菜直(わかななお)は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれた「あの5人」を探し出すことーー。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
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