月光のスティグマ の商品レビュー
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幼馴染の美人双子姉妹に翻弄され続ける主人公・淳平の半生。 前半は彼らが中3のとき、阪神大震災に遭い、家族を失うところまで。後半は、その15年後、淳平が検事になり、内偵を行う先の政治家の秘書として現れた優衣との再会から。 そこから不運なことに、東日本大震災、アルカイダのテロ。歴史を揺るがした大きな災難に立て続けに遭う。 スケールの大きさには感心する。そして、政治のことも相当勉強したんだろうということが伝わる。ものすごい取材量だ。しかし、あまりにも非現実的すぎて、途中で共感ができなくなってしまったのも確かだ。 1日で読み切った。 もっと中山七里作品を読んでみたい!
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面白かった、とは言いづらい内容だけど…ふぃくしとはいえ、自分ではどうしようもない災厄に巻き込まれた人たちがどう生きていくのか、罪とはなんなのかとかを考えさせられる作品だった。
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何だかなぁ。いろんな要素を盛り込んであるけど、消化不良気味だよね。災厄に弄ばれる男女の物語りなんだろうけど、双子の設定も効いてないというか描き込み不足だと思う。だけど一気読みだったことも確かで、作者の腕は問題ないから、狙ってこう書いたんでしょうね。だとすると作者の狙いがよく分から...
何だかなぁ。いろんな要素を盛り込んであるけど、消化不良気味だよね。災厄に弄ばれる男女の物語りなんだろうけど、双子の設定も効いてないというか描き込み不足だと思う。だけど一気読みだったことも確かで、作者の腕は問題ないから、狙ってこう書いたんでしょうね。だとすると作者の狙いがよく分からないや。
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阪神淡路大震災で被災した主人公 神川淳平と、幼馴染の双子姉妹。 震災で運命を歪められて、悲劇へと向かう姉妹の優衣と、彼女を守ろうとする淳平。 悲しい話だった。
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主人公の兄が殺されるエピソードは必要だったかな?最後のテロリスト急襲を決断したのは「総理にされた男」の真垣総理
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震災の恐ろしさがよみがえってくるようだった。 サスペンスって感じはあまりしなかったし、結局、政治家のマネーロンダリングの謎はわかったようなわからなかったような・・・だったけれど、読み応えがあった。 できれば、優衣と淳平には幸せになってほしかったな。
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うーん。 どこに焦点を当てて読んでいいのかがちょっと分からなかった。主人公の純愛というには主人公が酷いし、調査やミステリを取り扱うにはいささか影が薄い。そして震災を書くには……………なんだろう。主役級のネタが多すぎてどれから食べていいのか分からないまま時間が終わってしまったみ...
うーん。 どこに焦点を当てて読んでいいのかがちょっと分からなかった。主人公の純愛というには主人公が酷いし、調査やミステリを取り扱うにはいささか影が薄い。そして震災を書くには……………なんだろう。主役級のネタが多すぎてどれから食べていいのか分からないまま時間が終わってしまったみたいな感じ。
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主人公がいまいちの気はするが、まあまあ面白かった。本当は、地震の火事で生き残った方はこれで正しかったのだろうか?いずれにしてもどちらも死んでしまうし、かなり寂しい気がした。
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この、ちょっと恥ずかしくなる表紙からは想像つかないグローバルな展開へ。「どんでん返しの帝王」、今回はどんでん返しはなかったのかな?最後の告白も予想通りの展開だったので、盛り上がりに欠けた。遥子が不憫でならない。 ちょっと評価は厳しめに。
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市立中央図書館より。 -- 壮絶なお話。 一卵性双生児の一人、優衣と再開した後、身体を重ねるやうになつた淳平。ベッドシーンはリアル。煽情的と言うてもいい(*^_^*)。 壮大なスケールで描く個人的な話、とでも言へばいいのか、形容が難しい(^O^)。 まあ、面白かった。
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