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ランチのアッコちゃん の商品レビュー

3.7

448件のお客様レビュー

  1. 5つ

    78

  2. 4つ

    178

  3. 3つ

    125

  4. 2つ

    21

  5. 1つ

    6

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2024/02/24

柚木さんのBUTTERはその食べ物の美味しそうな描写たちに、バターにハマりかけたほど。 本作もタイトルに"ランチ"という言葉があるように、食べ物を中心に話が展開する。 特に私はポトフが美味しそうで、再現メシ作りたい…!となった。 ただ、極端なキャラクター...

柚木さんのBUTTERはその食べ物の美味しそうな描写たちに、バターにハマりかけたほど。 本作もタイトルに"ランチ"という言葉があるように、食べ物を中心に話が展開する。 特に私はポトフが美味しそうで、再現メシ作りたい…!となった。 ただ、極端なキャラクター像や出来すぎた設定にあまり話に引き込まれはしなかったかな…。 朝井リョウさんの帯コメントもなんだか、どの作家にも言えそうだな、というようなことが書かれていてなんかちょっと笑ってしまう。(怒られるかな。スミマセン)

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2024/02/20

4編からなるこの本。 1と2はアッコ女史と三智子の話。 ランチを1週間交換するところから始まる物語。 この②編がとても良かった。 ポトフが食べたくなる〜

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2024/02/12

4編からなるもの。 『ランチのアッコちゃん』『夜食のアッコちゃん』はどちらもおもしろくて☆5 落ち込んでる三智子に1週間お弁当と外ランチの交換を提案したアッコ女史。 お弁当と交換した外ランチは、次はどこへ行くんだろう?と読みながらワクワク♬。. 1週間の交換を終えた後には、三智子...

4編からなるもの。 『ランチのアッコちゃん』『夜食のアッコちゃん』はどちらもおもしろくて☆5 落ち込んでる三智子に1週間お弁当と外ランチの交換を提案したアッコ女史。 お弁当と交換した外ランチは、次はどこへ行くんだろう?と読みながらワクワク♬。. 1週間の交換を終えた後には、三智子もすっかり前向きに元気になっていて、こういうプラスな締め方は読んでいても気持ちが良い。 次話では、いつの間にか勤めてた会社が倒産し、東京ポトフを立ち上げたアッコ女史。 夜間に回るキッチンカーで、こちらも1話に続き前向きで元気になれるストーリー。 三智子×アッコ女史の話がとても良かったので、3.4話で別のストーリーになってしまったのが残念で結果☆3 3.4話はあまり入ってこなかった。

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2024/02/08

へえー、柚木麻子はこんなどストレートな元気が出る話も書けるのか。めちゃくちゃいいなニコニコしたり涙浮かべたりして読んだよ。文庫200ページ弱で中篇4本って感じなんだけど、ページへの文字の割り付けがくそ少なくてこれ100ページの短編集にできるよね?東京ポトフの続編も読んでみたいね。...

へえー、柚木麻子はこんなどストレートな元気が出る話も書けるのか。めちゃくちゃいいなニコニコしたり涙浮かべたりして読んだよ。文庫200ページ弱で中篇4本って感じなんだけど、ページへの文字の割り付けがくそ少なくてこれ100ページの短編集にできるよね?東京ポトフの続編も読んでみたいね。あ、あるの?

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2024/02/08

恋愛で落ち込んでいる主人公が、やり手の上司とランチを交換することになり、元気を取り戻していく物語。他3編。主人公は度々、『また、NOと言えなかった』とそんな自分に落ち込んでいましたが、アッコちゃんとのやりとりのおかげで回復していました。うまくいかない時はいつもと違う環境に身を置き...

恋愛で落ち込んでいる主人公が、やり手の上司とランチを交換することになり、元気を取り戻していく物語。他3編。主人公は度々、『また、NOと言えなかった』とそんな自分に落ち込んでいましたが、アッコちゃんとのやりとりのおかげで回復していました。うまくいかない時はいつもと違う環境に身を置き視点を変えるのも必要なのかもしれないなと思いました。ランチ先での人脈が最大の収穫だったと思います。派遣と正社員の間で揺れる主人公、自分も完全に板挟みになるタイプなので激しく共感!アッコちゃんとのかかわりでちゃんと学んで行動に移して成功していく主人公凄いです。 また、ゆとりのビアガーデンも好きです。人って十分休息したり、こころにゆとりがないとアイデアって湧いてこないのだなと。残業してる充実感に甘えて自分を仕事熱心でかつ有能な人と勘違いしてしまうのは、あるあるな気がします。ゆとり世代でないとわからない価値感覚があるのだろうな。日本国内の社畜にさんは是非読んでほしいと思いました。

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2024/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなり読みやすくて、読み始めたら止まりませんでした。前半2篇は、アッコさんと三智子さんのお話で、後半2篇はそれぞれ全く別の人達の物語になっています。アッコさんたちもチラッと登場しますが、本当に脇役なので、少し寂しかった。 アッコさんと三智子さんの関係性が、良いバランスで、話の展開とかスピード感がよかったなあと思います。ただかっこよくてサバサバしている人だと思っていたアッコさんの、優しさと可愛らしさが徐々にわかっていくので、すぐに皆さんもアッコさんのファンになるはず。お昼を交換するっていうのも、全く考えたことがなかったし、誰かとやってみたいなあ。自分1人では切り拓くことができなかったかもしれない、新しい世界を体験できるのって楽しそう!アッコさんに振り回されながらも、人として成長していく三智子さんに勇気をもらいました。 後半2篇の主人公の性格は、読者の好き嫌いがはっきり分かれそうな感じでした。万人受けしにくいタイプかと。(アッコさんと三智子さんが良かったから、私が勝手に期待しすぎちゃったのかもしれないですが) 特に1番最後の「ゆとりのビアガーデン」は、主人公に、というよりも、出てくる上司の発言に正直イラッとしました(笑)これってこの人の個性なんじゃないの?と思うようなことを、「ゆとり世代」と一言で片付けてしまう感じが許せなかったです。でも、最後は割とスカッとする展開だったので、ひとまずよかった。

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2023/12/18

どこにでもいそうな、ちょっと元気のないOLな女の子がどんどん逞しくなっていくようなお話。 随所に美味しそうなお料理が出てきて、美味しいもの食べたい!ってなります。 続編もいつか読もう。

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2023/12/16

4つの短編。2つはアッコ という上司に関わる話で関連性があったがその他関係なし。つまらなくはないが、4つの話が関連づけられると予想したので残念だった。

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2023/12/09

最近、自分の嫌なところと直面して意気消沈していた。けれどこの本を読んで、嫌なところも認め、また歩き出せたらいいなと思った。 ただ、前半は出来すぎた物語だと感じてしまった。

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2023/12/07

妻から、「新幹線の中で読むのにちょうど良さそうな本を借りてきて欲しい」というオーダーを貰い、女性作家の連作短編集が良いだろうと、適当に手に取った本。妻からは、「まずまず」というフィードバックだったので、一応読んでみた。 気負わず、さらっと読めた。 4篇の中ではラストの「ゆとり...

妻から、「新幹線の中で読むのにちょうど良さそうな本を借りてきて欲しい」というオーダーを貰い、女性作家の連作短編集が良いだろうと、適当に手に取った本。妻からは、「まずまず」というフィードバックだったので、一応読んでみた。 気負わず、さらっと読めた。 4篇の中ではラストの「ゆとりのビアガーデン」が一番よかった。古い世代とはまるで価値観が違う、ということは非難には当たらず、むしろ称賛されるべきこと、という点がよく分かるお話だった。

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