64(下) の商品レビュー
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48 なるほどやっと大枠が掴めた。 本庁が刑事部を陥れる理由は、警察本部長に自分の手駒である人材を配置することで自身の天領とするためか。 つまりロクヨンの闇情報を開示することで警察本部長、並びに刑事部長を辞任まで追いやろうって魂胆な訳か。 2022.0726読了 まさかのあゆみ家出事件は解決せず。 美那子と三上の二人が自分の中にあゆみが生きている世界を構築することで生きていく糧にすることを選んだ。 多分俺が見逃してる表現が死ぬほどあったろうけど一回読んだだけだとそう感じる。 小説読んだのはリアルに10年ぶりくらいか。 やっぱ映像作品と比べて難しいの一点に限る。 まず登場人物が文字でしか追えないために直感で思い出すことができない。 10ページも開いてしまえばそいつがどーゆー背景で何をしてたやつなのかは綺麗さっぱり忘れちゃう。 小説の一番苦手な部分はここだな〜。 あと64だからなのか分からないけど盛り上がる所少なすぎない?貯めて貯めて貯めてここっ! って時にあまり昂まりを感じなかった。映像作品のレベルが高すぎるのか。 それとも読書レベルが低すぎて本来読み取れる物が読み取れてないのか。楽しめるはずの部分で楽しめてないのか。 にしても64事件解決に至るまでの伏線張り時間は長すぎでしょ。 事件解決への進捗があまりにも少なすぎて。正直に言うとかなり飽きてた。 小説業界の最高点がこの作品っていうなら俺は一生小説にはハマれないな。 結局雨宮が事件解決の糸口を見つけて事件は一気に佳境へ突入するわけだけど今思えばそれも無理がないか?14年の警察の捜索って一人に出し抜かれるようなそんなぬるいもんなの? なんか逃げる側の工夫とかそこら辺も触れてほしかったな〜と思う。 どっちかって言うとサスペンスってよりサスペンスを取り巻く広報が抱える疑問や問題に三上が挑むって感じの構成だった。 事件情報の開示に向けて三上が警察を嗅ぎ回っていくうちに、警察組織から見た自分の立ち位置や立ち振る舞いに疑問を覚え、自分の中に寝る刑事心を確かにしていく感じ。ただし最後の最後で広報がロクヨンから解放されるまでは自分は広報でいようって決意を見た。 二渡の行動は結局よく分からんかった。 すべて目的行動原理は [警視総監視察を成功させることで刑事部長にキャリアを送り込み、最終的には自身がその席に座る] ってところか。 んで警視総監視察の成功=記者のボイコット阻止 になる訳だな。 記者のボイコット阻止をするために三上にコンタクト。三上は警務部広報課としてボイコットを阻止しなくてはならないからね。 、、、え? やっぱおかしくね? じゃあなんで二渡から [誤算はあったけどね] ってセリフが出たんだ? だって二渡からした三上の誤算ってのは詰まるところ、、、 二渡が想定した三上の行動パターン↓ 三上は警務部広報課だけど心は刑事部にある。だから刑事部を守るために広報課の仕事をほっぽって記者ボイコット推進派として事を進めるはずだ、、、 二渡の誤算改め三上が実際に行ったパターン↓ 赤間部長にあゆみ捜索の件で喉元を握られているため仕方なく広報課に付く。 つまりは記者ボイコットを死ぬ気で阻止する。 あ、合ってるわ。 ここまで自分で文字に起こさないと二渡と三上が最後なんであーゆー会話になったのか全くもって分からんかった。やっぱ小説ってむずいわ。 俺にはちょい早いorこの小説が難しい、読者にとって難解。である気がする。 あと記憶に残ってるのはやっぱあゆみが家で自分の顔を掻きむしったシーンか。 衝撃的すぎ。親三上、美那子の気持ちが計り知れない。自分の娘が死にたい死にたいなんて叫ぶ時親がしてあげられることってなんだろう。 しかもその原因が他にあらず自分が生まれ持ったこと顔つきってことに三上は何を思ったのか、、 美那子が自分と一緒になったことを後悔していないか疑心暗鬼になる気持ちも分からんでもない。 とまあこんな感じ。 総評 3.4点 小説のアベレージってもんがわからないから点数にピンと来ないんだけど、、、 までも小説の中じゃここくらいかな。 もっと上があることを信じ、期待と希望に胸を膨らませ結果この点数。 もっとしたかもしれない、、笑
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上巻は警察の広報官となった主人公の苦悩、刑事部と警務部の対立が中心、下巻から一気にミステリーに転換し上巻に散りばめらていた伏線を回収していきます。正直、上巻は退屈でした。
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警察にもいろいろな部署があって、それぞれの立場での正義もありながら、牽制し合ってるところがもどかしかった。使ってある表現が難しくて、途中で挫けそうになったけど、読んだあとはスッキリした。なんだか登場人物もごちゃごちゃしてるけど、読んでるうちに紐解かれていって納得できる組み立てがす...
警察にもいろいろな部署があって、それぞれの立場での正義もありながら、牽制し合ってるところがもどかしかった。使ってある表現が難しくて、途中で挫けそうになったけど、読んだあとはスッキリした。なんだか登場人物もごちゃごちゃしてるけど、読んでるうちに紐解かれていって納得できる組み立てがすごかった。
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2022.11 図書館借本 . 何日もに分けて読んだから途中で誰が誰だかわからなくなった。警察の広報の仕事を知らなかったからあまり想像できなかったけど、会見のシーンと新事件のシーンの緊迫感はすごかった。結局あゆみはどうしてるのかが気になる。この夫婦はあゆみが帰ってこなくても仕方ないと思うようになったということか、、そんな簡単には諦められないと思うけど、、。
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上巻があるなら下巻もと買った一冊 怒涛の展開の話だった。 64といわれる事件の解決の話ってより警察内部の問題の話って感じした上巻 下巻の後半は急に64事件の解決に繋がる事柄に 問題を新たな問題が潰したが、その問題がまた新たな問題を起こし、その問題を解決する為に動いたら過去...
上巻があるなら下巻もと買った一冊 怒涛の展開の話だった。 64といわれる事件の解決の話ってより警察内部の問題の話って感じした上巻 下巻の後半は急に64事件の解決に繋がる事柄に 問題を新たな問題が潰したが、その問題がまた新たな問題を起こし、その問題を解決する為に動いたら過去の問題が解決しそうになる見たいな感じで、正に怒涛の展開だった。 主人公の考えを細かく書いてあるが、深読みがすごく理解力のない自分にはちょっと難しかった。 主人公の娘はどうなった? 警務部と刑事部の関係は? なんとなく消化不良な所もあるが最後まで楽しめた小説でした。
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警察組織の闇。 階級社会に揉まれる主人公の葛藤。 仕事と家族を天秤にかけたとき、家族を優先することのできる人間でありたいと思う。 一連の事件を終え、64関係者の心境はどうなっているのか。 あゆみちゃんは、どこかで生きているのか。 読後に色々と考えさせられる作品。
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2022/11/5 読了 上巻のジリジリと進んでいく感じから一気に話が進み、また話の熱に熱が帯びてきた。
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面白かった。 推理が二転三転し、ようやく真犯人に辿り着いたとおもってからの、大どんでん返し。バラバラだったピースが見事にはまる、完璧な伏線回収。 結末は思ってもみないものだったが、説得力があり納得。 冤罪は怖い。警察が犯人だと決めてしまえば、こんなにも簡単に犯人にされてしまうの...
面白かった。 推理が二転三転し、ようやく真犯人に辿り着いたとおもってからの、大どんでん返し。バラバラだったピースが見事にはまる、完璧な伏線回収。 結末は思ってもみないものだったが、説得力があり納得。 冤罪は怖い。警察が犯人だと決めてしまえば、こんなにも簡単に犯人にされてしまうのだと思うと恐ろしい。それも、何が何でも犯人を逮捕したいという純粋な正義感からくる思い込みによるものならまだしも、冤罪と知りながら、自らの保身や名誉、出世のために犯人にされていたのだとしたら……そのために無実でありながら何年間も刑務所に服役してきた冤罪被害者の怒りや絶望はいかほどかと想像することもできない。
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【二〇一二年のミステリー二冠! 究極の警察小説登場!】 昭和64年に起きたD県警史上最悪の事件を巡り警務部と刑事部が全面戦争に突入。その狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる。 豪華キャストで映画化された作品。 映画を以前観たもののあまり印象になかったのだが、評価も高か...
【二〇一二年のミステリー二冠! 究極の警察小説登場!】 昭和64年に起きたD県警史上最悪の事件を巡り警務部と刑事部が全面戦争に突入。その狭間に落ちた広報官・三上は己の真を問われる。 豪華キャストで映画化された作品。 映画を以前観たもののあまり印象になかったのだが、評価も高かったので原作を読むことに。 上巻では警察とマスコミの対立を丁寧に描きスローテンポ。下巻では題名にもなっている過去の未解決事件がやっと動き出す。 全体的に緩やかな展開だっただけに、ラストに向けてのテンポの良さがよかった。 物語上の伏線もそこで回収される。 私が想像していた警察小説とは違った事件解決と言うよりは警察組織とは何かに焦点があてられた作品で物足りなさがあった。 登場人物の多さと、部署、部署同士の関係性などこんがらがることも多く映画とセットで楽しむ事をおすすめしたい。 仕事とは何か、正義とは何かを考えさせられる1冊だ。 こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ ・警察小説が好きなひと ・池井戸潤作品が好きなひと ・仕事小説が好きなひと ・ミステリーが好きなひと ・男性
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一向に話が進まないので何度も挫折しかけましたが、交通事故で亡くなった銘川さんの情報を開示してから以降はとにかく面白い!!そして、ネタバレになってしまいそうなので多くは書きませんが、松岡参事官がとにかく超絶カッコ良かったです♪ 正直、映画は絶望的に退屈(原作に対して忠実過ぎた)でしたし、原作も映画ほどでは無いにせよ途中まではかなり退屈(細かな心理描写が見どころ)でしたが、原作の後半以降はかなりおススメ!!
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