駅物語 の商品レビュー
すごく読みやすい。 映像化されてほしいと思う本NO.1 文学としては薄さも感じるけど、娯楽や映像化脚本的にはこれくらいの軽さがちょうどいい。 軽い移動時間に読むのにちょうどいい一冊。
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【刺さった内容】 ベテラン駅員、出雲さんの言葉。「失敗を乗り越えたことがない人間は自分に自信がない。空っぽなんだ。それを埋めようと自分以外の誰かを思い通りに動かしたくなる」299ページ 【糧になったこと】 この物語に登場する駅員は色々あるけど、最後は鉄道員としての誇りを持って仕事...
【刺さった内容】 ベテラン駅員、出雲さんの言葉。「失敗を乗り越えたことがない人間は自分に自信がない。空っぽなんだ。それを埋めようと自分以外の誰かを思い通りに動かしたくなる」299ページ 【糧になったこと】 この物語に登場する駅員は色々あるけど、最後は鉄道員としての誇りを持って仕事をしていると思います。 今の仕事を始めた時の目標、初心は何だったかを考えました。
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2016/8/27 40%くらいまで読んで期限切れもあり返却。中々面白かったので、また、あらためて読みたいです。
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+++ 「大事なことを三つ言っとく。緊急時は非常停止ボタン。間に合わなければ走れ。線路に落ちたら退避スペースに入れ」 酔っ払う乗客、鉄道マニアの同期、全自動化を目論む副駅長に、圧倒的な個性をもつ先輩たち。毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時発車の奇跡を目の当...
+++ 「大事なことを三つ言っとく。緊急時は非常停止ボタン。間に合わなければ走れ。線路に落ちたら退避スペースに入れ」 酔っ払う乗客、鉄道マニアの同期、全自動化を目論む副駅長に、圧倒的な個性をもつ先輩たち。毎日100万人以上が乗降する東京駅に配属された若菜は、定時発車の奇跡を目の当たりにし、鉄道員の職務に圧倒される。臨場感あふれる筆致で駅を支える人と行き交う人を描ききった、書き下ろしエンターテインメント! +++ 東京駅の舞台裏、という感じの物語である。電車が定時にやってきて、何事もなく目的地に到着する、という普段気にも留めないことの裏側に、これほどたくさんの人の努力や苦労や緊張や覚悟があるのだということに、改めて感謝したくなる。なんて過酷な仕事なのだ、という思いとともに、責任と誇りをもって業務にあたっている駅員さんたちの姿に敬意を表したくなる。一方、そんな彼らも普通の人。プライベートな悩みも屈託もあり、人間関係の煩わしさに悩まされたりもするのだが、日々少しずつ、相手の立場に立ち、相手を慮ろうとする姿勢も見られるようになり、じわじわとなくてはならない存在になっていくのである。何かあった時に、頼りたいと思う仲間がいることに胸が熱くなる。駅員さんウォッチを目的に東京駅に行きたくなる一冊である。
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まぁまぁ面白かった。 TVドラマになりそうなストーリですね。 ただ、少し盛り上がりにかける感じはする。 弟の死により、自分の将来を変えちゃう。 親族の死は相当な影響だろうが、好きでもない仕事をするっという方向にいくのが、多少の強引さを感じた。 男の子は鉄道の遺伝子をもって生まれ...
まぁまぁ面白かった。 TVドラマになりそうなストーリですね。 ただ、少し盛り上がりにかける感じはする。 弟の死により、自分の将来を変えちゃう。 親族の死は相当な影響だろうが、好きでもない仕事をするっという方向にいくのが、多少の強引さを感じた。 男の子は鉄道の遺伝子をもって生まれてくるっというようなセリフがあったが、強く同感。 1才になる息子は、車・鉄道が好き。 娘にもない熱狂ぶりに、共感をいだいた。
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現在、ハマっている作家さん、朱野帰子さん。 東京駅が職場って色々な人の人生を垣間見ることになるんだろうな。
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東京駅の駅員はかなり冷たくて、まるで機械のような人間で苦手に感じていた。本書ではその東京駅が舞台で、東京駅で働く駅員の物語が繰り広げられる。 物語はざっくり言えば、主人公の弟が言ってた「駅は奇跡が起きる場所」の言葉通り、5人の恩人に恩返しをしていく奇跡を起こす物語である。正直言っ...
東京駅の駅員はかなり冷たくて、まるで機械のような人間で苦手に感じていた。本書ではその東京駅が舞台で、東京駅で働く駅員の物語が繰り広げられる。 物語はざっくり言えば、主人公の弟が言ってた「駅は奇跡が起きる場所」の言葉通り、5人の恩人に恩返しをしていく奇跡を起こす物語である。正直言って、展開は非現実的でご都合主義であるが“駅のリアル”について書かれていたのが凄く良かった。 本書に書かれた駅員の業務は以下の通り。 運賃、時刻表、路線を全部覚える(しかも改正されまくる)。ホーム監視では遅延を極力発生させないようにする。理不尽なクレーム対応。泊まり勤務も当たり前にあり、休みが取りにくい。などなど、鉄道業界になかなか人が集まらないのも頷けるハードな仕事内容。それに付け加えて。 「駅員を殴らないでください」の注意勧告ポスターが日常茶飯事で行われていることにも驚く。主人公の上司の「乗客は我々を人間だと思っていない」という言葉が刺さる。しかし、駅員からすると乗客も人間と思わないんだろうな、と思う。 世の中楽な仕事なんてないが、駅員の大変さは我々には伝わりにくい。体験したら1日で音をあげそうなものだ。本書を読んで、駅員の過酷さが伝わった。東京駅の駅員が苦手だったが、心を殺して機械のように淡々と対処するのも無理もない話だと思った。これからは駅員のことも気にかけるようにしよう。
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朱野帰子の『駅物語』は東京駅で新人駅員が新たに駅員業務を覚えていく物語。ただ、この新人には東京駅で駅員にならなければならない(と信じる)理由があった.... 鉄オタや駅員の実態といった、普段目につかない世界と利用する駅でもよく見かける駅員の実態を混ぜ合わせつつ、小説として幹を成...
朱野帰子の『駅物語』は東京駅で新人駅員が新たに駅員業務を覚えていく物語。ただ、この新人には東京駅で駅員にならなければならない(と信じる)理由があった.... 鉄オタや駅員の実態といった、普段目につかない世界と利用する駅でもよく見かける駅員の実態を混ぜ合わせつつ、小説として幹を成しているのは主人公と弟との関係だ。 そのあたりと駅員の関係が少しギャップがあるようで、どうしても駅というと人身事故との絡みがでてきてしまうので、少し怖い。 しかし筆致は柔らかでストレートで読みやすい。逆に読みやすすぎてあまり残らない?妙に文学的である必要もないが、多少読み応えというか表現に重みが欲しいような気もするが、それがもしかしたら著者のあるいはファンの望むところなのかもしれない。 あまり人の目の触れない職務を中心とした小説が他にもあるので、もう少し読んでみたい。
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一番大事な時に東京駅で助けてもらった五人に感謝を伝えたく、亡くなった弟の夢でもあった東京駅の駅員となって、感謝の言葉だけではなく、五人の置かれている環境に驚きつつも、一緒になって解決していく新人駅員の物語です。各章一人と解りやすい構成で、最後は主人公の奥に潜むモヤモヤをさらけ出し...
一番大事な時に東京駅で助けてもらった五人に感謝を伝えたく、亡くなった弟の夢でもあった東京駅の駅員となって、感謝の言葉だけではなく、五人の置かれている環境に驚きつつも、一緒になって解決していく新人駅員の物語です。各章一人と解りやすい構成で、最後は主人公の奥に潜むモヤモヤをさらけ出し、自分を乗り越え、次に向かって歩いていく、そんな物語でした。ひさびさにストレートって感じでした(笑)
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読み始めてすぐ田舎者の私は東京駅の線の話とか分からんくて、とりあえず読むに徹したけど短編短編で多少つながりもあって、途中からは人間味もありスラスラ。 鉄オタさんでなくても楽しめると思う。 仕事小説みたいやから 友達に電車の運転士おるから薦めてみようと思う。笑
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