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母親ウエスタン の商品レビュー

3.7

34件のお客様レビュー

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2015/03/18

 いろいろな人の母親役をやってフラフラしている主人公。自分が母親になったからか、「今まで関わった子どもたちのこと、殆ど覚えていない」というのは、全然納得がいかなくて…そこは不満だけれど、全体的には面白かったので星-1で。

Posted byブクログ

2015/02/28

父子家庭の家に入り込み、他人の母親になる広美。母親が必要な家と、子供が必要だった広美、現在と過去を交互に進めながら話が展開していく。リアリティは置いといて、面白いストーリーだった。

Posted byブクログ

2015/02/21

母性愛とは違う何か.強いて言えば人間愛だろうか. それにしても歪で不器用な感じがする. 主人公の思考が読めず,只々不思議な感覚だけが残る. 天童荒太さんの「悼む人」にも同じ印象を受けたが,それ以来かも.結末を読むと少し納得しました.奥深く,評価が難しい作品. 以下あらすじ(巻末よ...

母性愛とは違う何か.強いて言えば人間愛だろうか. それにしても歪で不器用な感じがする. 主人公の思考が読めず,只々不思議な感覚だけが残る. 天童荒太さんの「悼む人」にも同じ印象を受けたが,それ以来かも.結末を読むと少し納得しました.奥深く,評価が難しい作品. 以下あらすじ(巻末より) いつも行く食堂で出会った女の名は、広美といった。気づけば死んだ妻に代わり、子供たちの面倒を見てくれるようになっていた広美。しかしまたある日突然、彼女は家族の前から消えてしまう。身体一つで、別の町へと去って行ったのだ―。家族から次の家族へ、全国をさすらう女。彼女は一体誰で、何が目的なのか?痛快で爽快な、誰も読んだことのない女一代記。

Posted byブクログ

2015/01/23

「人生オークション」「東京ロンダリング」を読んでいたので購入しました。 原田さんは素材選びが個性的で、設定だけでワクワクします。 が、この作品はなかなかページが進みませんでした。 合わなかった…というより、主人公の広美がフワフワしすぎて体温を感じられなかった。 終盤に広美の過去...

「人生オークション」「東京ロンダリング」を読んでいたので購入しました。 原田さんは素材選びが個性的で、設定だけでワクワクします。 が、この作品はなかなかページが進みませんでした。 合わなかった…というより、主人公の広美がフワフワしすぎて体温を感じられなかった。 終盤に広美の過去を知るまで、読者である私は世界に入り込めず、ストーリーの傍観者で文字をなぞっているだけのような気分でした。 テーマは今よくテレビや雑誌でも取り上げられることが多い「母と子」の関係です。 終盤で、遠野なぎこさんのブログに通ずるものがあるように感じました。 時間を置いて再読したい作品。

Posted byブクログ