輪廻の蛇 の商品レビュー
ハインラインらしく自由がテーマの奥底に流れている中・短編集。 後期のハインラインよりも、もっと文学的に思想が読み取りにくく書いてあるので刺さりにくい人も多いかも?
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表題作「その発想はなかった」と、奇天烈さにひっくり返った。ただ、「こうなることが決められていた」運命の物語であっても、説得力がほしいところ。 タイムリープの綺麗な輪が完成されているのだけど、主人公がなぜその行動をとったのか分からない部分があるのと、性別が途中で変わるのはさすがに都合良く感じてしまう。 好みでいうと「かれら」が好き。これを狂っていると言いきれない人間存在の不確かさ。オチで膝をうった。面白い。
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右寄りというイメージの大きいハインラインだが、意外とこういう作品も書くのだなとイメージを覆された。表題作は『プリデスティネーション』の原作である。この短い話を一本の映画にした手腕は脱帽。個人的にはそこまで響く内容ではなかったが……。 不条理的な世界からユーモアのある世界など様々で...
右寄りというイメージの大きいハインラインだが、意外とこういう作品も書くのだなとイメージを覆された。表題作は『プリデスティネーション』の原作である。この短い話を一本の映画にした手腕は脱帽。個人的にはそこまで響く内容ではなかったが……。 不条理的な世界からユーモアのある世界など様々でなかなかに良かった。
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それでもハインラインなら・・・ハインラインならきっとなんとかしてくれる! と思いながら読んだけど、全然面白くなかった。いくら仙道でも、なんとかしてくれないときもあるんだな。 これを深読みしながら面白く感じれる人、勢い余って映画化しちゃう人たちはスゴいよ。
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「ジョナサンホーグ氏の不愉快な職業」をなんとか読み終え、輪廻の蛇に取り掛かったところで挫折。壮大なセンス・オブ・ワンダー、SF世界での西部劇っぽい洒落と軽妙さ、こういうものがあまり楽しめなくなった。ごく若い頃は楽しんで読んだ類だなと残念に思う。
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SF界の大家ロバート・A・ハインラインの中短編集。表題作『輪廻の蛇』を含む6編が収録されている。 『ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業』 謎の男ジョナサン・ホーグから「昼間の自分が何をしているのか調査して欲しい」との依頼を受けた探偵夫婦が遭遇する未知なる体験。本書の半分以上を占...
SF界の大家ロバート・A・ハインラインの中短編集。表題作『輪廻の蛇』を含む6編が収録されている。 『ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業』 謎の男ジョナサン・ホーグから「昼間の自分が何をしているのか調査して欲しい」との依頼を受けた探偵夫婦が遭遇する未知なる体験。本書の半分以上を占める中(長)編。 『象を売る男』 死別した妻との思い出に浸りながら各地を遍歴する老人が、不思議な博覧会へと導かれるファンタジー。これは老人が最期に見た夢の世界か。 『輪廻の蛇』 酒場を訪れた男がバーテンダーに語る"奇妙な"身の上話。そして明らかになる、男とバーテンダーの"奇妙な"関係。20頁ほどの短い尺の中にタイムパラドックス要素が凝縮されている。短い作品なので、一読で分からなければ是非読み直してみよう。(映画化作品は『プリデスティネーション』。) 『かれら』 とある体験をきっかけに、周囲の人々が信用できなくなった男。彼は何を体験したのか。果たしてその真相とは。 『わが美しき町』 意思を持った"つむじ風"を巡るコメディ。どことなく風刺を感じさせる作品。 『歪んだ家』 "四次元建築(?)"の家から抜け出すことが出来なくなった男女。果たして彼らはこの家から脱出することができるのか。これは・・・コメディかな。 6編とも面白くないわけではなかったが、これといって心に残るものはなかった。表題作『輪廻の蛇』は、タイムパラドックスものとして有名な作品で、短くすぐにも読み終えることが出来るので、とりあえず先に『輪廻の蛇』を読んでしまうのもあり。
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輪廻の蛇を読んでみたくて購入(短編集)。 それだけ読んで他の作品は未読。 当の輪廻の蛇は、すごく短くてちょっと残念。
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It was entertaining. プリデスティネーションの原作目当てで読んだから他の作品にはあまり期待してなかったけどなかなか良いものもあった。 リーディングタイトルの「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」も、少しモヤモヤするところもあったけど、まぁ綺麗にまとめられてたん...
It was entertaining. プリデスティネーションの原作目当てで読んだから他の作品にはあまり期待してなかったけどなかなか良いものもあった。 リーディングタイトルの「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」も、少しモヤモヤするところもあったけど、まぁ綺麗にまとめられてたんじゃないだろうか。 ハインライン作としては「夏への扉」からは程遠かったかな。
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表題作のみ読了。 『夏への扉』の解説で、タイムパラドックス的な面白さは本作で楽しめるといったコメントがあったので、読んでみた。たしかにスーパータイムパラドックスものだった。 おやおやと思って3回くらい読み直してたら、Wikipedia先生 ( https://ja.wikipe...
表題作のみ読了。 『夏への扉』の解説で、タイムパラドックス的な面白さは本作で楽しめるといったコメントがあったので、読んでみた。たしかにスーパータイムパラドックスものだった。 おやおやと思って3回くらい読み直してたら、Wikipedia先生 ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%AA%E5%BB%BB%E3%81%AE%E8%9B%87 ) が時系列をまとめてくれてた。 結局、最後の方の「1972年の歴史的失敗」とか「1963年の原爆の失敗」あたりは詳細は語られないのか…。 映画化もされてる。 https://twitter.com/kure/status/1345370178779897856?s=20
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短編集ですが、トップバッターを飾る「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な職業」で本の半分以上が占められており、残りのページを他の短編五作で分けっこしている、という構成。このトップバッターになかなか癖があり、結構苦戦してしまった; 本全体を通して難解だったり独特の混沌感があったりして、好みが分かれそうな一冊だとは思いました。 個人的に一番好きだったのは「わが美しき町」。つむじ風「キトン」の、あたかも人格があるかのような書かれ方が可愛らしく、そこに新聞記者の視点から繰り出される政治批判が風刺が効いていて痛快です。 頭ではさっぱり理解が追いつかないものの、SF的視点で面白かったのは「歪んだ家」。これ、映像化するのは困難でしょうが、最近の技術をもってすれば可能なのかな……空間を折り畳む……だめだ、さっぱり想像できない(笑) 表題作「輪廻の蛇」は、これを原作とする映画「プリデスティネーション」が気になりつつ観ず終いになっていたので、機会があったら観てみたいな。タイムパラドックスを題材にした作品は数ありますが、上手にまとめるのは難しい……。
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