珈琲店タレーランの事件簿(4) の商品レビュー
タレーランの第四弾。 ソロソロ、ネタ切れなのか、これは短編集になっている。 別に短編集だから悪いということは無く、かえって読みやすい。 相変わらず、どんでん返しというか、先入観による「えっ?」と言う感じで騙されるところは上手い。
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(収録作品)午後三時までの退屈な風景/パリェッタの恋/消えたプレゼント・ダーツ/可視化するアール・ブリュット/純喫茶タレーランの庭で/特別書き下ろし掌編 リリースリリーフ
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図書館で。 短編集。話の本筋の謎解きというよりさあ私は誰でしょう?というような語り手は誰だ?みたいなミステリになっているような気がしないでもないですがまあそれは置いておいて。 アオヤマさんは何で彼女にアタックしないんですかね?なんかものすごい中途半端な距離感に首を傾げます。店の...
図書館で。 短編集。話の本筋の謎解きというよりさあ私は誰でしょう?というような語り手は誰だ?みたいなミステリになっているような気がしないでもないですがまあそれは置いておいて。 アオヤマさんは何で彼女にアタックしないんですかね?なんかものすごい中途半端な距離感に首を傾げます。店の常連というには厚かましすぎるし、恋人というには他人行儀すぎる。これが京都人の距離感なのだろうか?難しいなあ、人間関係が。
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いままでの感じが好きだったので、期待よりちょっと物足りなかった。それでも、美空さんに頼らないミステリーと小さなどんでん返しはよかったかな。全体としてストーリーが繋がっている長編が読みたいです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「やられた」 この一言に尽きる。叙述ミステリーの典型ではあるがそれでも、最後のどんでん返しは見事。1話目は猫の視点で、2話目は10代の女子専門学生と思いきやアラフィフの女性視点。読み返せば、張り巡らせられた伏線はあるのだが、それに気付かせないような展開は著者の技量なのだろう。人が死なない日常のミステリーなので、安心して読み進められるしい、読み終わった後にいくるほのかな暖かさ。また次の巻を早く読んでみたい。
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本編とはちょっと別の、連作短編。 美星とアオヤマさんの関係は進まずじまい。 なんだか、シャーロックホームズ的な扱いで美星さんが 謎解きのみ登場する感じのこの巻。 ちょっと旨味は半減。 パリェッタの恋、では、こんなところにミスリードいれるか?と ちょっと思いたくなる感じではあっ...
本編とはちょっと別の、連作短編。 美星とアオヤマさんの関係は進まずじまい。 なんだか、シャーロックホームズ的な扱いで美星さんが 謎解きのみ登場する感じのこの巻。 ちょっと旨味は半減。 パリェッタの恋、では、こんなところにミスリードいれるか?と ちょっと思いたくなる感じではあったけれど、 楽しませていただきました。 その次の、消えたプレゼント・ダーツ、は、 アオヤマ氏が孤軍奮闘するところが微笑ましい。 ストーリーを進めてもらえないだろうかとやきもきしました。。
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今回は短編集。 短編だからこそ使えるトリックって感じだったので、ミステリを求める人には物足りないかも。 そこそこは楽しめると思う。 気になるのは言葉遣い。その日本語おかしくないか?って表現があったり、数字の表記に違和感を感じたり……その都度、物語から気がそれてしまい作品に入り込...
今回は短編集。 短編だからこそ使えるトリックって感じだったので、ミステリを求める人には物足りないかも。 そこそこは楽しめると思う。 気になるのは言葉遣い。その日本語おかしくないか?って表現があったり、数字の表記に違和感を感じたり……その都度、物語から気がそれてしまい作品に入り込めない。せっかく面白い話なのに、私はそこが残念でならない。
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シリーズ4作目ですが、地の文が減って読み易くなっていますし、【パリェッタの恋】での連続反転などミステリーの技巧も向上していて大分小慣れて来た印象です。 しかし、美星とアオヤマの関係は相変わらず進展しないですし、コーヒーやバリスタがなくても成立する話になっているので不満が残ります。
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京都の珈琲店タレーランの庭に 植えられたレモンの樹の秘密を描いた 「純喫茶タレーランの庭で」など、 「「このミステリーがすごい!」大賞作家 書き下ろしBOOK」掲載の5つの事件を収録。
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絶対に映像化不可能。というような見せ方が面白いが、書籍でしか楽しめないだろうというのはもったいないかも。
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