ランチのアッコちゃん の商品レビュー
主人公の三智子が職場の上司「アッコさん」と自分のお弁当とランチの交換をすることから始まるお話。 毎日違う場所でランチをして、その場の人と関係を築いているアッコさんが素敵。具体的に何を言うわけじゃないけど、アッコさんのお陰で結果的に元気になってしまう主人公が慕う気持ち分かる。 後半...
主人公の三智子が職場の上司「アッコさん」と自分のお弁当とランチの交換をすることから始まるお話。 毎日違う場所でランチをして、その場の人と関係を築いているアッコさんが素敵。具体的に何を言うわけじゃないけど、アッコさんのお陰で結果的に元気になってしまう主人公が慕う気持ち分かる。 後半二編はあんまり繋がりがなかったけど、ゆとりのビアガーデンのレミの考え方も良かった。
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ほのぼのしていて、仕事に疲れている時に読むといいと思います。アッコさんの事が結局分からないまま終わってしまいました。どんな人でどう生きていくのか知りたかった。 「誰かが必ず助けてくれるもんですよ」の言葉が良かった。
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出てくるごはんがどれもおいしそう。アッコさんの不器用なエールが素敵。 自分のことを見ている人がいるという事実は、心の支えになりますね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
派遣社員の三智子は雲の上の存在である黒川部長、通称アッコ女史から一週間お互いのランチを交換しようという提案されます。最初は戸惑う三智子でしたが日を追うごとにランチが楽しみになって――。 面白かったです。アッコさんのバイタリティーは凄い! 続編の『夜食のアッコちゃん』も良かったです。具体的にこうした方が良いというアドバイスをするのではなく、行動して見せるというか自分で解決策を探させるというか、背中で教えるのってその人の成長を信じていないと出来ないと思います。そしてちゃんと自分で解決策を見つけた三智子も期待に応えました。 短編『ゆとりのビアガーデン』も良かったです。 入社三ヶ月で退職した玲美のことを“使えない社員”だったと回顧する一方で、自分が新入社員だった頃と比べて、会社に人を育てる余裕がなくなっていて申し訳なく思ったりしていた社長の雅之。一年ぶりに会った玲美は何とビルの屋上でビアガーデンを開くと言う。 能天気にみえる玲美にイライラしたものを感じながらも、徐々に周囲の人間が感化され、雅之の態度も軟化していきます。 振り返る時間をくれる本です。
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落ち込んでいる主人公(美智子)とアッコさんの掛け合いが面白い。 無理やり背中を押され、流されていくうちに、美智子はどんどん元気になっていく。 テンポのよい展開と美味しそうな料理の数々に沢山元気が貰えた。もっと料理を作りたくなった。
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図書館。 この著者の作品は今まで女性の苦難と成長を描いた長編を読むことが多かったので、短編で、しかも主人公が割ととんとん拍子にうまくいく作品だったのが印象的だった。 最後の「ゆとりのビアガーデン」はとても好き。好意的な意味で、いるいる、こういうタイプの人と思った。
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正直「そんなにうまいこといくわけないじゃん!」と思う展開も多い。 でも美味しいものがたくさん出てきて、登場人物の日常がちょっと良くなる展開をなぞっていると、自分の明日もちょっと良くなるような気がしてくるから不思議。 元気が欲しい時、また月曜から頑張ろうって背中を押して欲しい時。そ...
正直「そんなにうまいこといくわけないじゃん!」と思う展開も多い。 でも美味しいものがたくさん出てきて、登場人物の日常がちょっと良くなる展開をなぞっていると、自分の明日もちょっと良くなるような気がしてくるから不思議。 元気が欲しい時、また月曜から頑張ろうって背中を押して欲しい時。そんな気分にぴったりな一冊。 東京ポトフ食べたいー!!
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通退勤の時に読んだ本。すらすら読み進められて心がポカポカほっとするような温かい本。早く読まなきゃ!!っていうような焦燥感もないし心がざわざわすることもない、本当に心のビタミンみたいな本だった。
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元々能力が高い人の話を見ても何も思うところも考えさせられるところもないというか、、、プラダを着た悪魔を観た時にも同様のことを思った。 偏見極まりなく失礼千万ながら言わせていただくと、「女性が好きそうな本」という印象 3話目の主人公が嫌悪感を覚えるタイプの女性だったので読んでて...
元々能力が高い人の話を見ても何も思うところも考えさせられるところもないというか、、、プラダを着た悪魔を観た時にも同様のことを思った。 偏見極まりなく失礼千万ながら言わせていただくと、「女性が好きそうな本」という印象 3話目の主人公が嫌悪感を覚えるタイプの女性だったので読んでて気分が悪かった。 こういう人が一番嫌いだ。 対して4話目の「ゆとりのビアガーデン」は最高に痛快で読みやすく面白かった。登場人物も魅力的だ 著者の本は初めて読んだけど、 かなり読みやすくて2日で読み終わった。
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2015年刊。4編構成。ベースの設定に乗っているのは最初の2編だけで、残りは「設定世界の脇にある」事を感じさせるだけの、別のお話。ただ、人の思いが人を変えていく、というベースは共通。 1編が短く、全体でも200ページ足らず。なので、細切れ時間でも楽しめる。逆に、しっかり読み込みた...
2015年刊。4編構成。ベースの設定に乗っているのは最初の2編だけで、残りは「設定世界の脇にある」事を感じさせるだけの、別のお話。ただ、人の思いが人を変えていく、というベースは共通。 1編が短く、全体でも200ページ足らず。なので、細切れ時間でも楽しめる。逆に、しっかり読み込みたい人には食い足りないかも知れない。
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