しあわせの香り の商品レビュー
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ヒロさんと再会できてよかった。意外と手術もリハビリもすんなりでまだトルンカへ行くのは恥ずかしいというヒロさん可愛い。今回は千代おばあちゃんと浩太と絢子の話。 雫と浩太はもうワンセットでしかないですね。 絢子とウッちゃんは色々通り越して家族のようですが、いつかは離れるとしても旅から帰ってもウッちゃんにはまだそばにいてほしいです。
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前作があるからこそ、登場人物一人ひとりに感情移入できたと思う。再会する喜びと同じような感覚になる。安っぽいドラマのように感じてしまうこともあるけれど、人にはそれぞれのドラマがあるのだと思う。
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インドに憧れていろいろ読んでいる中で、映画「マダムインニューヨーク」を観ました。シャシは本当に綺麗です。ほんとに。彼女はコーヒーの雫のように…と言われていました。 珈琲を淹れているとき、滴をよく見ると、とてもきれいなことに気づきます。 この本なのですが、「純喫茶トルンカ」の続編...
インドに憧れていろいろ読んでいる中で、映画「マダムインニューヨーク」を観ました。シャシは本当に綺麗です。ほんとに。彼女はコーヒーの雫のように…と言われていました。 珈琲を淹れているとき、滴をよく見ると、とてもきれいなことに気づきます。 この本なのですが、「純喫茶トルンカ」の続編です。 家族のような温かい人たち、いろいろな立場・境遇・環境で人生を歩んでいく。年齢の違う人たちがそれぞれの立場でみんなを見守っている、とっても暖かい下町のお話です。 ちゃんと関係ありますよ。
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古びた喫茶店の中で織りなすオムニバス形式の物語。こんな喫茶店にしたいと思わせるようなストーリー性がとても心に響く。
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1冊目より良かった。 こういう濃密な下町のご近所付き合いって、今も実際にあるのか判らないけど、なんか寅さん的に懐かしい。 世話好きでせっかちな性格を、下町気質と自覚してるキャラもなかなか。
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1作目より内容に厚みが出ており、飲食店を舞台にしているとはいえ、よくあるハートウォーミングストーリーや安楽椅子探偵ものとは一線を画した独特の作風となっています。 長篇でも短編集でもなく、この長さの中編集だからこそ、トルンカ関係者たちの複雑な事情が解きほぐされていく様子を程よく表現...
1作目より内容に厚みが出ており、飲食店を舞台にしているとはいえ、よくあるハートウォーミングストーリーや安楽椅子探偵ものとは一線を画した独特の作風となっています。 長篇でも短編集でもなく、この長さの中編集だからこそ、トルンカ関係者たちの複雑な事情が解きほぐされていく様子を程よく表現できるのだと思う。
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純喫茶トルンカの常連の人々のお話。語り手がそれぞれで目線も変わり飽きずに読めた。 美味しそうなコーヒーに魅せられて集まる人たちはみんな訳ありで。マスターや雫の母の話をは前作で語られてしまったのか…気になるところ。前作を見つけたら読みたい。
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「純喫茶トルンカ 」の続編だけど、 前作を読まなくても楽しめます。 こんな喫茶店があったら、毎日通いたいと 思います。
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辛い幼年時代を過ごしたり、大切な人を亡くしたり、つらい過去をもち、悩み、傷ついた気持ちを抱える「純喫茶トルンカ」に通うお客たち。投げやりになったり、自暴自棄になったりもするが人との出会いや彼らの思いを通じて心が元気になっていく。登場人物の心の交流がすごく素敵だし、やさしく心に沁み...
辛い幼年時代を過ごしたり、大切な人を亡くしたり、つらい過去をもち、悩み、傷ついた気持ちを抱える「純喫茶トルンカ」に通うお客たち。投げやりになったり、自暴自棄になったりもするが人との出会いや彼らの思いを通じて心が元気になっていく。登場人物の心の交流がすごく素敵だし、やさしく心に沁み渡る物語
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コーヒーの香りとショパンの調べが、私をあの頃へと戻してゆく―。店の常連千代子にとって、マスターの淹れるコーヒーはささやかな魔法。二十年前、夫との関係に一人悩み、傷ついた気持ちを救ってくれたのがこの店だった。心地よい苦味と懐かしい旋律が記憶を呼び戻し、不思議な出会いが訪れて…。下町...
コーヒーの香りとショパンの調べが、私をあの頃へと戻してゆく―。店の常連千代子にとって、マスターの淹れるコーヒーはささやかな魔法。二十年前、夫との関係に一人悩み、傷ついた気持ちを救ってくれたのがこの店だった。心地よい苦味と懐かしい旋律が記憶を呼び戻し、不思議な出会いが訪れて…。下町にひっそり佇む純喫茶トルンカを舞台に三つの温かい交流を描く、感動の第二弾。 どの章もとてもよかった。 みんなそれぞれ悩んだり苦しんだり悔やんだり 色んな思いを抱えることもあるだろうけど、 支えてくれる仲間がいるって幸せだな、と思う。 心が温かくなるような1冊でした。
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